「田舎っぺうどん」 @ 熊谷


 仕事で熊谷に向かった。
 昼食で、上司が“気になるお店がある”と言うので、足を運んでみた。


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 その名も「田舎っぺうどん」。
 あとから調べって判ったことだが、熊谷を中心に加須、北本、上尾にグループ店を展開する大手。創業45年を数えるそうだ。


Inkpu_ins01  店内、活気がある。
 スタッフさんたちの流れるような所作。見惚れてしまう。


Inkpu_table01  卓上にはこしょう、胡麻、七味唐辛子。
 奥のメニューを手に取り、オーダーに迷う。
 迷うのもまた楽しい。


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 「名物」の文字に惹かれて、
■半きんぴらInkpu_halfkp01
 極厚に切られている。
 牛蒡の甘み、香りがガツンと味わえる。もちろん人参も。このコントラストはきんぴらの醍醐味だ。


 温かいつけ汁うどんから、
■うま辛肉・大もりInkpu_umkrdm01
 うどんは角のエッジが残っっている。見事な手打ち。
 茹で加減は好みによって選べる。柔らかい麺も美味いしね。
 熱もりも可能。Inkpu_umkrdm02


 つけ汁はやや細かに切られた豚肉がいっぱい。
 この大きさが良いのかな。豚肉の甘さが辛さの中に優しい輪郭として現れる。美味し。Inkpu_umkrdm03


 こちらは同僚が注文したもの、同じく温かいつけ汁うどんで――
■塩肉ネギInkpu_sionkng01
 塩ベースの澄んだスープだ。
 (スープはなに何出汁なのか? 鶏?)
 こちらには胡椒が合うそうで、美味そうに頬張っていたぞ。


Inkpu_yudyuw01  〆にスープをうどんの茹で汁わって飲む。
 余韻を味わうべし。


 会計時に撮っ写真をいくつかUpしておく。Inkpu_regi02
 なんと、うどんやきんぴらだけでなく、つけ汁までがTake-Out可能。
Inkpu_regi01  こしょうや自家製唐辛子まで売っている。こしょうも自家製ってこと!?Inkpu_kouri01



 食べ終わって、不思議な郷愁感につつまれていることに気がついた。
 ――そうか、これって「武蔵野うどん」だ……


 日本全国にご当地うどんがある。
 有名なところだと、香川の讃岐うどん。秋田の稲庭うどん。前者が“手打ち”、後者が“手延べ”の代表格かな。
 他にも……、長崎の五島うどん、富山の氷見うどん、三重の伊勢うどん、群馬の水沢うどん。愛知名古屋の味噌煮込みうどんを挙げる人もいるかも知れない。


 で、関東武蔵野台地では小麦を作るところが多く、地粉の文化が発展した。そのうどんを「武蔵野うどん」と呼んだ。


 Wikipediaで「武蔵野うどん」を引くと、“普及範囲”の項にこう記されている。
『武蔵野とは、狭義には「埼玉県・川越以南、東京都府中までの間に拡がる地域」、広義には「武蔵国全部」ともされているが、「武蔵野うどん」の特徴を備えたものは、多摩地域の北部(小平市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、清瀬市、西東京市、東大和市など)から埼玉県川越市付近までの武蔵野台地上のエリアを中心に、北は埼玉県北本市や加須市、熊谷市、比企郡、東はさいたま市大宮区など、埼玉県の平野部全体に見られる。』
 この後半部分、これはここ「田舎っぺうどん」のことを指して言っているのではなかろうか。


 「田舎っぺうどん」は武蔵野うどんの正当なる継承者に違いない。


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「Bistrot Taka」 @ 湯島

 去年の9月の話。
 Upが遅くてごめんなさい。


 天神下から向かった。
 湯島天満宮を突っ切るのが近道だ。


Ysimtj_night00
 湯島天満宮には泉鏡花の筆塚があって、Free-Writerなどとうそぶいている自分は、その筆力にあやかりたくて手を合わせたりもするが、この日は予約した時間がせまっていたので寄らなかった。


Ysimtj_night01
 裏から入って、お参りして、正面参道に出て、右の路地に入る。


 おぉ、端麗な一軒家レストラン。Taka_outs01

 袖看板が良い雰囲気をかもし出している。
 Bistrot Takaと店名のみを掲げている。奥ゆかしくも、それは自信の現れか。


 内装も素敵だ。Taka_ins01

 コーナーにある蝋燭立て。荘厳なデザインのドア。ドアの硝子に施された装飾。Taka_ins02

 カトラリーにも品があって、重みがあって――。
 ……良い感じの緊張感だ。


 某予約サイトから3杯ペアリングのコースを予約してあった。


 1杯目は泡。
Richard CheurlinTaka_awa01

 インポーターは株式会社ラシーヌ。ラシーヌのページをリンクしておく。


■アミューズTaka_amuse01

 自家製ハム。なんと7ヶ月熟成だそうだ。


■前菜その1Taka_frictura01

 鱧のフリッター。
 鱧はあえて厚めの骨切り。
 下はトマトとビネガー。緑色はエストラゴン。
 「Bistrot Taka」、夏の定番のよう。
 かろやかで、でもパンチがあって。コースの序盤から心を奪われてしまう。


■全粒粉とライ麦のパンTaka_pan01

 香り良し。


Pernand-VergelessesTaka_wine01

 ブルゴーニュのシャルドネ。キリリと美味し。
 インポーターである出水商事株式会社のページをリンクしておく。


■前菜その2Taka_foiegras01

 フォアグラ。
 フォアグラの上に黒トリュフ。下は蕪。
 ポルト酒とマデラ酒を使った甘めのソースが全てをたおやかにまとめている。
 スペシャリテ? 美味かった~。


■スープTaka_csoup01

 アルザス風シュークレートの冷製スープ。
 アルザス地方のシュークレートは有名。キャベツを自然発酵させたもので、ソーセージの付け合わせなどによく見かける郷土料理。
 それを冷製スープに?
 味の説明が難しい。キャベツの甘さとほのかな酸味。
 こんなスープ、初めて!


■魚料理Taka_hirame01

 ヒラメのポアレ。
 下には冬瓜、手前のムール貝はモンサンミッシェル産。
 それらが海苔のソースの上で仲良く泳いでいる。
 文句なし。


LES GRAVES DE VIAUDTaka_wine02

 ボルドー。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランのブレンド。
 なめらかだけれども、しっかりとしたボディもある。
 こちらもインポーターは出水商事。同じエチケットの画像は見つからなかった。“生産者情報”のページをリンクしておく。


■肉料理Taka_coushi01

 フランス産仔牛のロティ。
 手前はジロール茸。
 付け合わせの野菜らも美味であったので、別アングルの写真もUpしておく。Taka_coushi02

 こちらも説得力ある味わいで――。合掌。


■デザートTaka_fruitss01

 フルーツサラダ。
 4酒のお酒に漬け込んだ果実たち。香草を効かしたお酒も合わせてあり、複雑の香りと味わいだ。
 上はライチのソルベ。緑色はフレッシュ・バジル
 まさに“宝石箱”のような……。
 ――ダメだ。これはもはや手垢の付いた表現だ。
 あぁ、泉鏡花ならば、なんと表現するだろう?
 やっぱり、筆塚に手を合わせてくれば良かったなぁ。


■カフェTaka_okashi01
 キュートなスプーンに乗っているのは、レバーブと木イチゴの自家製ジャム。
 柑橘(メモなし)の皮は三温糖とゲランの塩でまとめられている。
Taka_coffee01  コースの余韻に身をまかせつつ……。


 ――以上。
 湯島天満宮のすぐ近くにこんな本格的なフレンチがあったとは。


 最後に美しい袖看板の写真を。


Taka_outs02

 

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「一味真」 @ 千住大橋

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 千住大橋一味真。秘密にしてきたお蕎麦屋さん。
 前回(4th.)の訪問は2019年10月5日のこと。
 お店ホームページによると、その後少しの間休業されていたようだが、この3月9日から、馴染み客の電話予約のみだが、営業を再開したとのこと。
 全面再開を祈願し、今までいただいてきた蕎麦たちをここにUpする。

 お店は足立市場の近く。外観写真に写っている道は国道4号・日光街道。

1mishin_ins01 1mishin_isus01 1mishin_annai02 1mishin_annai01

 店内には電動石臼機が鎮座し、店主のこだわりが溢れでた案内書きが貼られている。

 メニュー写真を載せておくが、都度変わっていくのでそれぞれ一品は一期一会と思った方が良い。

1mishin_menu01 1mishin_menu02 1mishin_menu03 1mishin_menu04 1mishin_menu05 1mishin_menu06 1mishin_menu07 1mishin_menu08 1mishin_menu09 1mishin_menu10 1mishin_annai03

 1st.
■芝海老つまみ揚げ天せいろ ¥19801mishin_sebtmags01 1mishin_sebtmags02 1mishin_sebtmags03
 野菜天も付いている。揚げ油は“綿実油”。軽やかに美味し。
 芝海老のつまみ揚げは最高である。
 あぁ、酒をいけば良かった。

1mishin_sebtmags04  蕎麦は極細引き十割。
 辛目の蕎麦つゆが、この十割の甘みと風味を引き立てる。

1mishin_sebtmags05  〆の濃厚蕎麦湯がまた宜しい。

 2nd.
 この日は散歩の時間計算を誤り、昼営業が終わった15時過ぎに到着。
 油の火を落としてしまっていたのだろう。ざるそばなら出来るとのこと。
■ざるそば1mishin_zarus01
 海苔は江戸前海苔。

 無理を頼んでしまったな。反省。
 温かく迎えてくれた店主&女将さんには、ほんとう感謝。

1mishin_zarus02  蕎麦は二八だったかな。
 人柄を現すような、和やかな味わい、バランスだった。1mishin_zarus03

 3rd.
 念願の酒!1mishin_menus

 まずは……。
■春霞(燗)1mishin_harugasumi01
 お通しの小魚の佃煮がうれしい。

■昆布巻きニシン,なめこおろし1mishin_kbmn_nmko

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1mishin_nmko_up

 いやいや、酒がすすんじゃって――。
 「本州一」も燗でいったのだが、写真は割愛。

 日本酒はメニュー写真の他に、「YK35 北雪 純米大吟醸」「醴泉 純米大吟醸」「大那 純米大吟醸」などもあった。
 店主、利き酒士でもあるので、流石の品揃え。

■力そば(肉南蛮仕立て)1mishin_chikaras01
 肉南蛮で、焼き餅も入って、パワフルな逸品。1mishin_chikaras03
 三つ葉とゆず皮が良い仕事している。
1mishin_chikaras02  これも最高。

 4th.
■レモンサワー1mishin_lemons

 アテを頼んだら、「モツが入っていますが、宜しいですか?」との確認が。
 「はい。よろこんで!」
■牛すじ(もつ混、味噌煮込み)1mishin_nikomi01
 あぁ、この味噌ならば日本酒が合ったかも、だ。

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 玉子も入って、サービス満点の煮込み。途中で割って味変である。味噌と合う~。

■国産ぜんまいと車麩の煮物入りそば(冷やかけ)1mishin_zenmfs01
 あら、半熟玉子がかぶった。まぁ、それも良し。

 ぜんまいの他に、タケノコやこんにゃく、お肉に油揚げも入って五目そば風。
 その中で車麩の存在感が素晴らしい。1mishin_zenmfs02
 食べ応えあり。

■濃厚蕎麦湯1mishin_sobay
 別注。

 先に書いたが、メニューは一期一会。
 ビビッときたものを注文しないと後悔するよね。
 「一味真」はそれを再認識させてくれた蕎麦屋さん。

 全面再開を祈願して……。

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「台所屋」 @ 岩本町

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 出張の際にランチ利用したお店。


 自分、平日のランチは概ね社食である。なので出張先でのランチは目先が変わるようで楽しい。
 出張先でお弁当が用意されていることもある。が、それだとちょっとつまらない。
 食事処が近傍にあるのなら、自由に外食させてもらったほうが嬉しい。
 とは言え、昼食休憩は限られた時間であるから、その時になってお店を探しているようでは昼食難民になりかねない。故に手ごろで使えそうな(そして美味しそうな)お店を事前に探し出しておく必要がある。
 自分、この出張先でのランチ店探査、けっこう好きだ。


D191008_lm  今回、蕎麦屋、中華屋だのに混じって、目星をつけていた一軒がこの「台所屋」である。
 出張は4日間にわたるものであったのだが、初回で気に入って結局4日連続でお邪魔した。


Didkry_lm Didkry_ins01


 1st.。
 魚系メニューも用意されているが、お肉料理が看板メニューのよう。
■鶏モモ山賊焼Didkry_snzky01
 たっぷりのサラダに加えて、副菜・小鉢も付いてきて、健康バランス配慮型。
 メインの鶏モモは醤油ベースのしっかりした味付け。日本人ならばこの風味を否定する者はいないであろう完成度。美味。Didkry_snzky02
 これが¥780! しかも、ご飯、みそ汁のお代わり無料で、13時以降ならばコーヒーまで付く。
 ――感涙。


 2nd.。D191009_lm
 続けてお肉メニューで。
■牛100%ハンバーグDidkry_hmbg01
 副菜のもやしナムルも手堅い味付けて美味しかった。
 メインのハンバーグは言わずもがな。
 このソースのてかり具合を観れば想像つくであろう。Didkry_hmbg02
 一応、断面写真もUpしておく。Didkry_hmbg03
 ¥880は、素晴らしいコスト・パフォーマンスと思う。


 3rd.。D191010_lm
 この日は日替わりのセットをチョイス。
■豚ロース ポークチャップソースDidkry_porkc01
 ポークチャップ……、久しぶりだった!Didkry_porkc02
 豚テキもしっかりとした厚みでよろしい。Didkry_porkc03


 この日の副菜は結構自分の好みのタイプ。
 白飯にかけていただいた。Didkry_porkc04


 4th.。D191011_lm
 (こうなってくると、毎日変わるメニューボードを見るのが楽しみだ)
 本日の焼き魚“目抜塩糀”とどちらにすべきか迷った。
 でも次はいつ来られるか判らないので、レギュラーメニューでいただいていないこちらを。
■豚と野菜の旨塩炒めDidkry_byumas01
 あぁ、これも美味し。旨塩炒めとは良くも名付けたり。Didkry_byumas02


 以上。
 結局、お肉メニューばかり行っちゃったな。
 焼き魚、最後に行っておけば良かったか……。うじうじと考え込む。


 でも本領発揮は夜なのだろうなぁ。美味しそうな日本酒が掲示されていたし。
 誰が言ったか『居酒屋ランチは侮れない』。まさに「台所屋」のランチはそれだった。


Didkry_door01


 

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「はなおか」 @ 大塚

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 豊島区“大塚”。いまここは「日本酒居酒屋の聖地」などと呼ばれる。東京の日本酒ブームを牽引する街だ。
 大塚のDeepな(いや全角で)Deepな一区画、三業通り。
 この曲がりくねった路の中腹に「はなおか」がある。

Hnok_outs01

 Deepさが伝わる情報かと、ちょっと脱線するが……、
 外観写真、エフェクトでぼかしたけれど、お隣は名割烹「松し満」。大塚で芸者を呼べる数少ないお店のひとつだ。

Hnok_menu00  Hnok_annai00 「はなおか」はコースに日本酒をペアリングするスタイル。

Hnok_menud00

 ではでは、この日いただいた料理と酒を。

 まずはこちら、
◆Coedo 瑠璃Hnok_coedo00
 クリアな色味。透明感有すピルスナー。味の印象はまさにこの色のとおり。

Hnok_hashi00 ■南瓜 甘酒 すり流しHnok_kbcy01  
 上に散らしてあったのは何だったけ? シナモン?

■桃 サラダ蕪 ホワイトセロリ 白和えHnok_sirae01
 この組み合わせ、よくぞ!

 先の料理二品に合わせたのがこちら。
◆鳳凰美田 純米大吟醸 & 會津宮泉 純米吟醸Hnok_sake01
 “鳳凰美田”――解説不要か。栃木は明治5年創業の「小林酒造」が醸す逸品。
 栃木は結構マニアックな酒蔵が多いよね。「仙禽」とかね。
 「小林酒造」からのリンクを「栃木県酒造組合」のページにしておく。興味のある方は是非チェックしてみて。

 “會津宮泉”は、自分としては「冩樂」のイメージが強い「宮泉銘醸株式会社」の逸品。
 こちらのリンクはWebメディア「SAKETIMES」の記事で。

■季節野菜 天ぷら 香塩Hnok_tnpr00
 写真左は新富町でもいただいたことのある“ドラゴンフルーツ”。

■ところてん トマト 西瓜 三杯酢Hnok_tkrtn00
 西瓜のすっきりとした甘さが絶妙にマッチしている。
 いやいや、繰り返しになるが、この組み合わせ、よくぞ!

 合わせたお酒はこちら
◆黒龍 特吟50 & 浦霞 禅Hnok_sake02
 “黒龍 特吟50”は以前“特選吟醸”と謳っていたシリーズのよう。50%の精米歩合ならば“大吟醸”と銘しても良さそうなものを。

 ラベルの絵が可愛い“浦霞 禅”。
 浦霞のホームページに「浦霞禅誕生物語」なるページがあったので、そちらをリンクしておく。

■勘八 漬け / 真鰯 なめろうHnok_otkr00
 お造りも、ちゃんと仕事している。
 にしてもね、立派なお皿で……。それに負けないお造りで。

 この辺まで先の“浦霞 禅”で行っていた。
 “浦霞”は入手しやすい銘柄だけれど、自分、“禅”は初めて。
 しっかりとした味わいの刺身らに優しく寄り添うような酒だった。

 お酒のサーブはこちらの呑みのペースに合わせてくれる。
 なので、マイペースに呑んで良し。

◆瑞冠 純米Hnok_sake03
 広島は「山岡酒造」の逸品。
 自分、山岡酒造さん初体験かも。裏ラベルの写真もUpしておく。
 合鴨農法の新千本なるお米で造られている。Hnok_sake03k Hnok_ocyko00

 この“瑞冠”、ゴルゴンゾーラの香りとマッチしていた気がする。
■モロヘイヤ ゴルゴンゾーラチーズ 茶碗蒸しHnok_cywnms01

◆新政 Colors 生もと純米 生成(エクリュ)2018Hnok_sake05
 “生もと”の“もと”は酉(トリヘン)に元ね。
 これまた説明不要か、「新政酒造」。裏ラベルをUpしておく。Hnok_sake05k

■和歌山県産 鮎 花椒煮Hnok_ayu01
 右の塊は“うるか”だったか。鮎の酒盗である。
 これ、絶対酒に合うから(酒を盗みたくなるほど)。

 鮎の断面を。Hnok_ayu02
 しっかりと煮染められている。
 “花椒(ホアジャオ)”って、よく麻婆豆腐などに使われるスパイスだけれど、それを鮎に合わせる英断。美味し~!!

◆日輪田 山廃純米Hnok_sake04
 宮城は「萩野酒造」の逸品。Hnok_sake04k
 これまた初体験。
 それにしても「はなおか」さんの日本酒セレクション、そして料理とのペアリングは超絶だ。

■群馬県産 かぶちゃん豚 低温調理 牛蒡飴Hnok_buta01
 “かぶちゃん豚”は群馬県蕪木養豚が開発した銘柄ポーク。
 手前が“牛蒡飴”。ゴボウの香りがこの豚に合う。Hnok_buta02

 とどめの酒がこれ。
◆高清水 生もと特別純米Hnok_sake06
 ――これまた説明不要だろう。「秋田酒類製造株式会社」。
 でもでも秋田酒類製造さんのホームページで探しても、このラベルは見つからない……。
 ひょっとしたら、特別な一品か(説明があったかもだが、失念無念)。
 薄く黄金色、とろりとした旨い酒であったことは覚えているけど!Hnok_sake06a

■酒肴Hnok_sakana01
 (これメモなし、ご容赦)

■平飼い鶏 海苔卵ごはん お吸物Thnok_tkg02 Thnok_tkg01
 〆のごはんに“塩結び”も選べるけれど、ビジュアル的にはこちら、海苔卵ごはんが勝るであろう。
 “平飼い”だから旨味濃厚。
 白身を海苔と合わせてメレンゲにする一手間。
 最高クラスのT.K.G.。

 Thnok_ocya01 以上。
 料理も酒も高いレベルでマッチング。
 どの料理も日本酒に最適化され、その上、意外性・驚きがあった。
 これで――ペアリングの酒代込みで――ひとり税別¥10000以下。
 合掌。

Hnok_outs02

 

 


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「マキオカ」 @ 西台

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 坂崎仁紀著「うまい!大衆そばの本」(スタンダード・プレス株式会社)で知ったお店。
 『かつて西台駅周辺には「牧丘グループ」の店が三店舗あったわけだが、今や大東文化大学前の「マキオカ」が唯一の店舗となってしまった』と記され、“都営三田線沿線の発展をみつめてきた”お店と紹介されている。

 母体は練馬区の株式会社宮原製麺とのこと。なるほど製麺所が運営しているから、このクオリティがこの値段で提供できるのね。Makioka_menu01

 店内はL字カウンターのみ。
 お茶をセルフで入れて、待つことほんの数分。
 流れるような作業を見ているのも愉しい。Makioka_ins01

 1st.
■なす天そばMkok_nasut_sb01
 天ぷらは薄ころも。
 普通、蕎麦屋の天ぷらはころも厚めだとおもうが……ころもに沁みるそばつゆもオツだし。
 ころもが薄いと素材の旨味がよりダイレクトに来るようで良い面もある。Mkok_nasut_sb02

 2nd.
■ミニ牛丼Mkok_mngyud01
 甘めのつゆ、そして汁ダク。美味し。

■冷しきつねそばMkok_hysk_sb01
 冷やだと、蕎麦のコシがよく判る。製麺所の腕前発揮といったところ。甘みもあって美味し。Mkok_hysk_sb02

 3rd.
■牛すきそば+生卵Mkok_gyskt_sb01
 前回はミニ丼でいったが、蕎麦に合わせても良い感じだ。
 牛、タマネギが大鍋で煮込まれていて深い味わいになっている。優しい甘さはタマネギからかな?

Mkok_gyskt_sb02  途中から卵を割って味変。
 これがまた美味し。

 4th.
■カレーそば+春菊天,いなり1ケMkok_curysgt_sb01
 春菊天も他店とくらべると薄ころも。
 カレーが辛味を控えたタイプでもあるので、春菊の苦み・香りがうまくマッチしていた。
 冒険であったが、カレー×春菊、我ながらナイスチョイスだったなと。Mkok_curysgt_sb02

 「いなり」は安心の美味さ。
 「おにぎり」とか軽めのご飯物があると嬉しいよね。

 以上、散歩スタートに合わせた朝食での利用。
 なんと早朝5:30にOpen。そんなに早く行けないけど。
 その分Closeが14時と早めなので要注意。

 

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「ぶん華」 @ 神保町


Bunka_outs01 Bunka_lunchm01
 新型ウイルスで渦中の中国。春節でウイルス拡散が心配される今日この頃……。
 その中国の行政府首相のなかでしっかり記憶に残っている人物、周恩来。彼が若かりし19歳の時、ここ神保町で日本語を学んでいたとは知らなかった。


 「ぶん華」全景が写った外観写真は、周恩来が通った日華同人共立東亜高等予備学校の跡地、愛全公園の前から撮ったもの。


Bunka_ins02 Bunka_ins01


 1st.Contactは看板メニューのこちら
■ぶん華ランチBunka_lunch01
 チャーハンの青椒肉絲(チンジャオロース)がけ、と言ったところだが、麻婆豆腐との相掛けもあるようだ。
 チャーハンは玉子メインのシンプルなものであるが、しっかり目の味付け。チンジャオロースの甘辛タレが過剰なようでそんなことはない不思議なバランス。美味。


 2nd.
■カレー炒飯Bunka_curry01
 ドライカレータイプかと思いきや、否。チャーハンの中華カレーがけ。
 チャーハンは先の「ぶん華ランチ」と同じ仕様。塩味しっかり目だけれど、カレーの辛味と合いまうと、また美味し。
 カレーはタケノコなども入って食感が楽しい。
 猛烈に熱いので要注意。


 3nd.
■五目ソバBunka_5eyess01
 たっぷり野菜の上にチャーシューとメンマが盛られて山になっている。
 奥にはウズラ玉子が入っていた。
 スープも滋味深く美味かった。Bunka_5eyess02 Bunka_5eyess03


 以上、すべてランチでの利用。
 どれも凄いボリューム。そしてこの値段。嬉しいかぎり。
 しかし惜しむらくは、お昼はアルコール類の提供がないこと。昼呑み叶わず。


 酒類も安いのだよ。
 メニュー写真を載せておく。


Bunka_menu01 Bunka_menua Bunka_menu02


 創業昭和25年。今年70周年となる。――素晴らしい。


Bunka_outs02 Bunka_nabe02


 

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「あら垣」 @ 新富町


 ブログ更新が滞っている。反省......m(_ _)m。
 新富町「あら垣」。去年の夏の話だが、Upしておく。Ag_door

 その夏から日々が過ぎた2019年11月29日、“ミシュラン東京”2020年版が発売されたのが、「天ぷら」セクションにて見事ひとつ星の獲得。おめでとうございます。

 ――と云うこともあり、「あら垣」の情報は色いろ露出しているのだが、拙ブログは小生の備忘録でもあるし、『食べログ』の口コミ件数はまだそんなに多くないので、料理写真の数かずを並べておこうと思う。

 カウンターのみの小体なお店、店内写真はなし。目の前のセッティグのみで。Ag_beer

Ag_dmenu02 Ag_dmenu03 Ag_dmenu01

 先付け(下がトウモロコシ、上がウニだったか)から始まり、趣向を凝らした浸けダレと合わせるお造りへ。
 鰹のたたきは辛味の効いたタレになっている。Ag_sakiduke01 Ag_sashimi01 Ag_sashimi02 Ag_sashimik01

 酒は何をいったか忘れてしまった。「鶴齢」だったかな?Ag_syuki_and_01 Ag_sake01
 酒器の後ろに写っているのは天ぷら用のセット。天つゆ、大根おろし、塩。

Ag_tpr_neta01  天ぷらターンのスタート。
 揚げる前に、ネタケースの写真を撮らせてもらった。
 目をみはるのがドラゴンフルーツだろう。(赤い食材)

Ag_tpr_set01  これら食材が2回に分けてサーブされる。
 1回目のターンで、天ぷらではエースクラスの海老がリリース。
 海老の頭はカリカリに焼かれてサーブされた。
 天ぷらの狭間のカウンターだ。Ag_tpr_nom01_20200118122801 Ag_tpr_nom01b Ag_tpr_nom01a Ag_tpr_nom02 Ag_tpr_nom03 Ag_tpr_nom04 Ag_tpr_nom04a Ag_tpr_nom04b Ag_tpr_nom04c Ag_tpr_nom05 Ag_tpr_nom06

 コースに起伏を持たせる意図もあるだろう、途中で椀物、焼き物をおいた。
 言わずもがなだが、天ぷら以外の一品も凄い手が込んでいて圧巻。
 焼き物は鱧だったかと。Ag_wan01 Ag_yaki01 Ag_yaki01a

 ドラゴンフルーツは、天ぷら2ターン目で登場。揚げるとホクホクした食感もあって、知らされていなければ何の天ぷらだか判らないに違いない。Ag_tpr_nom07 Ag_tpr_nom08 Ag_tpr_nom09 Ag_tpr_nom10 Ag_tpr_nom10a Ag_tpr_nom11

 自分、アワビを天ぷらでいただいたのは初体験。
 風味、歯ごたえ・食感、美味かった~! 

 天ぷらの後、氷菓子的な一品(トマトだったか?)。Ag_kuchinos01
 口直しして〆に――。

 〆は天丼か天茶が選べる。自分は天茶にした。Ag_tencya01 Ag_tencya01a Ag_tencya01b
 アスパラの浅漬けだったか、微細に包丁が入っていて、徹底した仕事ぶりに感動した。
 手を抜くことなく、ここまでやるのか、と。Ag_tencya01c

 デザートは黒糖プリン。Ag_desert00 Ag_desert01
 店主出身地である沖縄黒糖を使用しているそうだ。

 振り返れば、コースの隅々に沖縄テイストが活かされていたような。
 鰹の辛味タレも沖縄風と聞いたきがする……。

 以上、「あら垣」堪能。

 

 


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「七福」 @ 清澄白河

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 以前から訪ねたかった洋食屋さん、七福
 三ツ目通りと清洲橋通りの交差点にあって、かなり気になる佇まいであった。2016年にリニューアルされて綺麗に変身してしまったが、バックアップの画像データを探せば、昔の外観写真が出てきそうだ。(←けれど、とっても大変そうなので止めておく)


7luks_table01  何が気になるかって、まずは『実用洋食』の肩書きである。
 2003年11月22日放送の「アド街ック天国」清澄白河の回で19位にランキングされた時の解説では『実用洋食』とは「普通の家庭で作れるような実用的な洋食」という意味とのことであった。いずれにしろ洋食が日本の食卓に上るようになって間もない頃に生まれた語彙のようである。


7luks_menu01  店内写真は、いつも満員なので断念。
 でも、食堂然としたこの雰囲気、嫌いじゃないなぁ~。


 1st.
 まずは店名を掲げたこちら。
■七福ランチ(上)7luks_lunchu01
 誰が初めに例えたのだろう? これを“大人のお子様ランチ”と。あのカレー研究で高名な小野員裕氏も言ってるし――。言い得て妙だね。
 (店名からリンクを貼ったWebページで女将さんが「お子様ランチ」って言っている! それが最初か!?)


 写真、お皿左上、ひしゃげてしまっているけれどオムレツね。
 揚げ物は肉天(豚肉の天ぷら)、濃厚ソースをまとったのはメンチボール。
 それにしても海老フライが立派だ。7luks_lunchu02


 ライスには卓上にある“ゆかり”ふりかけを。


 2nd.
■オムライス7luks_omr01
 子供舌で悪いか!?
 たまに無性にオムライスを食べたくなるときがあるのだよ!7luks_omr02
 七福のオムライスは王道。中はチキンライスだ。7luks_omr03


 3rd.
 呑みに入った。
7luks_beer01  お通しはフジッコの「ごま昆布」かな?


■餃子7luks_gyoza01
 スリムなシェイプ。
7luks_gyoza02  餡は肉と野菜のバランスがちょうど良い感じ。食べやすい。


■ハムカツ(単品)7luks_hamk01
 ハムと一緒にオニオンスライスととろけるチーズがサンドされている。
 ダークホース的な美味さ。リピートしそうだ。


■五目ソバ7luks_5eyess01
 『実用洋食』を掲げながら、実は中華系メニューも美味い。
 「ラーメン」も人気メニューだ。
7luks_5eyess02  で、こちら五目ソバも美味。ワカメが入るのがちょっと珍しい仕様かも。


 ――以上。
 次回はのれんにある「とんかつ」をいこうかな。7luks_noren01


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「喜楽」 @ 板橋本町

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 屋号「喜楽」はよく見かける中華屋さんだ。
 「大阪王将」で知られる株式会社喜楽フーズが展開する「喜楽」もあるが、他全国に点在する「喜楽」はほとんどが個人経営のようだ。
 拙ブログでも過去に――、渋谷区神泉の「喜楽」豊島区椎名町の「喜楽」江東区亀戸の「喜楽」が登場している。
 で、4軒目、板橋区イナリ通り商店街「喜楽」だ。

 外観写真、商店街の先に清水稲荷神社の大イチョウが写っている。
 樹齢約500年とも言われている板橋区の天然記念物である。

 店内はテーブルのみの構成。Ind_krk_ins01

 メニューはセットものもあって豊富。Ind_krk_menu01 Ind_krk_menu02 Ind_krk_menu03 Ind_krk_menu04

 つまみ系メニューもある。故に 1st-Contact から“呑み”だ。
◆レモンサワーInd_krk_lemons01

■シューマイInd_krk_syum01
 2019年の『新語・流行語大賞』に“肉肉しい”がノミネートされたそうだが、中華定番点心のなかでもっとも、肉肉しさを感じるのがこの肉シューマイだと思う。Ind_krk_syum02

■カレーポテト春巻Ind_krk_hrmk01
 創作春巻。カレー味でサワーがすすむ~。Ind_krk_hrmk02

■五目そばInd_krk_5eyess01
 自分、初めての中華屋さんではこのメニューを頼むことが多い。
 こちらの五目そば、胃の腑に染み入るような塩スープにエビも入って美味。
Ind_krk_5eyess02  ちなみに、麺類は“麺少な目”オーダーも可能だ。

 2nd。
 この日はサービスで切り干し大根が出た。Ind_krk_lemons02
 後ろはレモンサワー。

■いか下足揚げInd_krk_gesoa01
 こういうアテがあると、酒呑みにはほんとありがたい。

■炒飯・野菜炒めSetInd_krk_cyh_ysis01
 健康バランスを考えた家庭的なセットメニュー。
 野菜を摂らないとね。Ind_krk_sysi01

 チャーハンは頂上に紅生姜と錦糸卵があしらわれたお洒落な仕様。Ind_krk_scyh01
 味はふかふか美味。

 3rd。
■餃子Ind_krk_gyoz01
 結構な大きさだけれど、野菜多め。軽やかな印象。Ind_krk_gyoz02 Ind_krk_gyoz03

■レバーカツInd_krk_levk01
 ウスターソースが絡められた状態でサーブされる。
Ind_krk_levk02  レバーカツはそれが正しいと思う。

■椎茸メンInd_krk_sitakem01
 レアメニューと思う。
 肉厚の椎茸がゴロゴロ入った逸品。Ind_krk_sitakem03
 醤油ベースのスープだろうか? 五目そばの時の塩ベースとはまたちょっと違うような……。
 椎茸の副作用かな、スープが美味し。Ind_krk_sitakem02

 4th。
■レバー炒めInd_krk_levi01
 もやしの他、ピーマンやタケノコなども入っていてにぎやかな食感だ。Ind_krk_levi02

■ゆず風味あんかけ炒飯Ind_krk_ankkc01
 東京家政大学とのコラボメニュー。
 豚バラ肉の風味とゆずの香りが一体となってふかふかチャーハンに乗っている。
Ind_krk_ankkc02  これは美味。

 先出のリンクを貼ったイナリ通り商店街のホームページからも同じ記事に辿りつけるのだが、店内にこのメニューの案内が掲示されていて、気になっていた。Ind_krk_menu06

 この記事に『なにより、昭和25年から変わらない「こだわりのスープ」を使ったあんかけはどこか懐かしいような味わいで、具材とよく絡んでチャーハンを引き立ててくれます。』とある。
 “昭和25年から変わらないこだわりのスープ”――、「五目そば」も「椎茸メン」もそこの土台は一緒なのだろう。美味しい訳である。
 えっ? ――ってことは何? ひょっとして昭和25年創業!?
 昭和25(1950)年。戦後とは云え、まだ連合国の占領下にあった時代だ。
 半世紀超の歴史に合掌。Ind_krk_menu05

 こちら「イナリ通り商店街」、規模はさほど大きくないけれど、独特の雰囲気があって愉しい。
 美味しそうなお店が他にもいっぱいあるし、『駄菓子屋ゲーム博物館』もある。
 自分は、「喜楽」のドアに描かれた可愛い龍の絵を見るだけでもこの商店街を歩く意味があると思うぞ。

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