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吉祥寺→西新宿 2万歩超のぶ~らぶら

過日、1月10日のこと。
吉祥寺→(玉川上水)→三鷹台→[新田縁通り]→(大宮八幡神宮)→(本村橋@善福寺川)→(立正佼成会)→(十貫坂上@中野通り)→[けやき橋商店会]→(成子天神)→(VEROCE@西新宿7・小滝橋通り)
21589歩

Benzaiten吉祥寺駅を降りたのが10:50。この日は新宿まで歩こうかなということ以外、特に考えておらず、気ままにぶ~らぶらと流した。
駅南口を回遊し、井の頭恩賜公園へ。木々が池に映りこむ碧色の中、辨財天さんの朱色があざやかだ【写真1st】。今回お参りはぜず、公園南側から参道に出た。

「井の頭」の名付け親は徳川3代将軍家光らしい。鷹狩りに来ていたそうだ。井の頭池西側の"御殿山"という地名はその名残だとか。
家光はどの道を通ってこの井の頭まで来ていたのだろう。

五日市(現あきる野市)から建築資材を運ぶルートとして五日市街道があるのだが、武蔵野地域の新田が開墾されてから街道として発展したので(武蔵野新田開墾は4代将軍家綱の時代)、家光の鷹狩り遊山には五日市街道を使っていなかったであろう。
もちろん、井の頭通りも当時はない。境浄水場から和田堀給水所までの水道管施設道路が井の頭通りだから。

Douhyoそんな疑問を空転させながら、参道を下って行くと、鳥居があり、その横には道標があった【写真2nd】。
道標の解説板によると、神田上水が敷設された後、水がめである井の頭池に居る辨天様への信仰が盛んになり、参詣人が絶えず、甲州街道から高井戸、久我山を通る参道にこの道標が立ったらしい。
神田上水が通ったのは寛永年間(家光の時代)だ。家光後年の鷹狩りにはこの参道を使ったのではないかと思われる。
以上、たわいもない妄想。

――妄想、もうひとつ。
井の頭池の辨財天、もとはヒンドゥー教の女神"サラスヴァティ"である。インド最古の聖典リグヴェーダ(Rigveda、"veda"は聖典のこと。TVアニメ『ガンダムOO(ダブルオー)』では全てを統轄するスーパーコンピュータにこの名が冠されている)では、聖なる川サラスヴァティの化身、水を持つものの意であり、水と豊穣の女神。また、川の流れから転じて流れるもの――言葉・弁舌・音楽など――の女神ともなった。
原典を鑑みて、神田上水の水源、井の頭池の中に立つ辨財天は、まさにこれと合致している。インド→中国→日本と伝承伝来するなかで、神のイメージのブレのなさ。何かここに大きな畏怖を感じる。
描写される場合は、いつも水辺に描かれ、蓮華の上に座る姿や白鳥・孔雀に乗る姿で表される。白鳥、孔雀はサラスヴァティの乗り物なのだ。
井の頭恩賜公園のスワンボードに乗って優雅に遊ぶサラスヴァティを妄想する。よし、僕がボートを漕ごう。スワンボート・マイスターになるのだ。

辨財天参道を下って玉川上水に出ると、今度は上水づたいに宮下橋、そこから三鷹台商店会を北上。三鷹台駅そば「ライラック」で昼食(11:38~12:03、詳細別記事)。

この辺、三鷹市の資料として市管理のホームページ「三鷹ノスタルジー」が面白いのでリンクを貼っておく。

小平市玉川上水を守る会の「玉川上水事典」も貼っておこう。

この後、以前にも歩いた井の頭通りや五日市街道、方南通りなどを極力避けて、新宿めざし東へ。途中、大宮八幡宮。初詣客かな、賑わっていた。駐車スペースほぼ一杯。

Honmura_b善福寺川本村橋に出た。こちら護岸工事中。本村橋より川上が暗渠化されるがごとく綺麗にフタをされていたので驚く【写真3rd,柵の向こう、道路のように見える下に善福寺川が流れている】。今年平成21年2月20日までの工事予定。善福寺川は環状7号線下部でも調節池と取水施設が工事中。たぶん、予定の期日に工事は終わらないだろう。

Risyokose工事の関連で本村橋の川下、淀塚橋が通行できず、ルート選択に迷った。――と、ここで、ふと思いつく。
メール環境のトラブルからか、最近連絡が取れなくなってしまった友人のご実家が杉並区和田にあった。友人の現住所など確認できるやも知れぬ。訪ねてみることにした。

立正佼成会の大聖堂【写真4th】を撮って脇道へ。記憶違わず目的のご実家健在。しばし、友人お父様・お母様と昔話。僕のこと、思い出してくれたらしい。友人の現住所を確認。良かった良かった。

Tknhnheya東へ、新宿を目指す。
途中、貴乃花部屋【写真5th】。都内両国で初場所が始まったのだが、うら寂しい感じ。がんばれ貴乃花部屋。

杉並区を西から東へ横断する形になった。
マニアックなホームページ「杉並の歴史」を見つけたのでリンクを貼っておく。

このあと、神田川や西新宿周り、写真的はそこそこ見られそうなものもあるが話題が薄いので省略。

Naruko_fuji成子天神で富士塚に登れなかったことだけ、記しておこう。
最後の写真は境内横手の駐車場から撮ったもの。頂上に立つのは木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ ノ ミコト)像。
こちらの富士塚、都内第2位の高さを誇るものだが、大晦日から正月7日までしか登山が許されていないのだ。もうちょっと早く来ていれば登れたのに、毎年忘れる。来年こそは……。

15:08、新宿7丁目小滝橋通り沿いのカフェ"VEROCE"でゴール。

サラスヴァティ/弁天信仰→大宮八幡宮→立正佼成会→富士塚/富士信仰。
意図しない宗教・土着信仰からみの散歩で、2万歩超のぶ~らぶら。

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コメント

今、録画してあったトップランナーを見た直後に、この2万歩超のぶらぶらを読んで、人に見える風景について考えてしまいました。
ゲストは、マイケル・アリアス、鉄コン筋クレート(映画)の監督です。アメリカに帰る気はないのですか?という質問に、自分が生まれてから育った土地ではない風景は、自分にとってはより刺激的だという話をしていました。確かにアニメの主人公たちが飛び回る街の風景は、すごく魅力的でした。同じ街でも、まるさんの目を通したらすごく違っていて、そして、逆に相手の国に行ったら、それを転写したようになるのかなあ、と想像すると不思議な気がしました。
記事の内容とは、関係のない感想ですみません。もう一つ思ったこと。人の歩く速度ってはやいものなのですね。

投稿: アッキー | 2009/01/17 11:26

アッキーさん
コメントありがとうございます。
僕の場合もそう、新しい風景が脳を刺激します。散歩も見知った近所より、知らない街の方がスリリングです。

『鉄コン筋クリート』DVD持っています。
シロが可愛い。蒼井優、すばらしい。

投稿: マル*サトシ | 2009/01/18 23:40

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