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2009年1月

静岡紀行《4》 ― 土産もの ―

2008年年末におじゃました静岡、その紀行文はこれにて最終回。
最後に静岡土産を紹介する。
エスパレスドリームプラザにて購入したものだ。

Oden_kan_2まずは「おでん缶」【写真1st】。
缶入りおでん自体はさほど珍しいものではなくなった。都内では秋葉原に自販機があって、有名だ。その静岡ヴァージョンといったところ。
販売元、静岡おでん合同会社、¥350。
【写真2nd】が盛りつけ後。黒汁といわれる出汁に浸した画の方が良かったなぁ。缶にあった解説によると、肉でとった濃茶褐色のこの出汁がひとつのウリで、『まずは自慢のスープを一口味わってからお楽しみ下さい』とあった。
Oden_mori動物系出汁の所為だろう、缶を開けたら脂分が分離し小指の先大の大きさに個体化していた。自分は半分ほど取り除いて、あとは全体といっしょに加温して溶かした。
缶の解説には『青海苔とダシ粉をかけ、カラシを添えるといっそう美味しくなります』ともあった。どの程度かければ良いのか判らなかった。軽く振っただけにしたが、静岡スタイルはもっと、たっぷりかけるのかも。
奥に見える半月状のものが、黒はんぺん。手まえの肉片は牛すじである。
ちょっと変わった味だったが、確かにスープはコク深く美味。
これに魚粉ダシ粉を振りかけるのは、豚骨系スープに魚粉を投入する最近のラーメンを思いおこさせる。

Ebimiso_hako次が「桜えび味噌」【写真3rd】¥735。パッケージを捨ててしまって販売/製造元が判らない。桜海老は合資会社高福さんの物を使用してあるらしいが。
盛りつけ写真なし。もろきゅうの様に生のキュウリにディップ付けしていただいた。味噌自体は結構甘め、そこに桜海老の食感と香ばしさがプラスされた感じ。割といけた。
野菜スティックに、味噌を数種類用意しておき、そのうちの一つをこの味噌にすれば、対比もできて面白いと思った。

Heso_pac最後が「かつおへそ」【写真4th・5th】¥525。
魚類に“へそ”はない! 突っ込みを入れたくなる。が、ここで言う“へそ”とは心臓のこと。鰹一体から一ケしか取れない貴重なものである。製造は焼津中央水産株式会社。味噌味、真空調理法。生姜で臭みを消している。
Webで調べたら、味噌煮の他に、ガーリックバターで炒めても美味しくいただけるとか。
Heso_moriほ乳類・鳥類はの心臓は、二心房二心室、動脈と静脈用に2系統のポンプを持っているのだが、魚類は脊椎動物の中で一番シンプルな一心房一心室の心臓である。普通、心臓――ハツ、というと心臓の切り身をいただくことになるのだが、これは丸のまんまの心臓。そう思うと迫力ある食材である。
円錐状の白っぽいところは動脈なのか、ムニュっとした触感。黒っぽいところが心臓本体か、血っぽい臭みといわゆる鶏ハツっぽい噛み応えがある。
これはこれで美味だけれど、一度に何個もいらないなぁ、って感じであった。

土産を買ったエスパルスドリームプラザは良いね。
観覧車からの眺めが絶景だし、有名どころ――たとえばタモリさんのお店とか――のレストランが入っている上に、寿司屋も複数店が誘致され、各店舗が鎬をけずっている。スーパーには安くて美味そうな刺身が並んでるしね。
で、お土産物屋さんも充実で、じつは他にも面白そうな物があったのだ……。また行く?

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Queen of lunch

「ランチの女王」の再放送を観た。
CX系。初回は2002年夏に放送。
中央区人形町の洋食屋さんを舞台にしたホーム・ラブコメディ。竹内結子の月9初主演作品でもあり、(今思うと)錚々たる若手俳優らが脇を固める豪華キャスティング。
脚本も豪華、大森美香。大森氏初の月9だ。
後に、これまた竹内結子主演の月9「不機嫌なジーン」で向田邦子賞を受賞するとは、このとき誰が想像したか? いや、想像したかも。この脚本も良いし。

人形町の洋食屋と云うと、「キラク」を思い浮かべてしまう。ドラマのなかでもビーフカツが美味いという設定だし、ひょっとしてモデルにしたか。
調べたところ、ロケ地は文京区本郷や浅草かっぱ橋なども使われているけどね。そう言えば東京駅から歩いて帰宅するのに、柳橋@神田川を渡っていたなぁ。人形町に帰るのに、そんなとこ通らないよ!
隅田川テラスあたりで走って逃げて、数分で追いつかれたと思ったら、そこが天王洲運河だったり。まぁ、TVドラマのではよくあることだけれど、みる人が見ればわかるぞ。

待て待て、ここで言いたかったことは、はキャスティングでもなくシナリオでもなく、ロケ地の話でもない。
――音楽である。
これは、僕がアーチスト・吉俣良を認知した初めての作品だ。『ランチの女王 オリジナルサウンドトラック』を買ってしまったほど。
彼はTVドラマや映画、CMの仕事が多い。変わったところではロックバンド、ポルノグラフティの「ロマンチスト・エゴイスト」の作曲を手がけている。
近作ではNHK「篤姫」とかCX「風のガーデン」などの音楽が彼の仕事である。

「ランチの女王」では、エレキギター主導の軽快なナンバーや、カントリー調の陽気な曲、しっとりとしたシンフォニック系、まぁシーンに合わせてヴァリエーション豊富であるが、音数を抑えたシンプルなアレンジの曲が多かった。それが軽妙なラヴ・コメディにぴったりと重なって、ドラマを数倍面白くしていた。

今でも、「ランチの女王」の楽曲がTVから流れてくることがまま、ある。レストランのレポートのとき、バラエティ番組のふとしたシーン、ニュース解説の演出……。すばらしい楽曲というのは、こういった使われかたをするのだな、と思う。

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正月気分が抜けません!? いろいろ呑んだ~。

行きつけの某店でレアなお酒をいろいろといただいた。

Uguisu まずは、福岡久留米、山口酒造場の「庭のうぐいす」。
山口酒造は江戸は天保三年から続く一級の老舗。筑後川の伏流水にこだわり、昔ながらの製法をつらぬく酒蔵だ。
「庭のうぐいす」にはいくつかの銘柄があって、ファンの間では“だるまラベル”“美人ラベル”などと言って呼び分けられているらしい。この日飲んだ藤色の“うぐいすラベル”は特別純米の印だ。うぐいすが青色だと純米吟醸となる。
この辺はのことは山口酒造さんのホームページに詳しい。リンクを辿ってみて欲しい。

ついでに、福岡県酒造組合のページも紹介しておく。

Densyu45 次、奮発してしまった。青森陸奥は西田酒造「田酒 純米大吟醸 四割五分」。
“四割五分”とは精米歩合のこと、米を45%まで磨いたことをいう。昨今では、コンピュータ制御の精米器もあるらしい。西田酒造さんはどんな精米器を使っているのかな? 一般的に“大吟醸”と呼ばれる酒は精米歩合50%以上。食用米は92%前後だ。自分の知っている範囲では、山口県旭酒造「獺祭」――『エヴァンゲリオン』で葛城ミサトが飲んでいた銘柄――に23%まで磨いたものがあった。
磨けば磨くほど旨くなるということではないらしい。米種にもよるだろうし……。この四割五分の大吟醸は、とてもバランスが良く――五味・旨味,上立・含み・返り香どれも尖って特出してこない――、上品な酒であった。
よく、辛口/甘口とか、淡麗/豊醇などの表現方法があるが、この酒はどういった表現になるのか? 利き酒師に尋ねてみたいものだ。

Senman 最後は八海山の蔵元、新潟県魚沼の八海醸造が造った米焼酎「よろしく千萬あるべし」。
"宜有千萬"――限りなく多くの福が得られるように、との願いの言葉を名に掲げた焼酎。年始の景気付けにはもってこいだ。日本酒の蔵元らしく清酒酵母と黄麹を使った三段仕込み。清酒粕も使われているが、いわゆる“粕取り焼酎”というものではなくて、香り付け的使い方か? 飲み口キリっと、残り香フルーティ。芋焼酎のどっしり感が苦手な人に試してもらいたい。

この日は他にも呑んだ。
宮城県石巻市平孝酒造の「日高見 本醸造 初しぼり」、生酒特有のかろやかな甘みがあって美味かった。

1月も終わる……。
実は今年、三が日は自宅でも呑んだがその後4日以降、自宅で呑んでいない。その分、外で呑むときはすすんでしまうのかも知れないが、自宅で呑めば気持ちもゆるくて深酒(=負荷酒)になりがち。健康管理の観点から、客人が来たときは別にして“自宅では呑まないぞ”というのが、この一年の目標なのである。……いつまで続くかなぁ。

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カエルさん、いらっしゃい~!

Frogobjet先の記事にちょこっと書いた、恵比寿のギャラリー「Malle」で買った物が自宅に届いた。
さっそく飾ってみた。【写真1st】
スポンジでかたどられたカエルさん。
しかも、壁から這い出てくるような造形。
作者はヨシカワゴエモンさん。氏のホームページにリンクを貼っておく。

Collaboギャラリーでもこんなふうに絵画とのコラボレーションっぽい感じで展示されていた。【写真2nd】
絵画の方は以前に購入した加藤龍勇作。

ギャラリーではゴエモンさん龍勇さん、お二方とお話しできた。カエル-オブジェには色違いがあって、絵画のほうの色合いを考えて、このピンク柄にしたのであった。
どうかな? あっている?

Interiorうちの壁はこんな感じになった。【写真3rd】
カエルを“ピンク”と命名。性別は確認していないが(何せ局部が壁の中だ)、おそらくメスだろう。
あたらしい同居人(?ヒトじゃないけど)が増えてにぎやかになった。

うちには他にもいろいろ同居人/物体が暮らしているので、徐々に紹介しようかね。

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ヌジ・ヴォアラ@尾山台

NousyvoilaNous voila」、1月17日、散歩のスタート時に寄ったレストランである。
事前にWebで調べ、美味しそう&一人でも大丈夫そう、ということで飛び込んだ。予想外であった、ここまでHighe-Gradeだとは。ちょっと感動した。
このブログを低く考えている訳ではないのだけれど、フードアナリストの「厳選レストラン」の方が似つかわしいと思い、そちらにレポートをUpした。
で、前も書いたが、↑先のページ、折角の写真が拡大表示されない。写真をこちらにもUpしておく。

【写真1st】お店外観
Table【写真2nd】

テーブルの花

Pate【写真3rd】

鴨のパテ ド カンパーニュ 自家製ピクルスと共に

Tai_iname【写真4th】

鯛とアイナメのポアレ アンチョビのクリームソース

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ネパールからポーランドまで10ヵ国を巡る!?

過日1月17日(土)のこと。
尾山台→ほぼ[目黒通り]→[目黒不動尊前通り]→(新橋@目黒川)→(ギャラリー「Malle」@恵比寿4)
15980歩

イラストレーターの友人、加藤龍勇が恵比寿のギャラリーに出展するというので、観に行くつもりだった。で、そのギャラリーをゴールに散歩を決め込んだ。
今回、テーマを設けた。――久しぶりに“大使館巡り”でもするか!

目黒通り周辺の大使館を狙うことにする。
東急大井町線尾山台で降りたのが11:31。等々力から歩く手もあったが、ちょっと調べたら尾山台に美味しそうなレストランがあったので昼食を当てこみ、尾山台からのスタートとした。結構本格的なフレンチ仕様、およそ1時間のスローフードの後(レストラン記事は別立てにする)、やおら歩き出した。

歩いたルートをだらだらと書いても面白くなかろう。その大使館がどこにあるのか、詳細気になる方は――上記したルートをヒントに――自力で調べてもらうとして、とりあえず、巡った順番にその国を連ねてみる。

Nepalネパール【写真1st】

Rwandaルワンダ【写真2nd】

Zimbabweジンバブエ(大使公邸)【写真3rd】

これは大使館ではない。“AMBASSADOR'S RESIDENCE”ということは大使公邸。大使館まで通っているのだろうか? ジンバブエの大使館は白金台の首都高速2号線下辺りにあったはず。そちらで2頭の鹿(?)の可愛いエンブレムを撮ったことがあった。

Kenyaケニア【写真4th】

大使館をチェックしたときは記念にエンブレムを撮ることにしている、可能な限り。先のネパールとルワンダは見えるところにエンブレムがなかったのだ。

Kazakhstanカザフスタン【写真5th】

Bangladeshバングラディッシュ【写真6th】

大使館に掲げられているエンブレムは、大概がその国の紋章(国章)と同デザインである。
ここバングラディッシュ大使館に掲げられているエンブレムは国章をさらにデフォルメしたもので、よりシンプルなデザインになっている。

Djiboutiジブチ【7th】

エンブレムも表札もなし。ただ最上階に掲揚された国旗がたより。たぶん、ここがジブチ共和国大使館だ。

Kyrgyz_2キルギス【8th】

ウズペキスタン【写真失敗!】

Algeriaアルジェリア【9th】

建物の中央にエンブレムが彫られている。望遠が無かったので、エンブレムは綺麗に撮れず。

Poland ポーランド【10th】

以上10ヵ国("共和国"省略)。

さて、ここまで書いてきて、ふと疑問。

――日本のエンブレム/国章って?
国旗はご存じ“日の丸”。でも「国章」と言われると、ピンっとくる人は少ないのではなかろうか。自分もそう。パスポートの中央にある“菊”か? で、調べてみた。
日本の国章は法令上明確に定められてはいない。
天皇家の家紋、『十六弁八重表菊紋』(菊花紋章)が、国章に準じた扱いを受けている。パスポートの菊は『十六弁一重表菊紋』ということで、見た目そっくりだが、八重と一重で物が異なるのだそうだ。
また、国政府も紋章を持っていて、濃紺地に桐のシルエット――花札で見たようなヤツ――が浮かぶ『五七桐花紋』(桐紋)だ。こちらも、国章的に使用する場合があるそうだ。

ちなみに、フランスも定まった国章がないらしい。
けれど、フランス大使館にはそれらしいエンブレムが掲げられていた。2003年の話。大使公邸の勘違いかな?

恵比寿のギャラリー「Malle」に着いたのが、15:23。
『Color's 展』と称し、加藤龍勇の他、高田美苗、樋口裕子、ヨシカワゴエモン (いずいれも敬称略)らのアート作品を展示販売していた。友人加藤の作品を購入せずに、別の方の作品を買ってしまった。届き次第、こちらのブログでも紹介する(乞うご期待ということで)。

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吉祥寺→西新宿 2万歩超のぶ~らぶら

過日、1月10日のこと。
吉祥寺→(玉川上水)→三鷹台→[新田縁通り]→(大宮八幡神宮)→(本村橋@善福寺川)→(立正佼成会)→(十貫坂上@中野通り)→[けやき橋商店会]→(成子天神)→(VEROCE@西新宿7・小滝橋通り)
21589歩

Benzaiten吉祥寺駅を降りたのが10:50。この日は新宿まで歩こうかなということ以外、特に考えておらず、気ままにぶ~らぶらと流した。
駅南口を回遊し、井の頭恩賜公園へ。木々が池に映りこむ碧色の中、辨財天さんの朱色があざやかだ【写真1st】。今回お参りはぜず、公園南側から参道に出た。

「井の頭」の名付け親は徳川3代将軍家光らしい。鷹狩りに来ていたそうだ。井の頭池西側の"御殿山"という地名はその名残だとか。
家光はどの道を通ってこの井の頭まで来ていたのだろう。

五日市(現あきる野市)から建築資材を運ぶルートとして五日市街道があるのだが、武蔵野地域の新田が開墾されてから街道として発展したので(武蔵野新田開墾は4代将軍家綱の時代)、家光の鷹狩り遊山には五日市街道を使っていなかったであろう。
もちろん、井の頭通りも当時はない。境浄水場から和田堀給水所までの水道管施設道路が井の頭通りだから。

Douhyoそんな疑問を空転させながら、参道を下って行くと、鳥居があり、その横には道標があった【写真2nd】。
道標の解説板によると、神田上水が敷設された後、水がめである井の頭池に居る辨天様への信仰が盛んになり、参詣人が絶えず、甲州街道から高井戸、久我山を通る参道にこの道標が立ったらしい。
神田上水が通ったのは寛永年間(家光の時代)だ。家光後年の鷹狩りにはこの参道を使ったのではないかと思われる。
以上、たわいもない妄想。

――妄想、もうひとつ。
井の頭池の辨財天、もとはヒンドゥー教の女神"サラスヴァティ"である。インド最古の聖典リグヴェーダ(Rigveda、"veda"は聖典のこと。TVアニメ『ガンダムOO(ダブルオー)』では全てを統轄するスーパーコンピュータにこの名が冠されている)では、聖なる川サラスヴァティの化身、水を持つものの意であり、水と豊穣の女神。また、川の流れから転じて流れるもの――言葉・弁舌・音楽など――の女神ともなった。
原典を鑑みて、神田上水の水源、井の頭池の中に立つ辨財天は、まさにこれと合致している。インド→中国→日本と伝承伝来するなかで、神のイメージのブレのなさ。何かここに大きな畏怖を感じる。
描写される場合は、いつも水辺に描かれ、蓮華の上に座る姿や白鳥・孔雀に乗る姿で表される。白鳥、孔雀はサラスヴァティの乗り物なのだ。
井の頭恩賜公園のスワンボードに乗って優雅に遊ぶサラスヴァティを妄想する。よし、僕がボートを漕ごう。スワンボート・マイスターになるのだ。

辨財天参道を下って玉川上水に出ると、今度は上水づたいに宮下橋、そこから三鷹台商店会を北上。三鷹台駅そば「ライラック」で昼食(11:38~12:03、詳細別記事)。

この辺、三鷹市の資料として市管理のホームページ「三鷹ノスタルジー」が面白いのでリンクを貼っておく。

小平市玉川上水を守る会の「玉川上水事典」も貼っておこう。

この後、以前にも歩いた井の頭通りや五日市街道、方南通りなどを極力避けて、新宿めざし東へ。途中、大宮八幡宮。初詣客かな、賑わっていた。駐車スペースほぼ一杯。

Honmura_b善福寺川本村橋に出た。こちら護岸工事中。本村橋より川上が暗渠化されるがごとく綺麗にフタをされていたので驚く【写真3rd,柵の向こう、道路のように見える下に善福寺川が流れている】。今年平成21年2月20日までの工事予定。善福寺川は環状7号線下部でも調節池と取水施設が工事中。たぶん、予定の期日に工事は終わらないだろう。

Risyokose工事の関連で本村橋の川下、淀塚橋が通行できず、ルート選択に迷った。――と、ここで、ふと思いつく。
メール環境のトラブルからか、最近連絡が取れなくなってしまった友人のご実家が杉並区和田にあった。友人の現住所など確認できるやも知れぬ。訪ねてみることにした。

立正佼成会の大聖堂【写真4th】を撮って脇道へ。記憶違わず目的のご実家健在。しばし、友人お父様・お母様と昔話。僕のこと、思い出してくれたらしい。友人の現住所を確認。良かった良かった。

Tknhnheya東へ、新宿を目指す。
途中、貴乃花部屋【写真5th】。都内両国で初場所が始まったのだが、うら寂しい感じ。がんばれ貴乃花部屋。

杉並区を西から東へ横断する形になった。
マニアックなホームページ「杉並の歴史」を見つけたのでリンクを貼っておく。

このあと、神田川や西新宿周り、写真的はそこそこ見られそうなものもあるが話題が薄いので省略。

Naruko_fuji成子天神で富士塚に登れなかったことだけ、記しておこう。
最後の写真は境内横手の駐車場から撮ったもの。頂上に立つのは木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ ノ ミコト)像。
こちらの富士塚、都内第2位の高さを誇るものだが、大晦日から正月7日までしか登山が許されていないのだ。もうちょっと早く来ていれば登れたのに、毎年忘れる。来年こそは……。

15:08、新宿7丁目小滝橋通り沿いのカフェ"VEROCE"でゴール。

サラスヴァティ/弁天信仰→大宮八幡宮→立正佼成会→富士塚/富士信仰。
意図しない宗教・土着信仰からみの散歩で、2万歩超のぶ~らぶら。

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メンチカツうまっ!>ライラック@三鷹台

Lilac_gk京王井の頭線三鷹台駅から商店会通りを南下するとすぐ右手にあるレストラン。席数20席たらず、小ぢんまりとして町の洋食屋さん的趣き。「ライラック」の店名にふさわしい優しさが香るお店だ。

が、料理は骨太な感じ。
まず、プレートの盛り付けに目をみはる。ランチの「洋風メンチカツ」のセット(スープ,ライス,サラダ付き)¥800をいただいたのであるが、サラダの盛り方が美しい。左の金平牛蒡、右のトマトの裏にはポテトサラダと豊富な品数。そして、手前に広がるデミグラス、“洋風”と銘打つのはこのつやつやのソース所以であろう。
Mentiメンチカツ本体は、やや大きめの玉ねぎみじん切りが食感と爽やかさを伝え、ふんだんに盛り込まれたパセリが香りをそえる。もちろん肉汁たらたら、衣はサクサク。
別小皿でお新香まで付き、家庭的な雰囲気もある。
これが¥800は安い。

ランチセットは他に――、「豚ロースカツ」「ポーク生姜焼き」「かきフライ」「ハンバーグステーキ」
どれも1000円以下。コーヒーは+¥100。

後で調べたら、ハンバーグなども人気があるらしい。

月曜定休。

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紺屋@神楽坂

Kakurenbo_st2007年3月の火事で焼失した「馳走 紺屋」のリニューアルオープンを去年の秋に知った。
年が明けて、ようやくその「紺屋」に行ってきた。
場所は火事になった同じ場所。神楽坂は“かくれんぼ横丁”。

良くぞ復活させてくれた。文商事――AYA-DINING に感謝。

Suteekidon下の写真は〆のごはんにメインで残っていた黒毛和牛の一切れをのせて造ったステーキ丼もどき。
詳細はフードナリストの「厳選レストラン」のページへ。

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合格!<東京シティガイド検定

東京観光財団から封書が届いた。

中身は結構あっさりしたもの。

合格証の他、試験結果を示す紙2枚。

今回第6回目の東京シティガイド検定、受験者数411名、合格者263名、合格率64%。試験平均点は72.5点。自分は76点。

検定に合格したからと言って、何がどーなるわけでもない。

こちらから積極的に働き掛けていかないと意味が現れないようだ。むぅ。

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静岡紀行《3》 ― イルカのたれ ―

餅搗きが行われたのは友人親戚宅(《1》,《2》)、じつはその前日、友人宅でも酒宴となっていた。

この日「食べてみたい」とリクエストしていた食材があった。
友人のご実家は静岡県旧清水市にあり、清水ではイルカの肉を食べる習慣があると聞いていた。
事前に軽く調べてみたら、清水以外でも、沼津とかでも食される、ある種日常食といってよい食材らしい。

Iruka写真がその"イルカのたれ"と言われるもの。コンロで炙ったのち、包丁で切ってある。普段は手で裂いて、ビーフジャーキーのように口にするらしい。切る前は葉書の半分ほどの大きさを持つ肉片だ。
部位は不明だが、間違っても内臓ではない。背か脇腹か尾か、筋肉の部位である。それを塩ダレに漬けて干したもの。黒い色は醤油などの色ではなく、干す内に自然と出てくる色だとのこと。

食べてみたら、ちょっと堅めのざっくりとした歯応えで、味は獣臭+レバーのような甘み。何処かで似たようなものを食べた気がするのだが、何だったか?
日本酒でいったのだが、それは間違いであったようだ。もっと薫りの強い焼酎だとか、バーボンでいくべきだった。そう云う意味でもビーフジャーキーっぽいつまみだ。

ウィキペディアで「鯨肉」を引くと出てくるのであるが、中世ヨーロッパではイルカが食用として好まれていたそうである。『大型鯨が食品とはみなされなくなった後も、イルカについては比較的最近まで食用とされていた』との記述もある。
また、他のWeb記事では"人づてに聞くと"ということで『昔清水にはイルカの解体所があって、伊豆の追い込み漁などでとったイルカがかなりの量、もたらされた。戦前はもちろん、戦後においても我が国の食糧事情は安定した状態にはなかった。そんなときにイルカは貴重な食料(タンパク源)であったのは言うまでもなく、解体された肉は清水周辺では在り来たりな日常食として売られていただろう』とあった。

――食文化はおもしろい。
犬を食べたり、鳩を食べたり、国や地方によって様々だ。乱獲によりその種が絶滅するほど食するのはどうかと思うが、そうでない限りは良いではないか。その文化を尊重しよう。

あと"黒はんぺん"も頂いた(ごめんなさい、適当な写真ありません)。
本場は焼津の方になるらしいが、清水の方でも普通に手に入る。鰯つみれを平たく叩いたような色と形状で、歯応えはかまぼこに近い。味は素材の鰯(?)の味だろうか、鰯つみれに似ている。
関東地方で「はんぺん」というと白くて四角くてふわふわの食感だが、全て真逆をいくので驚く。
わさび醤油で頂いた。
Web記事によると、フライにしても美味しいそうである。

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静岡紀行《2》 ― 蜂の子 ―

《1》で友人親戚宅での餅搗きをレポートした。
今回はその餅搗き宴会席で頂いた美味なるものを紹介する。

裏の川で手づかみしたというヤマメを七輪でじっくり焼いたものとか、おじいさまが手がけたおでんだの、どれも美味かった。
大根,白菜などおみやげに頂いてしまったが、目の前の畑から引き抜いてすぐだから、普段口にするものと新鮮さが段違い。味噌も自家製だ。
何しろ、水が違うようである。地下に霊峰富士からの伏流水を湛えているのであろう。
お野菜一株ひと株、食材の一つひとつが活きている。

Age_mae今回頂いたなかで最たる珍味が、タイトルに掲げた「蜂の子」。絶大なインパクトである。
(グロくてごめん)最初の写真は、油で揚げる前、陽光で解凍直後の蜂の子さんたち。羽の生えた成虫さんもちらりと見える。
これを揚げたのが次ぎの写真。衣も片栗粉も付けていないのだが、表面少しふっくらしている。
「これぐらい食べられないで、フードアナリストを名のれるか!?」との心の声に、食べました! 頂きました!

Age_ato ぷっくらとした身は舌と上あごでプチッとつぶれてしまいそうな柔らかさ。その食感はイクラなどの魚卵とも違って"皮"っぽい弾力がある。味は、苦み,渋み,臭みなどまったくなく、また脂ぽっさもない。塩み辛みよりは甘みが強く――と言っても蜂蜜のそれではなく――何だろう? 例えるのが難しい。味はそんなに強くないのだ。魚卵より強めのその弾力、歯応えを楽しむ料理かもしれない。ぅむ、……けっこう美味かも。
と、クセになる感じで、終いには4,5匹頬張って食べていた。
成虫はパリとした感じが強くなり、揚げ物の香ばしさもあって、居酒屋メニュー「川海老の唐揚げ」に似てくる。

Ssm_age他、美味なもの厳選二点、写真を載せておく。

しその実の素揚げ。
軽く塩をふっただけの味付けであるが、スナック菓子のような軽やかさに紫蘇の上品な香りが意外と合っている。
ご飯のふりかけとか、ステーキの薬味などにもいけそうだ。

Oob_susi_2大葉キムチの握り寿司。
市販の"キムチの元"でできるらしい。鞠寿司と考えて良いかも。丸みを帯びた形状が可愛い。けど、食べるとキムチの辛さと大葉の苦みに大人の雰囲気もある。目で楽しみ舌で味わう一品。
酢飯だったか? 忘れてしまった。


この30日は冬の厳しさがひき、温かな日射しがあった。
その陽光の下、餅米が蒸かし上がる間に、酒を飲みつつ美食をつまみつつのスローフード。本当に至福の時であった。
途中、子どもたちと鬼ごっごをしたり、そしてもちろん餅を搗いたりで、アルコールが心地よく廻わった。
みなさまのもてなしに感謝。

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静岡紀行《1》 ― 変わり餅 ―

去年の暮れ、静岡県の友人宅にお世話になった。友人親戚の家で執り行われる「餅搗き」に参加するためである。
"苦"に通じるとして"9"の付く日を避け、年末の28日もしくは30日に餅を搗くのがこの地方の習わしであるそうだ。

Sizen30日、その友人親戚宅を訪ねた。
親戚の方々はとても気さくでフランクで、楽しい時間をすごさせていただいた。子どもたちとはしゃいだ所為か、ここ最近味わったことのない和やかな時間でもあった。そして、どこか清々しさを感じたひとときでもあった。
この清々しさは、どこから来たのか?
まわりの自然、周囲の山々から感じたのであろうか、それもあるかも知れない。
しかし、――あとから気がついた。

Yasiro_2「餅搗き」を「神事」として執り行ったわけではなかろう(そのようには友人から聞かされていなかったし)。しかし、こちらのお宅の庭には地神を祀る石のお社があった。むした苔に、時のつみ重ねがにじみでたお社であった。このすぐ横に臼を置き、餅を搗いた。
神に見守られたハレの行事であったのだ。
清々しさは、この神さまから頂いたものに違いない。

帰り間際、気になる話を聞いた。
このお宅のすぐ横に中部横断自動車が渡るそうだ。そういえば、来る道すがら屹立する橋脚を何本か見た。
豊かに便利になる人の生活、「餅搗き」といった古来から伝わる風習、これらが両立することを祈らずにはいられない。
そして、地の神さまがいつもで穏やかな表情でいてくれることを――。

かたい話はこのくらいにして、変わったお餅を搗いたので紹介しよう。

Kawari_m緑色のお持ちは「草餅」。蒸したヨモギをいっしょに搗いたもの。これはそんなに珍しくないだろう。

けれども朱色のお餅、これは珍しい。食紅で染めたのではない、蒸した桜海老をいっしょに搗いた餅だ。実に静岡らしいお餅で、焼いたら桜海老が香りがかろやかに立つ逸品だが、この辺でもこの餅を搗く家はこちらのお宅だけだとか。

薄茶色の餅は玄米のお餅、ちゃんと聞いてこなかったのだが、もちろん餅米の玄米なのであろうと思う。そうでないと餅にならないよね。こちらのお餅、搗くのがしんどくて、仕上がりも堅いけれど、独特の風味があって雑煮などにも合う。それにたぶん、低GI。糖尿病の方にもお薦め(?)。

Sakura
それにしても、杵を振り上げたなんて何年ぶりだろう? 判らない。
翌日、右腕の裏筋に筋肉痛、腰には鈍痛が出た。
けれどけれど、先に記したように、清しい時間と空間に触れた貴重な体験であった。筋肉痛なんて安いものだ。

(他にも静岡ネタはいっぱいあるよ~ ……《2》につづく)

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弾正橋に憑かれ、歩く

1月2日のこと。
なんともない初詣散歩のつもりだったのだ。

ここ最近の散歩初めは深川富岡八幡を詣でた後、南下して佃島の住吉神社を経由、興がのれば築地,新橋を越えて愛宕山の愛宕神社までという道のり。しかし、昨年末佃島に行たばかりだし、開いていれば銀座の伊東屋で買い物がしたかったから、三社巡るのはやめにし、首都高深川線下を歩き、徒歩で渡ったことのなかった隅田川大橋を渡り、八丁堀に出たら鍛冶橋通りを京橋まで行き、あとは下って銀座。ってルートをあらかじめ決めていた。

Htm_brg_2詣で客の混雑を避け、早め10:32に門前仲町駅に。直ぐに八幡様に手を合わせて、毎年行く中華そば屋に向かうも、早すぎて開いていない。準備中のスタッフさんに訊いたら開店は11:30だという。幾度か来てい、ちょっとは知ったつもりになっている八幡宮周辺を巡り時間をつぶすことにした。
人道橋があったはず。あらためて写真に撮っておこうとと思った。

Tokyoshi_hi朱色鮮やかな橋が人道橋の八幡橋。八幡掘遊歩道に架かる八幡様の横参道的位置にある橋だ。
「東京市」名義の解説碑があった(つまりは碑自体が貴重価値のある古さ)。
この橋は1878(明治11)年、日本製の鉄を使用して造られた初めての鉄橋で、国の重要文化財である。しかも米国人 Squire Whipple氏の特許に基づく形状であることから、
国内初、米国土木学会の「栄誉賞」を送られたものだとのこと。
江東区教育委員会の詳細な解説板もあった。
この橋はもともとは京橋区(中央区)の楓川にかけられていた弾正橋を移動したもの。製造は上記のとおり1878年だが、1913(大正2)年の市区改正により新しい弾正橋が架けられ、元弾正橋と改称された後、関東大震災後の帝都復興計画の折廃橋となり、1929(昭和4)年にこの地に移されたとあった。
この時、まだ全然気づいていなかった。この日定めたルートに現弾正橋が含まれていることを。

Danjyo_brg僕は予定していたルートを歩いて、鍛冶橋通りに入り京橋に向かった。で、首都高環状線が頭上を塞いだとき、そこが弾正橋だった。楓川はここに流れていたのだ。

ご丁寧に(散歩にオチを付けるがごとく)ここにも解説板があった。
江戸寛永(1624~43)年間にすでに楓川上に弾正橋は架橋されていた。弾正橋は当時交差していた堀川上の真福寺橋・白魚橋とともに“コ”の字を形成しており、江戸名所図会に「三ツ橋」として残るほどの名所であったとある。
帰宅してから調べたら、楓川は「もみじかわ」と読み、日本橋川の兜町付近(現在の江戸橋ジャンクション付近)から分流し、京橋川・桜川合流地点(現在の京橋ジャンクション付近)に至る堀であったとのこと。現在は首都高速道路都心環状線にその姿を変えている。
また、桜川はこの楓川・京橋川と亀島川を連絡する水路/堀であり現在は鍛冶橋通りの一部。八丁堀とは、八丁の長さを有する桜川の別名だ。白魚橋から外堀までが京橋川だ。

Mmjl_prk斯様に、失われた河川・堀そして橋が、この東京の地に潜んでいる。まるで地霊のように。

この日、僕は弾正橋の「楓川を見たい」という想いを背に歩いたのかな? なんて思う。
楓川はなくなって、車の流れる道路になっちゃっていたよ。何かが流れ行くのが川ならば、そう、これも川と云えなくなくもないけれど。

門前仲町→[首都高深川線]→(港橋)→八丁堀→京橋→銀座一丁目

10951歩。

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いつもここから>晴弘

Hk_gk江戸色こい深川は富岡八幡宮に初詣し、その後「晴弘」で昼食をとるのが、ここ数年のパターンになっている。外食初めはいつもここ。

夜に伺ったことはないのだが、焼酎の品揃えが(常時約40種と)豊富で、季節もののつまみ系メニューもあり、飲み処としても魅力的なお店。ちなみにこの日に掲示されていたおつまみは、定番“ほろふき大根”などに交じって“春菊トマトサラダ”“鴨ロースあけぼの煮”など、創作的なものもあった。

Ebwt_so写真は「海老わんたんそば(塩味)」¥1050と「中華ちまき」(ランチサービスで)¥300。
丼中央のチャーシューは、トロトロ感と適度な歯ごたえをあわせ持つタンチャーシュー。上部は皮はふわふわ内はプリプリの海老ワンタン。取り巻きの具材たちは香菜をアクセントに飽きのこさせない面々がならぶ。
麺は細ちぢれ。これがコクのあるスープを持ち上げる持ち上げる。
ちまきは自家製。オレンジ色に見えるのは(家鴨?)玉子の黄身、四角いのが豚肉、黒いのはしっとり柔らかくなった乾し葡萄だ。中華技法があって完成できるものに違いない。

門前仲町で中華そばを食したくなったら、ここ、お薦め。

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