美味日本酒4本!
4月25,26日、連日に渡って美味しいお酒をいただいた。
写真1st、福島県大七酒造の純米大吟醸「宝暦大七」
「大七」は洞爺湖サミットでの乾杯に使われたり、「ミシュラン」と並ぶレストランガイド「ゴー・ミヨ」の公式スポンサーになったりと、今や国際的なブランドとなっている。
その酒造りは、微生物たちを大切にし、乳酸を自然発酵させる「生もと造り」にこだわっていて、ぼくのイメージとしては“ふくよかで優しく、それでいて骨太”といったところ。
今回は「宝暦大七」なる銘柄をいただいた。
こちらの酒の解説を大七のホームページから引用しよう。
『
生もと造りの純米大吟醸原酒の雫酒。甘酸っぱい良く熟した果実のような精妙で豊かな香気をふくよかでクリーミーな香りが包み込み、極めてバランスが良く気品のあるボディで、最高の評価があります。比類のない豊醇さは他の追従を許しません。(限定品)
』
そんな凄い酒とは知らずに、くっぴといってしまった。もっと味わって飲むのだった、と後悔先に立たずだが、バランスの良いお酒ほどスムースな飲み口であるわけで、「くっぴ」で本望であろう。許せ。
写真2nd、石川県小堀酒造の大吟醸古酒「萬歳楽 向山」
小堀酒造さん、判らないので調べた。
なんと、八代将軍吉宗の時代、享保年間(1716~1734)創業の老舗。
今回いただいた「白山」は、兵庫県口吉川産山田錦を霊峰白山の伏流水で仕込んだ吟醸酒を、低温で3年間熟成させた古酒。いただいたお店(以前紹介の銀座「鮨一」)でもワインセラーで封印されたままでいたので、都合5年間以上は寝ていたよう(鮨一は酒の管理状態も完璧だ)。
香りがまろやかで、口に含むとワインの樽香にも似たフレバーが鼻から抜けた。「ツンデレ」と例えよう。ツンと気高い女性なのに、ふたりきりになって唇を触れたとたんに香りたつような色気で迫ってくる。そんな感じ。もうメロメロ。
写真3rd、青森県八戸酒造は「陸奥八仙」のいさり火ラベル
八戸酒造は、安永4年(1775年、平賀源内がエレキテルを造る前の年)創業。「陸奥八仙」は10年ほど前に立ち上げたブランドらしい。某小売店からの情報では、蔵元のご子息と若い杜氏さんが二人三脚でがんばっておられるそうで、これからが注目の蔵元さんとのこと。
今回いただいたお酒は青森県産華吹雪を使用した純米無濾過生原酒。
八戸の地酒蔵として“地元で獲れる魚介類・食材に合うお酒”をコンセプトに造られたもので、黒い海に揺れるイカ釣り船の漁り火をイメージしたラベルが美しい。
日本酒度+5,酸度2.1。旨味しかりでキレがある。焼き鳥といっしょにいったのだけれど、負けてなかった。
こちらも創業を文化文政年間(1806~1829)にまで遡る老舗。杜氏さんの引退、当主の急逝などの荒波を耐えて、1999年にOUTした「飛露喜」がヒットし、今や全国区の知名度だ。
で、今回いただいたのはその「飛露喜」の愛山版。
“愛山”は米種の名前。酒造好適米としては“山田錦”が絶対のステータスを持っているが、米の大きさ、心白率など“愛山”も負けてはいない。ただ低収率と栽培の難しさから敬遠され、唯一、兵庫県は剣菱酒造が委託栽培により“愛山”を独占していたという歴史がある。
それが、阪神大震災を切っ掛けに独占状態が解かれ、今や様々な蔵が“愛山”を試しだした。
「出羽桜」「磯自慢」「南部美人」「日高見」「十四代」「醸し人九平次」などのブランドにも“愛山”銘柄がある。
こちら愛山「飛露喜」、スッキリとフルーティで飲み下した後の残り香が軽やか。美味だった。
某サイトによると、ぬる燗にすると甘みが立って、また違った旨さになるらしいのだけれども……、生酒だしね。
おまけに日本酒が勉強できるサイトを紹介しておく。
・日本酒net
・月桂冠「知る・楽しむ」
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