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ピエモンテの薫風に快くむせる

北イタリア・ピエモンテ州の郷土料理をいただいた。
ピエモンテ州はフランスに接した位置にあって、冬季オリンピックで名が知れたトリノを都とする州である。トリフ、特に白トリフの産地として知られ、ワインの有名醸造所が居を構えている。

RISTORANTE La Ciau

こちらのレストランを知ったのは、雑誌『料理王国』でセカンドシェフの方の紹介を見て。“ピエモンテ”がキーワードになって妙に引っかかってしまった。
「キー」と云えは、店名の「La Ciau」。ピエモンテの方言で「鍵」の意味だ。オーナーシェフの馬渡氏の修業先――ピエモンテ州のアルバに程近いミシュランの1つ星レストラン――「La ciau del Tornavento」から取ってきたものと思われるが、『鍵とは閉める為でなく開けるもの』との教えがあるそうだ。素敵な言葉だよね。

その「鍵」でぼくの心は開けられてしまったんだ。

Ravioliだって、何さ!? 藁に包まれたらラビオリなんて、食べたことないよ。【写真1st】
食べようと思って顔を近づけると、ふわっと立ち昇る薫りの優しいこと! 和んで笑みがもれること間違いない。
凶悪犯の自白にはカツ丼よりも、このラビオリだよ。絶対自白する。
すべてが赦されるような、そんな無限の優しさを感じる料理なんだ。

Zensai2写真2ndは、温かい前菜。右上は温野菜をバーニャカウダーソースを掛けただけのシンプルなものだけれど、一般のバーニャカウダーと違ってミルクが少量合わせられていて、とってもスムース。必要以上に濃くなく、あっさりといただける。

Tori写真3rd。
岩手県産岩井地鶏のもも肉のロースト 砂肝&レバー&トサカ 添え+フォアグラのソテー
鶏ももは低温でじっくりとローストしたよう。岩井地鶏の旨さ全開だ。
トサカは初体験。不思議な食感だよ。

Dolce写真4th。
デザートの盛り合わせ。
こちらのお店、パティシエさんはいないのだが、ホテル仕様とでも言うのだろうか、凄いワン・プレート。正直、感動した。
一品一品の詳細説明は、こちらフードアナリストの頁参照のこと。

Grappa写真5th。
甘いものにはグラッパを、というのがパートナーの意見でして……(^^;ゞ
こちらはグラッパの品揃え。

と、云うことで……。
前菜の繊細な味付けと美しい盛り付けから、藁に包まれた素朴な料理、地鶏のような剛速球、そして恐ろしく完成度の高いドルチェまで。変化に富んだコース構成でめくるめくひと時だった。
やっぱり、料理ってエンターテイメントだね。

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コメント

おいらはカップ焼きそば

投稿: mina | 2009/04/14 00:58

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