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2010年2月

生姜湯<たとえばこんな日常

 “家呑み”も良いよね。
 好きな音楽を聴きながら、雑誌を眺めながら、散歩コースをチェックしながら……。思い思いのeasyな時を過ごせるって、最高に幸せを感じる瞬間だ。

 スーパーで買った¥890のワイン「moonlight organics shiraz 2007」を呑みきってしまったぞ。Utinomi01

 こんな酒呑みな毎日をサポートしてくれいてるのがウコン入りの生姜湯だたりして。
 生姜は体温を上げて免疫力を高めたり、最近特に見直されて来ている生薬。そこに肝臓をいたわる鬱金(うんこじゃないよウコン)が入っているなんて、これはまさに自分の為の飲み物ではなかろうか。Kodamatokusa

 こだま食品さん、ありがとう。

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永井荷風が通ったレストランで

Arizona_gk_2  浅草で東京シティガイドのセミナーが開催された。
 そのセミナーの前に昼食を摂るべくこちらの「ARIZONA KITCHEN」へ。

 自分は、東京シティガイドの文学グループに参加している。
 ならばここだろう。
 永井荷風が愛したレストラン、そう言われているお店だ。

 実は、二度目の来訪。前回と同じメニューを注文しちゃった。

■コンソメスープ(¥600)Arzn_knsm

■ポークヒレカツチーズ焼(¥1200)Arzn_chzpok

 ライスは別で¥250

 もう少し安ければ文句ないのだけれど。

Arizona_nk  永井荷風先生がお気に入りだったのは「チキンレバークレオール」というメニューだ。
 次回こそは挑戦しよう。

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ほっこりと落ち着ける「TAKERO」@春日

Takero_gk  都営三田線春日駅A2出口からすぐ。路地に隠れるようにして「TAKERO」があった。散歩途中に見つけて、ランチでお邪魔したのが最初だ。

 そのランチメニューから紹介しよう――

■本日の焼き魚定食(季節の小鉢、出汁巻卵、赤だし、香の物付き)
■本日のお造り膳 ( 同上 )
■国産牛リブロースのステーキ丼(サラダ、とろろ、赤だし、香の物付き)
■清流地鶏南蛮,特製タルタルソース(サラダ、明太子、赤だし、香の物付き)
■こがねカレイの唐揚げ(中華風冷奴、天つゆ、赤だし、香の物付き)

■ことこと煮込みハンバーグNikomihmbg (上記同様、サラダ、明太子、赤だし、香の物が付いてくる)

 これら(季節により代わるかも、要注意)が全て税込み¥1000。

 カウンターがあり、ひとりでも入りやすいので、夜も何度がお邪魔した。

■砂肝の中華風マリネ(¥650)Tkr_sungm
■自家製とりつくね(¥480)Tkr_tukune
■千葉房総産 鰯の一夜干し(¥520)Tkr_iwasi これが鰯!? って、くらいに肉厚ジューシー
■桜えびのそばめし(¥600)Tkr_sbms
■いか下足とセロリ・エリンギのガーリックバターソテー(¥820)Tkr_geso こちらは冬期の限定メニューらしい。ちなみに↑こちらの画、現在自分の“待ち受け”だ。

 これらはほんの一例。イタリアンなメニューもある。

 アルコール類が豊富に用意されているのもありがたい。
 その日の気分や料理オーダーに合わせて、日本酒でも焼酎でもワインでも。梅酒も揃えていて、女性にも好まれそうだ。

 自分はもっぱらカウンターだが、「お二階は空いていますか?」と尋ねられる客人がいる。
 リンクを貼った「ぐるなび」ページから見てほしい。
 2階は和室仕様。本当に寛げそうな空間だ。
 ――今度は友人を誘って2階だな。

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地鶏・天草大王の水炊き@響

 職場の女子に「コラーゲン鍋の美味しいお店、教えてよ!」とか言われて、何故か自分もコラーゲン鍋っぽいものが食べたくなっていたところに、株式会社ダイナックからダイレクトメールが届き、都内に数店舗ある「」系列にて、2月限定のコースとして、熊本の地鶏“天草大王(あまくさだいおう)”を使用した水炊きコースがリリースされるということ知った。

 そのダイレクトメールからの受け売りになるが、九州北部で水炊きといえば比内地鶏以上に、この天草大王が人気らしい。
Hibiki_00_2

 ならばと早速行ってきた。向かったのは、新宿NOWAビルの「響」。

 17時のオープンと同時に入ったから、こんな感じで明るくて、最初はいい感じに写真が撮れたのだけれど、後半どんどん暗くなって、最後の甘味の写真は失敗しちゃった。

 

■前菜 芽キャベツのお浸しと赤かぶと大根の甘酢漬けHibiki_01 (どちらも厳選素材ね)

■前菜その2 池田屋豆腐店の柚子冷奴Hibiki_02

■宮城県気仙沼直送メカジキの刺身Hibiki_03 写真は二人前。(醤油は小豆島産だったか?)

■千葉県産菜の花の天ぷら 小笠原天然塩添えHibiki_04

■鰆 越後ふき味噌焼きHibiki_05

■天草大王の水炊き(骨付きもも肉が沈んでます!)Hibiki_06 湯気のせいか、腕のなさか、ちょいピンぼけ、ご容赦。

■由布製麺 大分平打ちうどんHibiki_07

 この後甘味が出て終了。

 メインの鍋はスープの補充ができ、頼んだら完全乳化し煮こごりに近いどろどろスープが「ドボッドボッ」と音を立てて注がれた。コラーゲンたっぷりだ。

 鍋の他のメニューも春を感じさせる厳選素材が並び、とっても満足した。そしてさらに、酒を除いたコースの値段が¥4000! これもうれしい。
 大きな会社でなければ、この金額で提供するのは難しいだろう。

 このコースは「響風庭赤坂」「四条河原町店」の「響」ではやっていないから気を付けて。

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今日のランチは「吾」@神楽坂

Ware_gk  去年の暮れ、「あれ? こんな処にこんな洒落た店あったけ?」って発見していたのだ(去年平成21年11月24日のオープンだって、そりゃ、目視確認初だよ)。
 絶対に夜が良さ気(げ)なお店だけれども、ランチもやってるじゃん!

 あとから気がついたのだけれど、オープン間もないのに、雑誌『料理王国』の目次裏2ページ目をかっさらった実力店だった。

Ware_runch  オーナーシェフは1969年生まれ、キャリア十二分。ここではその一軒一軒を並べまい。そういうのって何かいやらしくない?

 このブログは――面倒くさいこともあるけど(^^;ゞ――、ずべこべ言わずに画像を載っける路線で行くよ。ハズレのお店は載っけないし!
 (↑何で宣言してんだろう俺?)

Ware_01  今日食べたのは「和牛スジどんぶり物」。
 小鉢の蕗のおひたしが牛スジのアテにぴったりあった上品あっさり系。
 赤出汁は海苔でこれがまた、凄い薫る~。

Ware_02  メイン、牛スジどんぶり本体はゴマ油が隠し味かな。文句ありましぇん!

 神楽坂はかくれんぼ横町などとは反対側の逆裏神楽坂にあって、こちらも激戦必至。がんばってくれ~。今度は夜に行くぞ~。
 「路地裏 板前心 」。

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麻布十番の韓国料理 「ソソンジェ(素膳齋)」 でゆったりと

Sosoje_nk 麻布十番「ソソンジェ」に行ってきた。
 韓国料理というと“焼き肉”の類を思い浮かべてしまうかも知れないが、そればかりが韓国料理ではない。
 こういった家庭料理もすてた物ではない。

 いただいた2月のソソンジェ・スラッカンコースをずらーっ、と。

  水キムチと蓮根のお粥
Ssj_01     キムチの水が飲めるほどの柔らかさ。
  お粥は根菜の甘さにホットする。

  紅芯大根のサムSsj_02_3
  紅芯大根に巻く、という発想が面白いよね。
  大根のみずみずしさがすべてを包みこむ。

 この頃は特別に取り寄せた日本地ビールを行っていた。

  山にんにくの葉と蒸し豚のポッサム
Ssj_03a_2   これは絶品。漬け込まれたにんにくの葉は旨味が倍増している。Ssj_03b

 この辺から白ワインにチェンジ。

  ユッケ

Ssj_04_3  

 トックマンドゥ

Ssj_05   二種のジョン(ふきのとう,鱈)
  いわゆるチジミだが、ふきのとうの香りにやられちゃった。

Ssj_06   アンコウのチム
Ssj_07   ミトド(ック)――海鞘の子ども――がアクセント。←初体験!
  独特の出汁が出るらしいが、歯ごたえがカリッと鮮烈で愉しめる。

Ssj_08   サムギョサンプル(右端)
  ほど芋の石窯ごはん(左奥)
  テンジャンチゲ(右手前)
  その他、いろいろ韓国惣菜 (たとえば中央手前は 韓国風茶碗蒸し)

  デザート。白きくらげのシロップがけSsj_09

 写真加工的には2ヶ前、の上部~右上の加工が初めての試みなのだけれど。結構個人的には気に入っている、

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Valentine's Dinner

Foryoustvd  今日はヴァレンタイン-デイ。
 スーパーでおもしろいお弁当を見つけた。
 イカ墨のパエリア。¥690
 ハート型に成形してあり、色は黒褐色。一見するとハートのチョコレートに見える。
 赤いラベルに「St.Valentine's Day For you」と書かれている。

D_100214_2  はいはい、いただきましょう。

 ワインは甲州勝沼フジッコワイナリーの無濾過ワイン「初音にごり仕立て」をあてた。2300本の限定品。¥1380
 “フジッコ”って、そうTVCM「海の野菜~♪ 海の野菜~♪」のフジッコだ。
 へぇ~、ワイナリー持ってたんだね。
 日本酒でいう“どぶろく”みたいに、オリのような物が沈殿している。これがそのまま葡萄の風味なのかも。発酵が続いているのか、微炭酸。アルコール度数は9%。
 軽やかなワインだった。

 イカ墨パエリアも美味しかったよ。
 食べた後に気がついたのだけれど、パッケージ開けて写真撮れば良かった。
 ムール貝、ホタテ、エビ、イカ。シーフード満載で、これで¥690は安い。
 写真隣は、国産和惣菜3点盛り、10%値引きで¥225。

 ごちそうさまでした。

 そうだ。前の散歩記事。永代橋からも東京スカイツリーが見えたことを言い忘れていた。
 写真を添えておく。
 隅田川大橋、首都高9号線深川線の向こうに、建設中のスカイツリーが見えた。
 完成後には、目を見張る絶景ポイントになりそうな予感がした。

From_eidaibr

 ……えっ? 「ヴァレンタイン-デイに一人でディナーか」って?
 その通りですが、何か問題でも?

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豊洲→門前仲町→日本橋→神田→本郷三町目→[こんにゃくえんま]

 〔15124歩〕

 引っ越し作業に追われて、今年は初詣をし逃した。
 もう2月も半ばだが、引っ越しの挨拶をしなくては。新居も落ち着き、気持ち新たに――自分としては初詣の気持ちで――神社を巡った。

Toyosu100214  11:04、豊洲に降り立つ。
 ゆりかもめの駅を見ると、軌道が晴海通りを左折するような向きで少し伸びている。軌道を勝どきまで延長するとする、運輸政策審議会答申第18号が出ている。

From_unjyaku_br  豊洲運河、汐見運河と眺めつつ、汐浜運河まで来た。
 雲雀橋でカメラを構えると、向こうからちょうどボートが来たので、シャッターを切った。
 ボートは、写真右手の、石浜橋水門をくぐって消えていった。ボートの横に「警視庁」の文字があった。運河のパトロールかな。

 さて、11:37。年明けにいつも行く「晴弘」で昼食。
 去年と同じ、「海老わんたんそば(塩味)」と「中華ちまき」をいただいた。
 やれやれ、これでようやく年を越えた実感がしてきた。Ebiwntnsoba_2

Tmok8m_100214  門前仲町、富岡八幡宮参拝。
 「東京に引っ越して来ました。(もろもろ)宜しくお願いいたします」
 ――そう、念ずる。
 境内、骨董市でにぎわっていた。

 永代通りで日本橋へ。
 COREDOでパスケースとキーケースを物色。気に入った物が見つからず、結局20分弱のウィンドーショッピング。

Nichigin_st  日銀通りで北上。
 そのまま神田駅をくぐり、多町大通りと入る。と、案内板が目に止まった。
 ――『東京都指定史跡「神田下水」』!
 「神田上水」の方は知っていたが、「下水」のことは知らなかった。
 この多町大通りの下に、我が国初の近代下水道が敷かれた。時は、明治17年。鎖国が解かれ、海外からコレラが侵入。人口過密地域であった神田から下水道整備が始まった、とのこと。
Tachoo_dri  今でも、当時のレンガ積み管が約900m、地下でその役目を果たしている。
 何か、凄い。
 ちなみに江戸時代にまで遡ると、この多町界隈は商人や職人が暮らしていた町で、大岡越前の「三方一両損」に登場する大工の吉五郎もこの町の住人だそうだ。

Syouheibr_sc Kandamyjn100214_2  昌平橋を越えて、やって来ました、神田明神。2社目。
 ここでも引っ越しの挨拶で手を合わせる。

 さらに北上し、次は、湯島天神へ向かう。
 先日不覚にも寄ってしまった蕎麦屋「手打ち古式蕎麦」の前を通ったが、昼食が中華そばで「麺」がかぶるからね、さすがにフラッと入ることはなかったぞ。

 来ました、湯島天神。3社目。
 合格祈願の参拝客に梅まつりの行楽客が重なって、凄い人混み。寄るのを止めようかとも思ったが、ここには押さえておきたいポイントがある。
Hude_tuka  泉鏡花の筆塚だ。
 鏡花の筆力にあやかろう、というちょっと情けない動機。
Ysmtjn_ume_2   おまけに梅も撮ってみた。

 春日通りから、またしても菊坂に入り、最後は地元、こんにゃくえんま。
Knnykem100214  地元の閻魔様に挨拶なしでは、この1年が無事では済まないだろう。
 「近所に越して参りました。なにとぞお引き立てのほどを……」
 念じて、手を合わせる。
 14:58。

 初詣ができなかったので、何か胸にわだかまりがあったのだが、これでようやくすっきり。信心深い方じゃないのだけれど、変だね。

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ブリトー&タコス 「FRIJOLES」@麻布十番

Frijoles_gk  去年11月、麻布十番にオープンしたブリトーとタコスの専門店「FRIJOLES」に行った。
 入ってすぐ、目の前に広がるオープンキッチンがピカピカでいい感じ。
 が、初めてなので、勝手がわからない。
 キッチンに立つお兄さんが、優しくオーダーの仕方を教えてくれたぞ。

 簡単に注文の仕方を書いておこう。

 1.メニューは大きく分けて4タイプ、まずはこれを決める。
   ・ブリトー
   ・ファヒーブリトー(豆類の代わりにソテーしたピーマン玉葱が入る軽めのブリトー)
   ・タコス(3個セット)
   ・サラダ

 2.中に入れるメインの具を選ぶ、これも4タイプ。これで値段が決まる。
   G・特性チリソースで味付けしたグリルチキン \800
   C・ハーブや香辛料で味付けした豚肉 ¥900
   S・特性ソースでジューシーに焼き上げた牛肉 ¥1000
   V・ベジタリアン仕様でワカモーレたっぷり ¥1100
   サラダを選でいると+¥50となるので注意。

 3.後は豆類やサルサソースの好みや量を伝えるだけ。
   ブリトーは豆類の他に、ライス(メキシコ米?)などもトッピング可能。
   サルサは激辛のものもある。

 こんな感じで、3のトッピングを選ぶそばから、トルティーヤ生地に乗せられていき、キチンを手前から奥に移動。最後にフォイルに包まれてレジで受け渡し。Cooking

 えっ? “ワカモーレ”って何かって?
 ワカモーレとは、アボガド主体のディップ。ハラペーニョで辛めにしたり、クリームチーズでまろやかにしたり、お店の味が出るところでもある。こちら単品で¥200。

 自分が食べたのは、グリルチキンのタコス。軽めのランチにちょうど良かった。ビーンズがたっぷり入るブリトーの方がヴォリュームがある、しっかり食べたい方はこちらを勧めるぞ。
 ファヒーブリトーにして、Vのヴェジタブルにしたら、ヴォリュームはそのままに食物繊維たっぷりのダイエット仕様になる(アボガドは結構高カロリーだけど……)。ソフトドリンクにはカロリー0のペプシも用意されているぞ。
 ちなみに、ソフトドリンクはお代わりできる。
 ブリトーもそうだが、トルティーヤ生地は焼きの軽いソフト系。とうもろこしの香りと甘さが伝わるタイプ。焼き生地系に目のない人は是非。

 最後に、さすが麻布十番、外人さん比率タカッ(高)! 自分ら以外はみんな外国人か!?って空間。
 メニューが英語並記だからか? いやいや、本場スタイル、本場の味がここにあるからなんだろうね。

Tacos_burrito

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小石川柳町→本郷三丁目→(三組坂)→浅草

 〔11674歩〕

 過日2月5日のこと。
 午前に入った用事を片付け、夜の浅草寿町「INDLUGE」での会食に向けてぶらぶら~と、徒歩で向かった。

Kikuzaka  「海燕」のランチも食べたかったし、菊坂に向かう。【写真1st】がその菊坂、右手の蔵は5千円札の顔となった樋口一葉が衣類などを質入れしていた旧伊勢屋質店。明治22年に父親を亡くしてから、一葉は生活費に苦労するほど貧しかったのだ。
Ichiyo_00  この後、宮沢賢治旧居跡――彼は東北・花巻の人だが、大正10年の一時期こちら菊坂で暮らし、『注文の多い料理店』収録の「かしわばやしの夜」「どんぐりと山猫」などをここで書き上げた――を通り、一葉の旧居跡に向かった。
 【写真2nd】がその路地。以前は、奥の階段手前右側に旧居跡の案内板があったのだが、無くなっていた。【写真3rd】が一葉が使った井戸、今も現役だ。
Ichiyo_01  一葉は明治3年、現千代田区内幸町の生まれだが、都内(主に上野・本郷周辺)15回もの引っ越しをしている。この井戸のすぐ手前に越してきたのは、明治23年9月。父を失ってから一年目、ちょうど二十歳の頃。この一年後には、来客があると手狭だという妹の意見から、井戸を挟んだ向かいの借家にまた越すことになるのだが、明治26年7月に現台東区竜泉に越すまで、都合3年近くをこの井戸の傍らで暮らしたことになる。

Tadonsaka  【写真2nd】奥の階段を抜け、鐙(あぶみ)坂に出て、菊坂裏をぶらぶらしたあと、炭団坂で春日通りに出た。【写真4th】は坪内逍遥旧居跡そばから撮った炭団坂。
 『小説神髄』(明治18~19年発表)はこの炭団坂の上で書かれた。
 逍遥転居後の明治20年には旧伊予藩の育英事業として「常磐会」という寄宿舎になり、翌21年から3年余り正岡子規が寄宿していた。
 案内板には寄宿舎から下の菊坂を見た子規の歌が刻まれてる。

 子規と一葉はこの炭団坂で、すれ違った、たぶん。

Kaneyasu  春日通りと本郷通りの交差点、ここに有名な「かねやす」がある【写真5th】。

 春日通りをそのまま西へ歩けば、目的地の浅草・寿町は近いのだが、裏筋の湯島を抜ける道で西を目指した。三組坂上に美味い蕎麦屋が在ったことを思い出したのだ。まだちゃんと残っているかな? そんな気持ちからだったが、蕎麦屋を目にしたら食べたくなって入ってしまった、「海燕」で昼食とったのに……。“ランチはしご”になっちゃった。
 「手打ち古式蕎麦」という蕎麦屋だが、この話はまたいつか。

Satake_stg  三組坂を下り、そのまま西へ。下に銀座線が走る中央通り、JR軌道、昭和通りと横切り、清洲橋通り直前でアーケード佐竹商店街へ【写真6th】。

 商店街半程でウィンドーに並んだ蝶番にされる【写真7th】。
 Webで調査を試みるも、ヒットせず。「徳山物産」で掛けると韓国食材屋さんが引っかかってくる。蝶番が気になるのに。まさか同じ会社だとは思えないし。――謎のまま。

Tokuyama_bs  浅草到着。さてさて、時間はたっぷりある。ここまで来たら建設中の東京スカイツリーをチェックしておこう。

 吾妻橋に向かったら、おう、もう随分伸びてきているじゃないか。吾妻橋の台東区側から【写真8th】を撮った。一番左の中央円筒形のビルが墨田区役所リバーサイドホール、その隣が建築中のスカイツリー、次がアサヒビールホールとフランスのデザイナー、フィリップ・スタルク設計の吾妻橋ホール(スパードライホール)、奥の高層ビルはUR賃貸住宅ライフタワーだ。
Azuma_br  うむぅ、いまいちその大きさが伝わらないか。

Azmbr_sc  吾妻橋を渡って、浅草通りに出て駒形橋方向に引き返す。
 吾妻橋1丁目交差点歩道橋から撮ったのが【写真9th】。

 ちゃくちゃくと空に向かって伸びていますな、スカイツリー。

 この日はランチはしごの後、「INDLUGE」で会食。連れが(いや、自分か!?)呑み足りない雰囲気だったので、深夜国際通り西浅草でさらに一杯やった。さすがに翌朝は腹がもたれていた。

 最後に、吾妻橋から撮った逆光の隅田川が、自分としては良く撮れたかな、と。Upしておく。

7seieimaru

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本郷・菊坂でロシア料理「海燕」

Kaien_gk_2  本郷三丁目から行くと、菊坂をほぼ下りきった位置、最寄り駅は「春日駅」になる。根津から移転してきたのが2008年4月、その前は代々木駅前の代々木会館に在ったらしい。Webの書き込みを見ると、昔当時からのファンも多そうだ。
 店名「海燕」はゴーリキーの「海燕の歌」からとったものだとか。

 1901年に発表された「海燕の歌」は、ブルジョアジーの国家をプロレタリアートが打倒し、資本主義社会から社会主義社会への移行する目的とするプロレタリア革命を予見する詩として、ソ連、東側諸国、社会主義者の間でもてはやされた。
 ゴーリキーはこの詩の発表後、逮捕された(すぐに釈放されたらしいが)。

 1901年と云えば明治後期、日露戦争直前の時期。ここ菊坂界隈には今に名を残す錚々たる作家――樋口一葉,二葉亭四迷,石川啄木,徳田秋声,金田一京助など――が暮らしていた時期だが、まぁよい、それは置いておこう。

Borshch  ただ、格好良い店名だな、と思ってね。
 ――こう云う“格好良さ”って大切だよ。
 店名がその店の「格」を左右することだってあるだろうし。

Rol_cabt  ランチで二度訪問している。
 ランチメニューは――
 ① つぼ焼き ¥800
 ② ロールキャベツ ¥1000
 ③ ビーフストロガノフ ¥1000
 ④ 羊肉のステーキ ¥1000
 (お持ち帰りとして ピロシキ ¥300)
 いずれにも、サラダ,ボルシチ,デザート&ロシアンティーが付く。②,④にはライ麦のパンも付くよ~。サラダはビーツを使用したピンクのポテトサラダ、もしくはキャベツの酢漬け。
 ロシアンティーのジャムは桜のジャムだった。これは時期によって違うのかもね。

Beef_stgnf  ランチタイムはいつも満員。①のつぼ焼きは売り切れ必至。ご目当ての方は早めにね。
 それと――、相席を快く承諾してくれたお嬢様、ありがとうございます。
 こう云う客層がお店の「格」をまた上げる~。

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ワインのこと>「INDLUGE」

 先の記事、料理のことばかりで、いただいたワインのことを書き忘れた。

Dolink_2  「INDLUGE」のワインストックは国内産のみ。Web上で“(折角の料理なのに)何も国内産にそうこだわらなくとも……”といったような言葉を見かけたことがある。もっともな意見で、客人の好みもあるだろうし、もっと一般的な仏・伊のワインがあってもよろしい気がする。
 ――しかし、こだわり無く入手しやすい物を並べられるよりは、こだわった縛りのなかからリストアップされたものが並べられた方が良いという気もする。
 まぁ、考え方ですかね。

 この日いただいたのは3種。3人でお邪魔したので、ひとり1本空けた勘定になる。ワインが進んだのは料理が素晴らしかった証しだ。

Tkahata_sp  まずはスパークリングワイン。
 山形県高畠ワイナリーの「嘉yoshiスパークリング シャルドネ」。
 キリッとした辛口でフォアグラの脂を引き立てる透明感だった。

Kaze_ruju  次がココファームの「風のルージュ 2007」。
 勾配のある畑に風が吹き付け、鮮やかな葡萄色に染まっていくその色をルージュにたとえたのかな? 何とも凄いネーミングのワインだ。
 複数の葡萄品種がブレンドされているためか、まろやかで飲みやすい。

Hosaka  最後は山梨県本坊酒造マルスワイナリーの「穂坂収穫 2008」。
 韮崎市穂坂産のカルベネ・ソーヴイニヨンとマスカット・ベリーAを仏産樫樽で熟成させた逸品。マスカット種の柔らかさを保ちつつボディがあって飲み応えもある。

 ここで押さえておきたいのはワイナリー「ココファーム」のこと。
 栃木県足利市のワイナリー。知的障害を持つ人たちが、開墾し、葡萄を植え、一瓶ひとビン丁寧に造ったワインが、ここにある、ということ。
 リンクを貼ったホームページと重複するが、園長川田氏の言葉を引用しよう。


 私たちは、伝統や名声を誇る外国のシャトーのように、潤沢な資金を持つことができません。大手のワインメーカーのように、大量生産することもできません。
 しかし、葡萄を育てワインを醸す仕事に、名もない(自分の名前さえ書けない)人たちが中心になって取り組んできたことを・・・どんなに辛くても、一年中空の下でがんばってきた農夫たちがいることを、ひそかな誇りに思っています。ここにご紹介するワインは、葡萄づくりに、ワインづくりにがんばってきた知的障害の仲間たちが、のんびりと葡萄畑で自分にあった仕事-草取りや、石拾いや、カラス追い-をしながら、自然に囲まれて、安心して年をとっていけますよう、そんな願いが込められています。

 技術的な面でも、外国から醸造技士を招聘したりなどして、手を抜いたり、甘えたりということはない。だから、何処に出しても恥ずかしくないワインができあがるのだろう。
 ソムリエ田崎慎也氏も気に入っているらしく、氏がコーディネートした2000年の沖縄サミットで、こちら「ココファーム」のワインが提供されることになるのだが、その顛末が(失礼!?)実に面白い。感動のノンフィクションでもある。読んでみて。

 本当に、美味しいワインだった。

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MAX5名、一組様のみ!「INDLUGE」

Indulge_gk_2  言語学科卒のシェフによると「INDLUGE(インダルジ)」には“満足させる”“楽しんでもらう”という本来の意味を越えて、あたらしい刺激に驚き、満喫してもらう、というような、もう少しふくらみを持った解釈をしてほしいそうだ。
 ずべこべ言うまい。詳しい案内はリンクを貼った東京カレンダーに任す。

 この日にいただいたメニューをずらっと――

新玉葱のムースを詰めたコルネ
(コルネを立てるブロックは特注品だ)
Tamanegi_m

フォアグラのポワレ、馬鈴薯のニョッキ、砂糖莢のヴルーテFoie_gras

天然平目のポワレ、春菊のリゾット、アサリの泡Hirame

おまけに、泡を作り出す器具Awa_mchi

鴨胸肉の真空調理、アンディーブ、カレー・ソースKamo

赤ワインのスパゲッティ        Win_sp

新牛蒡のジェラート、日向夏のジュレGobo_j

アイチョコ、ヘーゼルナッツのアングレーズ・ソースAichoco

マリアージュ・フレールのティーTea

 予約は一年先まで埋まっているそうだ。
 良かった、この味とライブが堪能できて。――最高のエンターテイメントをありがとう。
 味はもちろん、BGMまで自分好みだった。マスターから教わった「Two Banks Of Fore」「Koop」を早速ダウンロードして、Podに入れてしまった。

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今日のランチは「そらまめ」で

Soramame_hksn_3  近所に「SORAMAME」と「そらまめ」、2軒の“ソラマメ”があって案内に困る。
 ネットで調べたら、なにやら深いつながりがありそうだが、未確認なのでその辺は触れずにおこう。
 今日は、白山通りに奥ゆかしい佇まいを見せる「そらまめ」でランチをとった。

 ランチメニューは日替わりらしい。
 パスタランチ、A;小柱とオリーブ、京菜のペペロンチーノ。B;いろりろお肉と菜の花入りトマトクリームソース。
 お魚プレート;白身魚のオーブン焼、フレッシュトマトのドレッシングソース。
 お肉プレート;ポークソテー、新ジャガイモ添え、ピリ辛トマトソース。
 いずれも、本日のスープもしくはいろいろ野菜のサラダ、自家製のホカッチャが付いて¥1000。
 他に、おまかせ盛り合わせデザートが¥500。パスタとプレートがチョイスできるお得なコースが¥1800。

 注文したのはお肉プレート。本日のスープは紫芋の冷製スープだった。

Mrsk_rase_3   
 スープはスムーズな舌触りで優しい甘さ。見た目にも艶やかで、のっけからヤラレタ。

Pork_sota  ポークソテーはヴォリューム感たっぷり。ピリッとしたトマトソースが豚の脂と好相性。新ジャガの他に、シャキシャキ歯ごたえをのこすキャベツソテーが下にひかれていて、健康的なバランスも良いぞ。

 お店は明るく気さくなイメージで、自分みたいなお一人様も気兼ねなく入れる。それでいて落ちついたムードもあるからデートで使っても良さそう。夜はどんな感じだろう??

 はてさて、これから本郷・小石川・白山、その辺のランチ紹介が増えそうな予感だが……。

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