« 銀座「鮨一」再訪!《後編》 | トップページ | 「恵矢」@神田猿楽町 < ここのトンコツはひと味違う »

「豊ちゃん」< 築地は洋食も美味い

 市場の食事処というと――、席やカウンターが狭くてゆっくりできない。どこか時間に追われてせわしない雰囲気。サービスがさばさばし過ぎている。――とか、マイナスイメージもあるけれど、肉体労働者向けにヴォリュームがあり、そして新鮮なネタ、食品を扱うプロたちが納得する味、と料理そのものグレードは決して低くない(そう思うのは、自分だけじゃないよね?)。

Toyochan_gk  何故か最近よく築地に来るけれど、この日は洋食ランチだ。
 場内1号館。その端にある「豊ちゃん」へ。

 ――ちなみに、1号館の反対端にあるのが、「吉野家」初号店。吉野家は1899(明治32)年、魚河岸市場がまだ日本橋にあった時期からからの創業。
 資料によると「豊ちゃん」も負けずに古く1919(大正8)年創業だ。関東大震災まえだから、「豊ちゃん」も日本橋組かも知れない。

 いただいたのは看板メニューのオムハヤシライス¥1050Omuhayasi  符丁は「オムハヤシ」

 ライスの上にオムレツ、そしてその上からハヤシルーがかけられた代物である。
 オムレツは玉ねぎや肉(豚?)がほどよく入ったトロトロ。ハヤシルーはほとんどドミグラスソース、ほどよい苦みとしっかりとしたコク。牛肉もいっぱいだ。また、添え物のキャベツ千切りが食感のアクセントになっていている。

 注文は融通が利く。
 オムレツとカツを乗っける「オム・カツのっけ」とか、カレーもかけちゃう「オムのっけ両がけ」とか。
 「のっけかけ」の符丁で呼ばれるメニューもある。それはライスにカツを乗せて、その上にカレー。――そう、カツカレーだ。カツカレーの発祥には諸説あるが、ここ「豊ちゃん」も元祖の一軒と目されている。
 こういったメニュー、ほとんどがお客様の「わがままオーダー」から発生しているらしい。

 では、写真ののぼりにある「ないアタマ」とは何だ?
 カツ丼の卵とじカツとご飯の別盛りを「アタマ」。「ないアタマ」は脂身なしのカツになり、「あるアタマ」が脂身あり、ということらしい。
 リンクの頁にメニューが載っているのでご確認を。
 (今の時期、旬のものということで、穴子メニューが登場している)
 また、このリンクを貼ったページ、『築地場内グルメ』のもの。他のお店も紹介されているから、とくとご覧あれ。

ご参考;築地今昔ものがたり

|

« 銀座「鮨一」再訪!《後編》 | トップページ | 「恵矢」@神田猿楽町 < ここのトンコツはひと味違う »

美食探訪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1116725/36018747

この記事へのトラックバック一覧です: 「豊ちゃん」< 築地は洋食も美味い:

« 銀座「鮨一」再訪!《後編》 | トップページ | 「恵矢」@神田猿楽町 < ここのトンコツはひと味違う »