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創業八十年!「天寿ゞ」@上野

 「天ぷら」はそもそもが“江戸前”のものらしい。
 米粉を衣とした揚げ物は奈良・平安時代からあったそうだが、「天ぷら」を小麦粉の衣をまとわせ揚げた物ととらえるならば、それは江戸発祥のものだ。
 上方文化圏・関西以西では、薩摩揚げ等の魚のすり身を素揚げした物を「天ぷら」と呼んでいたそうで、小麦粉衣の「天ぷら」が大阪に上がったのは明治期に入ってから、――と『Wikipedia』にあった。

Tensuzu_gk  東京には明治期から続く老舗天ぷら屋がまだまだ残っている。
 屋形船で天ぷらを提供する「三浦屋」さんは江戸期からの老舗という。
 それらと比較してしまうと、昭和3年創業の天寿ゞ(てんすず)は若い方だが、それでも昭和3年創業とは凄い。

 その「天寿ゞ」で天丼いただいた。
■特上天丼¥1995Tjtdn  ランチのみの提供。
 甘みもあるけれど、きりっとした濃い口のタレ。これが江戸前の味か……、などと心して味わった。

 みそ汁に海老の頭が四つ入っていた。海老の香りが何とも粋なみそ汁である。
 想像するにたぶん、かき揚げに使った海老の頭かな?
 この頭をがりがりと囓っていたら、カウンターの向こうの親爺さんが海老頭の食べ方を教えてくれた。
 まずは頭頂部の角を持ち、もう一方の手で目から下を持つ。そしてそこから開くように裂いていくと、角と繋がって甲殻がきれいに剥がれる。目の方に身(とミソ)が残るので、そこをいただく。

Ebiatama_3  ←成功例
 身とミソは食べちゃってないけれど。(見苦しい? ご容赦)

 親爺さん、優しい。

 カウンター隣の御仁は昼からビールで天ぷら定食をいっているようだった。
 彼が食べる速度に合わせて、一品ずつ、親爺さんが丁寧に揚げていた。
 揚げたてが一番香ばしく、美味いのだ。粋だね~。

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コメント

上野は、子どもの頃から一番よく行く繁華街だったはずなんだけど、結構何にも知らないもんですね。是非一度行ってみます。

投稿: あっきー | 2010/09/27 23:00

この辺は迷い込むと風俗店が現れますので、お気を付け下さい!

投稿: マル*サトシ | 2010/09/29 20:55

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