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昭和20年から>「栄屋ミートホール」

Skey_outs  神田多町通り、以前から気になっていた“ミルクホール”の文字。そして緑青と思しき看板建築の名残。
 ご年配カップルが入られるのを見て、自分も入ってみることにした。
 店内、テーブル6台のみの小体な設えだ。

 「ミルクホール」というのは、明治期の政府が健康改善のためミルクを飲むことを推奨したことから、数多く出現した軽飲食店(byウキペディア)。和製英語であり、“milkhall”という英単語は存在しない。
 同時期に外国のスタイルをまねるように「カフェ」が流行したのだが、「カフェ」よりターゲットの層が広く、また食事提供にも重きをおいていたイメージがある。

 短冊を見渡し、タンメン支那筍入¥850を注文した。Mmtm
 盛りの多さに驚く。
 ニンニク(たぶん炒め野菜の方に入っているのだろう)の香りが食欲を誘う。
 キャベツに隠れて見えないが、麺は細麺。すっきりしたスープによく合っていた。

Skey_ins  先に入ったご年配カップルはそろってラーメンにしたようだ。聞こえてきた会話に、久しぶり、懐かしい、といった単語が聞き取れた。
 会計時、女将さん(?)に「こちらのお店、古くからやっていらっしゃるのですか?」と尋ねたら、「昭和20年から」との返答。
 昭和20年、原爆が投下され、終戦を迎えた年である……。

 うわー。

 メニューには、カレーライス¥650、ラーメンとカレーライスのセット¥950、おにぎり¥120、いなり寿司¥90、などもある。
 終戦当時にこのメニューは無かったろうが、心身共にどん底にあった人々の空腹を癒すため、奮闘されたに違いない。

 「ミルクホール」の看板を掲げ、いつまでもがんばって欲しい。

 

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栄屋ミルクホール ラーメン / 淡路町駅小川町駅神田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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