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2012年4月

「Masion de YULONG」 @ 赤坂

 

Yulong_outs  赤坂の喧噪から少し離れたところにYULONG (遊龍/ユーロン)は ある。傍らに、ザ タワー ―― Park Court 赤坂 ―― が建つ前から。このあたりはタワーの所為もあって、景観が変わった。
 東京の街はどんどん変わって行く。

 テーブルセットと内装はこんな感じ。 Yulong_ins
Yulong_tables
 白を基調に、シックで落ちついた雰囲気だ。

 この日のメニューリスト。Menu
 スペシャリテのフカヒレを後方において、旬のものを効かせた配置。

 ―― と、最初に出てきたのはリストにないアミューズ。
■アスパラの中華風玉子豆腐Amuse
 アスパラは旬のもの、これもこの時期ならではの一品。
 さらりとしていて、和食として出されても違和感がない。

Hashioki_2

 ふと、可愛い箸置きが気になってシャッターを押した。

 初めの一杯はグラスシャンパンだった(品名忘れ、ご容赦)。

Zensaimra ■前菜の盛り合わせ↑
 左奥が細切りのくらげ。細切りゆえ、歯応え食感が強調され、後を引く。
 右奥が赤酢で漬けたワラビ。赤酢の他にリキュールか何か利いている? 香りがすばらしい。
 左手前はムール貝。右手前がポロ葱に豚肉を巻いたもの。

■翡翠スープSoupe
 ホウレン草の翡翠の中心部がツバメの巣。朱色は桜の塩漬け。
 塩麹の効果か、ひたすら優しく柔らかな味わいだった。
 シンプル柄の器も素敵だ。

■鮑の醤油煮込みAwabi
 添えらえた たらの芽のフレッシュな香りが甘辛い醤油にマッチしてる。

■北寄貝の岩塩炒めHokkikai
 こういう炒め物がユーロンの得意メニューらしい。
 何気ない炒め物のように見えるかも知れないが、火入れ加減が絶妙で食材の歯応えと香りが活きているし、味付けがかろやかで、胃の腑にストンとおさまる。
 器も素敵だ。

◆SANCERRE(サンカール) ソーベニヨン・ブランWine
 自分のチョイスであったが、料理との相性は、なかなか良かった。

■フカヒレの姿煮込みHukahire
 たまり醤油で煮込む独特な逸品。
 また、左奥の揚げパンがベストマッチで ――。
 こんなフカヒレは「YULONG」でしかいただけないのでは??

■牛フィレのステーキChuka_gyu
 香辣ソースのきりりとした風味が単角牛のしっかりとした旨味を引き立てる。
 ちょうど良いタイミングでワインがなくなり、飲み物は紹興酒(ロック)に変わっている。

 食事は“高菜の塩ラーメン”“黄ニラの塩焼きソバ”“釜揚げしらすのチャーハン”“坦々麺”の4種から選べた。
■釜揚げしらすのチャーハンCyahan
 しらすの適度な塩味とともに歯応えが残り面白いチャーハンだった。

■坦々麺Tan2men
 沈んでしまって見えないけれど麺は細麺。
 香り高く、さすが本格中華のタンタンメン。

■スイーツその1Sweets
 左が杏仁豆腐、右がリンゴとキャラメルのクレープ。
 杏仁豆腐の香りとなめらかさは期待通り。

■スイーツその2Sweets_2
 餡を春巻きの皮で巻いて揚げた点心(?)。

 2年連続でミシュランの星を獲得してるそうで、納得である。
 和風にフレンチに、装いは変わるけれど芯は一本しっかり通っている。中国料理としてブレはなかった。
 ヌーベルシノワを堪能した一夜だった。

 

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メゾン・ド・ユーロン中華料理 / 赤坂駅赤坂見附駅青山一丁目駅
夜総合点★★★★ 4.0

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お袋の味 > 「松屋商店」

 

Matuya_outs
 散歩の途中で。
 「~~商店」という食事処にしては珍しい店名と、店先に出ていた純和風なメニューに惹かれて入った。
Menu

 日曜日、12:45頃のこと。先客無し。
 入ったら、奥の部屋から年配のご婦人が出てこられ、厨房の火を入れた。ちょっと心配になったが、てきぱきとした動きに安心した。

 煮魚はブリになるとのこと。
 好みである。煮魚定食を注文した。

Matuya_ins
 店内カウンターとふたり掛けのテーブルが2つ、小体な構えである。お婆さま ―― は失礼か? おば様 ―― ひとりで切り盛りするにはちょうど良いのかも知れない。

 出てきたお盆に胸がおどった。Nizakana_ts
 小鉢が3つも付いてる。
 手前からお新香、切り干し大根、おからとカボチャ、里芋の煮付け。Ts_up

 独り身の自分にっとて、この家庭的な配膳は実にありがたい。
 こういうのを『お袋の味』って言うのだろうな。

 おば様がこちらに嫁がれて、53年目。昔は仕出し屋さんであったとのこと。それ故「~~商店」という店名なのか、と納得。
 現在も、外売りは行っているらしく、自分が食事中、おからのパック詰めを行っていた。
 お休みは設定しておらず、用が無ければ店を開くのだそうだ。
 偉いな~。

 お身体無理せず、適当な範囲でがんばってもらいたい。
 そして、永くながく、お店を守ってもらいたい。

 

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松屋商店定食・食堂 / 西大井駅馬込駅中延駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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「る・ぴあの」 @ いきいきプラザ

 

 例により散歩の途中で。
 事前情報なし、完全たる飛び込み状態。

 表の看板を見かけたとき「何で? ここに??」という驚きがあった。
 千代田区一番町の閑静なエリア、区の公共施設である『いきいきプラザ一番町』の前である。
 「表に看板が出ているということは、施設関係者以外の一般人も利用可能なのか???」
 恐るおそる施設玄関をくぐった。

 いやいやいや、驚いた。

Piano_outs
 る・ぴあのは千代田区平河町にある「味館トライアングル」の2号店。いや、店名を変えての出店なので姉妹店と言った方が正しいかな。
 こちらは『もっと多くの方に気軽にフランス料理を楽しんでいただきたい』ということで、“カジュアルフレンチ”を謳っている。

 この日のメニュー。Oned_menu
 店主さんが山形の出身だそうで、東北地方の食材を積極的に使用しているらしい。

 牛たんのやわらか煮 京味噌風味 をオーダーした。

 まず、パンとサラダがサーブされた。Rietto_salada
 中央はハムのリエット。
 ハムをペースト状にしたものであるが、これが恐ろしく美味い。
 えー?? ってくらい。

 続いてメイン。Tanywrkn
 ワンプレートで出てきた。
 こちらも、えーっっ! って感じ。
 見た目からして美味い。
 いやいや、食べたらやっぱり美味い。

 慌ててスープを追加オーダーした。
 ¥100のスープって、どうなの? 
 これまでの料理をみて、好奇心半分、期待半分だ。

 こちらがそのスープ。Soupe
 この日のスープは、下仁田ネギとジャガイモのポタージュ。
 やっぱりな。期待通りに予測範囲を超えていく。

 メインのプレートに添えられた蒸し野菜たちにもひと手間加えられている。玉ネギの芯部分には何かお肉が入っていたぞ。
 このひと手間が、野菜自身の味をぐっと引き出してるようだ。

 いやいやいや、驚いた。
 こんなに本格的なフレンチが、この価格でいただけるなんて。
 コーヒーまで付いてくる。

 あとから、お店のホームページで知ったのであるが、店主の佐藤さんは英国大使の公邸料理人を務めた経歴の持ち主、フランス大使やエリザベス女王を迎えての晩餐会の料理をてがけたことがあるという。
 どおりでね。

Takeout
 あぁ、今度行ったら、あのリエットを買って帰ろう。

 

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る・ぴあのフレンチ / 半蔵門駅麹町駅市ケ谷駅
昼総合点★★★★ 4.0

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カオソーイ @ 三鷹台

 散歩の途中で。Namucyai_outs
 “カオソーイ専門店”って珍しいなぁ、と思って入った。井の頭ナムチャイ

Namucyai_ins
Harigami
  店内張り紙にあった「西荻時代の復刻版……」との言葉が気になって尋ねたら、2005年西荻でラーメン屋さんをはじめ、こちら三鷹台に移ってきたのが2008年。カオソーイ専門店となったのは2012年2月から、とのこと。分店が駅前通りの角にあって、従来からのラーメンはそちらで提供している、とのこと。(――この辺のことは『食べログ』の備考欄にも書かれている。本駄文下部の店名より『食べログ』ページに飛ぶので、良かったらご確認を)

 なるほど、分店が極近くにあるなら、別メニューに特化したほうが良いね。
 商魂たくましいな~。

 店内、お香も薫ってタイの雰囲気がかもし出されている。箸と箸立てもそれっぽい。Hasitate

 カオソーイとカオトムのセットを注文した。
 まずはカオソーイCaosoi
 揚げ麺は砕いてスープになじませながらいただく。
 揚げ麺のしたに平打ち麺があった。(米麺っぽい)Menup
 このダブルの麺がカオソーイの特徴だ。

 後から仕入れた情報だが ―― 先記の分店の壁に雑誌紹介記事が掲示されていた、それによると ―― 店主はチェンマイで1年修行したそうだ。揚げ麺は手作り、本場にならってモヤシをのせないのがポリシー、とのこと。

 そんなに辛くはない、ココナツミルクの甘さが勝っている。鶏出汁が効いているのか、ごくごく飲んでしまいたくなる引きの強いスープだが、それはNG。
 カオトムにしないとね。

 カオトムがこちらCaotom
 残したスープにご飯と辛肉みそを投入、パクチーも添加。
 肉みそはバーナーで炙って焦げ目をつけてからのせられる。焦げ目が良いんだ。
 さすがに辛さが出てきて、額に鼻に、汗がにじんできた。

 ¥50でパクチーが増量できる。マイルドなスープだからそれも良いかも知れないね。
 タイ料理が好きな方、“カオソーイ”と云う言葉にピンときた方は、三鷹台に足を運んだ方が良いよ。

 

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井の頭ナムチャイラーメン / 三鷹台駅井の頭公園駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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「8's Cafe」 @ 春日

 

 疲れた週末、カフェでぼうっとするのは気持ちがいい。

8sc_kanban
 階段の上の小さなお店8's Cafe (ハチスカフェ)
 店名は恐らくオーナーのお名前から。蜂須さんであったか蜂須賀さんであったか、表札が出ていた。

 お昼時に何度かお邪魔している。 8sc_ins01 8sc_ins02
 明るい窓際の席に、読書をしたり、勉学に勤しんだりするひとを見かける。

Oned_menu_2  メニューは日替わり、ケーキもころころ変わる。

 こちらはレギュラーメニューの牛すじシチュー。Gysjstew
 肝心の牛すじが沈んでいて見えないけれど勘弁。パプリカの添え方がおしゃれだから許して。
 向こうにあるグラスにお手ふきなどが入っている。箸も入っていて親切だ。

 こちらはエビとキノコのポテトグラタン。Ekpgratin
 結構なボリューム。

 ケーキも美味しい。
 こちらはリンゴと柚子のチーズケーキ。Rgyzchec
 右奥はダージリンだったかな。

Drink_mn

 実は、地元ネタ。
 日曜営業が助かる。Kaidan
 帰りは文京シビックセンタービルを眺めつつ、長い階段を下るんだ。

 

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ハチス カフェカフェ / 春日駅後楽園駅本郷三丁目駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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