「Aria di Takubo」 @ 恵比寿
恵比寿公園そばのイタリアン「Aria di Tacubo」。ビルの4階にあるので、ちょっと見つけづらい。
ナプキンがスーツを模してたたまれていた。
面白い。
カトラリーはCutipol。
乾杯はスプマンテ。
■Franciacorta Cuvee Prestige
後ろでぼぅっと青く光っているのはワイン専用の恒温庫のよう。
緑のデジタル表示が庫内の温度、もしくは設定温度を表示しているように見えた。
ワインそれぞれが飲み頃温度でキープされているのだろう。
■オリーブ
種は抜かれ、アンチョビが入っていた。(←記憶曖昧)
■北海道産 真つぶ貝
ジュレ状にした焼きナスがあしらわれている。
真つぶ貝のコリコリとした食感に対し、焼きナスの柔らかい食感、そのギャップが面白い。
また、焼きナスの香ばしい香りに対し、ワサビと柑橘が添えられていて、これも好対照。
■中勢以より 丹波牛のブリスケ
『中勢以』とは田園調布にある熟成肉専門店。
“ブリスケ”は部位の名称。前股の内側、胸にあたるところだ。
熟成肉でも、こんな風に生っぽい調理ができるのだね。軽やかさと肉の旨味が同居する逸品。上に散らされているポテトチップも一役かっている。
■根室産 真鱈白子
ビオトジーニ社の生ハムが合わせられている。
また、下に敷いてあるのは“王様しいたけ”。こちら北海道は函館市「福田農園」の手によるものと思われる。
バルサミコでくっきりとまとめられていた。
■マルケ産 フレッシュポルチーニ
ソースはアーリオオーリオ。ポルチーニを引き立てる。
合わせて――
■ジャガイモとローズマリーのフォカッチャ
ローズマリーが効いている。美味。
■中勢以より 丹波牛の脛肉
パスタはラガーネ。こんな肉料理にはぴったりだ。
■中勢以より 丹波牛のシンシン
内ももの部分。素晴らしい赤身だ。
お皿の白と重なって見づらいが、アフリカ大陸はジブチのアッサル湖の塩が手前にある。
デザートに行く前に、追加オーダー。
■チーズの盛り合わせ
確か、栗の蜂蜜だったかと。
ワインに言及していなかった。
飲んだワインのラベルを剥がしてくれたので、その写真で。
さて、デザートに突入。
■北海道産 グランドチャンピオン
洋梨。
追熟加減もベストな感じ。しゃきしゃき感と芳醇な甘さが良い。
■tacuboのティラミス
チーズはマスカルポーネ。別添えでソフト板チョコ。
こういうティラミスもあったのか! ティラミスのアンチテーゼ!?
中勢以の熟成肉をメインに組み立てられたコース。
迫力たっぷりのコースだった。
旬にあわせて構成が変わるようだ。季節ごとに愉しめる。
また『お肉ばかりでは……』と言う方には別のコースもあるのでお店のホームページでご確認を。
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