「かき愼」 @ 根津
冬になると、……そう、牡蠣のシーズンになると思い出す、「かき愼」。
過日訪ねたときは、かきフライは用意できていないが、釜飯はあるという。
しかも、オーダーを受けてから炊き出すので、30分はかかるとのこと。
牡蠣の釜飯も魅力的。オーダーの後、30分外出して(根津をぶらついてきて)良いか、尋ねるとOKとのことで、そうさせてもらった。
言問通りを流し歩いてお寺を訪ねたり、あるいは藍染川あとを散策して戻れば、ちょうどそんな時間になる。
―― 我が儘な客だ。
先日訪ねたら、かきフライがあった。
■かきフライ (ソース注ぎが上で切れてる)
大振りな、りっぱな牡蠣が入らないとフライは提供しないのだ。自信をもって出せる食材でなければ。無骨な職人魂を感じる。
この大振りな牡蠣を、まずはレモンのみ。続いてタルタルソース、もうひとつはソースとからし。残った1ヶは気に入ったソースでリピートだ。迷う事必至なんだけど。
創業50年。もっとも、最初は貝の専門問屋だったそうで、業態を変えたのは平成16年から。
先代が築いた、貝卸しの太いパイプがあるのかな? 貝料理に特化したお店って希(まれ)だし、ニッチなところにうまくはまった。
メニュー構成も変わっていて、和洋折衷、貝が美味しく食べられる品揃え。
牡蠣のないシーズンでも、アサリや小柱が美味。
今度行ったら、パスタを試そう。
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