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「多摩山荘」 @ 茗荷谷

 

 前から気になっていたお店である。ようやく行けた。
 地元にも、気になるのだけれど行きそびれているお店はたくさん残っており、その内の一軒である。
 多摩山荘―― 桜並木で有名な播磨坂にあって、独特の存在感を漂わせている。

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 茗荷谷にあるのに何で「多摩」なの「山荘」なの? まっ先にそんな疑問がわいてくるであろう。
 某情報誌によると、かつては多摩地区あった「多摩山荘」が青山に移動してきて、そこの麦とろに感銘を受けた小石川店先代店主が(定年退職後、一念発起し)頼み込んで、仕事を教えてもらったとのこと。店名の「多摩山荘」までいただき、この地にオープンしたのが1980年のこと。今は二代目が味を守っている。
 ―― この辺のことは店名からリンクを付けたお店ホームページに、漫画調に記されていて面白い。

Counter
Koagari

 店内は、L字のカウンタと小上がりの構成。奇を衒うところはいっさいない。まったりと落ち着いてしまう。

 レギュラーメニューのアップ。Menu_l

 単品メニューは旬によって追加され、ボードに掲示される。Menu_td
 この日、「売り切れご免」の下には“塩サバ”“鮭かま塩焼”“豚肉たれ焼き”があった。
 最後の“塩サバ”は自分がいただいたのだけれどね。
■塩サバSaba

 順番が前後した。
 まずはこれだ。
■ホッピーセット&お通しHoppy_and
 ホッピーで使用の焼酎は「いいちこ(25%)」。店主の好みでやや濃いめ。
 もちろん‘中’だけ注文が可能。

■ひじきの煮物Hijiki

■肉じゃがNikujyaga
 こういう家庭料理が、ひとりもんの自分には大変ありがたい。
 そしてまた、麦とろ定食に一品追加するにも、もってこいだ。

 では、その麦とろ定食系から、
■とろろ芋(標準形)Setting01
 青森県産の長芋を使用。手前の刻み葱と生姜は薬味。
 右の青磁のポットに専用出汁が入っている。女将さんお勧めはちょっと多めの投入。
 お新香が美味。糠床は創業当初からの物らしい。

 とろろを掻き回しているうちに、登場。
■麦飯とさんまSanmatt
■そして味噌汁Misosup
 これにて“麦とろ定食さんま付き”がそろった。
 麦のプッツとした歯応えと、とろろのスルルっとした喉ごしと、予定調和であるにしても、素晴らしい組み合わせだ。

■さんまのUpSanma
 明石の干物屋から取り寄せているのだそう。灰干しさんまかな?
 肉厚に干物の旨味がぎゅっと詰まっている。恐ろしく美味。
 大根下ろしは鬼おろし、粗めで食感が良い。干物が強力だから大根おろしもそれに合わせないとね。
 単品でも注文できるので、これを酒のアテにする手もある。

■麦とろ納豆入りNattouiri
 出汁をかけちゃった後の画。
 “麦とろ定食納豆入り”ではこのタイプが供される。

 麦とろに牛タン、って組み合わせもあるが、干物とのコラボも捨てがたいね。“麦とろ定食さんま付き”はその最たるものだと思う。自分はむしろこっちの方が好きかも。

 初回訪問時、運悪くにわか雨に降られ、お店から傘を借りて帰った。
 一見さんにも気持ちよく傘を提供してくれる、店主ご夫婦の人柄も素敵だ。

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麦とろ 多摩山荘 小石川店
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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