黄金笊 @ 「与之助」
新御徒町、春日通り沿いの蕎麦屋。
某グルメ雑誌で知って、その後ちょくちょくお邪魔している。
店内、コンクリート打ちっ放し。蕎麦屋らしからぬ雰囲気だ。
気骨あふれる蕎麦は、このコンクリートむき出しの内装に、どこか似ている気がする。
お酒メニューも撮ったのだが、ボケているのでUpは控える。
フレーズを抜き書きする。
東北泉・特別本醸造‘冷酒でもお燗酒でも’。
旭鳳・純にして醇‘キレ良く味わい豊か’。
升酒・吉野杉のたる酒‘香り高い檜のマスで’。
などなど。焼酎もあるが、“隠し日本酒”もあるそうで、どちらかというと日本酒が得意そう。
こちらは、つけ汁の蔵王産地鴨。
鴨なんばんだと、大振りに切られた鴨肉だが、鴨笊は一口大の大きさに切られている。
とろとろの蕎麦湯がまた良い。
ここに、鴨出汁のまわったつけ汁をほどよく入れていただく。
つぎは温蕎麦から、
ご近所の鳥越神社にちなんでの一品かな。
■鳥越そば
鳥肉(胸肉かな?)には蕎麦粉をはたいてある。そのせいだろうか、しっとりと鳥の旨味が残っている。
温蕎麦のUpも。
店先に季刊誌『蕎麦春秋』の記事が飾ってあって、それによると、北海道摩周湖の蕎麦を生産者と吟味して選び、こちらで製粉しているとのこと。
季節毎に特別メニューが出る。
こちらは5月にいただいた、
■胡麻だれざる
最後に看板メニューを
■黄金笊
ピンがつけ汁にあって、蕎麦がボケているけれど、ご容赦。
だって、このつけ汁が傑作なのだよ。
鰹・昆布の出汁に白醤油。そこに青森・長谷川自然牧場の豚肉の細切りと水菜、三つ葉、トップに柚子皮。
豚肉の脂が良い感じに甘い。胡椒がそこをバッシと締めてナイスバランス。
美味いからといって、がっついて食べると損をするよ。
つけ汁を半分ほど残しておいて、先出のとろとろ蕎麦湯で割って飲むと、これが恐ろしくいけるのだ。
あぁ、これで酒を行っても良いかも!
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