SFの国 @ 「世田谷文学館」
行ってきました、『SFの国』日本SF展 @ 「世田谷文学館」。
「うわーっ!!」「すげーっ!!」
まずは、懐かしさ。そして……、若かりしころ抱いた情動/モチベーションがこみ上げてきた。
自分が、お小遣いで買った初めての文庫本が小松左京『果てしない流れの果てに』とRobert A. Heinlein『宇宙の孤児』だった。
たぶん、自分の半分はSFで出来ているのだろう。
―― だめだ。
半村良が小松左京に宛てた書簡はまずい。
『日本沈没』を一晩で読み上げた半村が、その時の気持ちを素直に記した実筆の便箋を読み始めたら、読み終えるまで顔を上げられなかった。
気がついたら、……泣いていた。
歳をとって、涙もろくなった自覚はあったのだけれどね。
ここまでとは。
やっぱり ―― 間違いなく、自分の半分はSFで出来ている。
| 固定リンク
「感性摂取」カテゴリの記事
- My make-up may be flaking / But my smile still stays on(2020.04.09)
- 「Jazz Bird」 @ 表参道(2018.08.11)
- SFの国 @ 「世田谷文学館」(2014.09.15)
- 実写版 『xxxHOLiC』!!(2014.04.10)
- 散歩していると、意外なものに出逢う。(2013.10.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント