「天浅分店」 @ 蒲田
散歩で見つけたあった天ぷら屋さん。気になっていた。
ランチどき、ちょっとドキドキしながら暖簾をくぐった。
入って左手にカウンター、右側が小上がり。
二階もあるようだが、定かではない。
定食を注文すると、お新香と煮物(大根とコンニャクの煮染め)が出てきた。
(この煮物、味が濃そうな色合いだけれど、塩梅ほどよく、美味だった)
■かき揚げ定食
本体揚げ物をUpで。
右側、長く大きいものはエノキ茸。歯応えが愉しい。
ほか、左手前はピーマンとナスね。
後ろのかき揚げは小柱主体だった。軽く揚がった衣が小柱の旨味をしっかりと包みこみ美味。
再訪、別の日。
■天丼 上
ネタ最下に横たわる穴子は国産品とのこと。
上の緑は行者にんにく(←味的にたぶん)。
あとは小さめのかき揚げと海老が2尾。
それと伏兵が右サイドの褐色の揚げ物。
実はこれ、コンニャク。衣が薄く、揚げの脱水効果が適度にコンニャクに作用したよう。そこにスッキリと甘辛いツユが染みこんでいるのだ。
自分、こんなコンニャクは初めてだ。
言い忘れていたが、丼物には味噌汁が付いていない。別注である。
先日の定食をいただいたときに、味噌汁の美味さを知ってしまったので、オーダーしたものだ。
具は豆腐とナメコ、とシンプルな構成だが、味噌の香りが良い(何味噌だろう?)。
最初に“気になっていた”と記したが、実は店先にメニューが表示されていて、中にそそられる品があったのだ。それは「しゃこ丼」。
Upしたメニュー表にも載っている。
店主さんに尋ねたところ、「しゃこ丼」は蝦蛄の玉子とじとのことだが、哀しいことに羽田空港新滑走路の着工以降、江戸前の蝦蛄は禁漁となったそうで、それに代わる良い蝦蛄がなかなか入手出来ないらしい。
あぁ……、「しゃこ丼」はいつ復活するのか。
Take-Out 有り。
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