「尾張屋」 @ 墨田区石原
“墨田区”“尾張屋”で検索すると、本所は春日通りにある和菓子屋さんか、東向島の蕎麦屋さんが先に引っかかる。
なので“@ 墨田区石原”とした。
こちらの「尾張屋」は‘ぴあMOOK’『東京 手みやげ本』で知った。
昭和8年創業の老舗にして、おにぎり、赤飯、和菓子のお店である。
お店ホームページを見れば判るが、ドラマのロケ弁なども請け負っている。
隣には甘味処的イートインスペースがある。
もちろん、お店で注文したおにぎりや和菓子もいただけるが、ランチ時にはお好み焼きや焼きそばをメインに据えたセットメニューがあり、お得だ。
豚肉、エビ、イカ、野菜たちが香り高いソースでまとめられている。中華屋さんの焼きそばと比べると、甘味処の焼きそばはどこか軽やかだ。
シャケおにぎりには、フレークの身ではなく、その日の朝焼いた鮭を使用。ご飯は茨城のコシヒカリ。塩は伯方。
美味くないわけがない。
いなり寿司は‘手揚げ’を謳い、朝揚げた自家製をあげを秘伝のタレで煮込み、使用してる。創業当初から三代受け継がれてきた味である。
しかと味わった。
散歩の途中、暑くて一休みしたいときは、シンプルなかき氷がなによりだ。
■氷レモン
説明不要であろう。
で、『東京 手みやげ本』で紹介されていたのが、こちら。
■ヒレカツむすび
お持ち帰りした。
国産もち豚を粗めのパン粉で揚げ、特製ソースをからめ握ってから薄焼き玉子で包んだ創作系。三代目が開発したそうだ。
ご飯に染みこんだソースが、また美味し。
三代目は店を継ぐ前に洋菓子店で修行した経験があり、生クリームと苺を桜餅風の生地で巻いた“イチゴ桜”なるお菓子もある。
こちらは冬限定の商品で、残念ながら拝めなかった。
ヒレカツむすびは午前中には売り切れてしまう。
電話でキープが可能とのこと。
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