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クレソンが咲いていた @ 「料理の育元」

 

Ryri_ikugen_outs
D_menu00

 東松山で友人と会食。
 友人が予約を入れてくれていた。

 森林公園に近い熊本ラーメンの「育元」が別ブランドを立ち上げたと聞き、これは行かなければ、と思っていた。
 その名も料理の育元。――まんまじゃないか。

 靴を脱いで中へ。
 席に着くなり、酒を選びに保冷庫前に。Cooler

 “鍋島”の左にあった酒をチョイス。こちらだ。
◆十四代 本丸 秘伝玉返し14dai00
 酒器は錫。酒を美味くする魔法の金属である。
 で、一合の値が裏ラベルの横にさりげなく表示されている。
14dai_600  なんと、¥600!

 あり得ないような良心価格に驚きつつ、会食スタート。
Table00  テーブルの上には品のある調味料入れ、中央の四角い容器には藻塩が。Moshio00

 飲み物メニューなども載せておく。
D_menu01
Menu_00
 料理はコースのみ。今回の予約は¥5000コース。

 お通しがきた。Hashi00
■トコブシTokobushi00
 日本酒に合わせたような、ナイスなお通しである。

 さてさて、これから凄かった。
 呑みのペースに合わせて、こぎみ良くサーブされる料理の数々をどうぞ。

■牡蠣(兵庫県産)Kaki00
 すでに味が付いている。そのままいただく。

■鯖刺しSaba_goma0
 胡麻だれでいただく。これ、初体験。
 それにしても素晴らしい鮮度。脂も旨し。

■刺し盛Sasimori00
 ホタテの貝柱の下にはホタテの白子が隠れていた。
 濃厚な味わいに酒がすすむ。

 後で調べて判ったのだが、ホタテの生殖巣は雄は白色、雌は赤色なんだそうだ。
 いやぁ、ホタテ白子、初体験だったかも。

 刺し盛、先の藻塩で行っても良いかと。

 と云うことで、十四代は蒸発するようになくなり、次の酒。
◆栗林Riturin00
 音読み、“リツリン”と読む。
 秋田県は栗林酒造店の逸品。裏ラベルも載せておく(ちょっとピンが合っていないけれど)。Riturin_ks
 酒米“美郷錦”??
 これも後で調べたのだけれど、秋田県農業試験場で“山田錦”と“美山錦”を人工交配し出来た酒米だそうで、比較的新しい品種のよう。
 しっかりした風味で穏やかな甘み。良い感じである。

 さて料理は……
■鯨の尾の身Kujira_o_00
 濃厚な脂。ニンニクスライスでピリッとしまって、口中はお祭り状態。
 びっくりした舌を栗林でなだめる。
 このサイクルはやばい。

 次は焼き魚。
■カマスKamasu00
 うーん。別アングルも載せておく。Kamasu01
 カマスのボリューム感が伝わるか?

 次は煮物。
■若竹煮Wakatakeni00
 上は山椒の葉。
 旨口の酒を行っているからね、こういう辛味が料理と酒の相性を増して、双方を引き上げてくれるようだ。

 と、栗林がなくなって……。
 次ぎに出る料理に合う日本酒を、とスタッフさん(優華さん?)にチョイスをお願いした。
◆福田Fukuda00
 長崎県、福田酒造の逸品。Fukuda_ks1

 で、料理が。
■パクチーとクレソンのサラダ & 2週間エージングのヒレステーキFilet_00
 ヘビー級のパンチがきた。
 大丈夫か“福田”?

 これが大丈夫。しっかりと受けて、対等にやり合っていた。
 福田、独特の香りがあって美味かった。

 ヒレの断面を載せておく。Filet_up
 ミデアムレア。肉汁にこちらがとろけそう。エージングでアミノ酸が増しているのだろう。

 サラダも美味。クレソンが咲いていた。Cresson

■筍姫皮とアサリの炊き込みご飯Himekawaghn00
 香りが素敵。上の山椒に負けない風味である。

 下に影になっているのは、
■ジャコ山椒 Jyako_ss
 こういう箸休めが嬉しい。
 福田が少し残っていたし。

 あとから登場の、
■三ツ葉のスープ3l_soupe
 これも香りが良い。そして、胃の腑に沁みこむような優しい味わい。

 以上。
 料理と日本酒のマリアージュを堪能した一夜であった。

 それにしても、このコースが¥5000とは信じられない。酒代は別だけれども、酒たちも破格だし。すばらしいコストパフォーマンスだ。
 味・クオリティも凄い。

 見ると熊本ラーメン「育元」の店主が厨房に立っているんだよね。当たり前か(汗ゞ
 あちらの「育元」は若手に任せて、新たな地平に踏み出したか。
 爽やかな驚きを感じる。
 エールを送りたい。
 新たな地平でクレソンのごとく花開いた「育元」に。

 

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