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あとから緊張 @「志美津や」


 散歩の途中で。事前情報無し。
 喜多見商店街を北にぬけ、食事処など期待できぬ住宅街。腹が減っていた。
 近傍の知っている店といえば、松原通の「増田屋」さんくらい。喜多見駅に戻る? 狛江に方向転換する? 逡巡しつつ足を進めていたら目の前に現れたのがこちら志美津やさん。

Shimizu_outs01

 店先に出ていたメニューをガン見。
 本格手打ちのお蕎麦屋さんだ!

Menu00_3

 お邪魔することにした。

Shimizu_outs03
 店内に石臼製粉機。自家製粉だ!Seifunki00

 ほぼ満席、空いた席に偶然すべり込んだようだった。
 隣席が空いたときにテーブルの写真を、前のテーブルが空いたときに粋なつくばいを入れて店内を撮らせてもらった。

Shimizu_ins01 Shimizu_ins02

 注文は、表店先のメニューにあった、土日祝日限定のこちら。
■小そばせいろCosoba_00
 玄蕎麦100%。仕込み水は長野県和田峠の「黒耀の水」。
 香り高い。

Cosoba_01  町蕎麦好きを標榜する自分であるが、こういう蕎麦を食べてしまうと、十割手打ちの迫力・説得力・絶対感に打ちのめされるようだ。
 ――ままよ。喜んで打ちのめされようではないか。

 空腹は癒やされたのだが、まだ腹に余裕があることと、何だか去りがたい気持ちになって、ここからリスタートである。

 順番が逆になってすいません。と注文したのが、
◆エルビスElvis_00
 蕎麦湯をアテにビールをいただく、変な図になってしまった。Sobayu_beer
 この日は暑かったのでね。ビールが沁みた。

 裏ラベルも載せておく。Elvis_ura
 インポータは株式会社ウィスク・イー

 そして、
■三種盛り3syumori_00
 “リスタート”って、蕎麦前からね。
 本来は日本酒などに合わせるべき肴だけれど、ビール(正確には発泡酒)でも良いじゃないか。

 〆。
■自家製梅干しの冷やかけUmeboshihk_00
 南高梅使用の自家製梅干し。それに磯のり、大葉、みょうがを合わせて“飛魚(あご)”出汁の冷かけでいただく。
 蕎麦は田舎 or 十割が選べる。選んだのは十割だ。
 十割なのに……。このスムースな口当たり、のど越しは奇跡的と思う。
 鮮烈に美味し。Umeboshihk_01

 メニューには「季節のお品書き」として他に、「冷やし鴨そば」、「くるみせいろ」などがあった。
 季節メニューはWebで確認できる(ブログやfacebookの方がタイムリーのよう)。
 ご参考に冬季のメニューを載せておく。Kisetum_dec_00

 この日は以上。
 再訪を心に誓った自分がいた。

 ――で、再訪。
 この日は日本酒スタート。
◆七賢 純米吟醸 一番しぼり 生7ken_00
 山梨銘醸株式会社の逸品。

 焼酎はレギュラーが固まっているようだが、日本酒は入れ替わりのようだ。こちらもWebで確認できる。

 お通しも美味し。Toshi_1812_00

 それにしても箸置きが可愛いすぎる!Hashioki_00_1

Tumamim_00  おつまみメニューから……。

■自然薯そばとろSobatoro_00
 蕎麦の実の歯ごたえが良いアクセントになっている。Sobatoro_01

■焼きみそ(柚子)Yakimiso_00
 こちらも蕎麦の実が良い仕事をしていた。
 酒が進んでしまう。要注意の一品。

 〆。
■かけそばKakes_00
 蕎麦は“田舎”をチョイス。
 メニューブックから撮った4種の蕎麦の解説ページを載せておく。Menu_soba0
 “田舎”は噛みしめるほどに香りたち、甘く芳醇な蕎麦だった。Kakes_01

 再々訪
 使用蕎麦の産地説明を載せておく。Soba_soroe

 今度もお酒スタート。
 この日の飲み物メニューもUp。Menu_dr0

◆満寿泉 純米吟醸 生 うすにごりMasuizumi_00
 富山は桝田酒造店さんの逸品。
 お通しは自家製のわさび漬け? 美味。

 それにしても……。
 可愛い箸置きしかないのか!Hashioki_02

■海老天(単品)Ebitentp_00
 おつまみメニューにある天ぷら盛り合わせだと量があるので、他にもつまみたいのならば軽めのこちらをと、お店スタッフさんに勧められたもの。
Ebitentp_01  天ぷら盛り合わせから穴子天と野菜天がひとつ抜けて¥800。
 スタッフさん、ナイス・アドバイス! (←ナイス・サービス!)

 で、もうひと肴。
■津南産舞茸と仙台麩の卵とじ ¥550Tamagotoji_00
 メニューにあった売り文句を引用しておく。
「舞茸の旨みと仙台麩の油のコク ほっとする優しい味わいです。」Tamagotoji_01

 〆。
■鴨せいろ(粗挽)Kamoseiro_00
 蕎麦は“粗挽”。
 薬味、わさびに代わって生姜。挽き下ろし式ボトルの山椒。
 芸が細かい。

Kamodashi_00 Kamodashi_01

 たぶん、鴨には“粗挽”がベストマッチではないかと思う。
 鴨の力強さに、粗挽が負けていない。Arabikseiro_00
 そして両者が互いを引き立て合っているような。

 おまけ。蕎麦湯+挽き下ろし山椒。これもなかなかオツだよ。Sobayu_sansyo

 最後に……、このレビュー記事を書いている途中で知ったこと。
 なんとこちら「志美津や」さん、1998年に元USA大統領ジミー・カーターさんが来られていた。
 えーっ! と、慌てて写真を見返すと、――あった。
 先のテーブル写真に額が映り込んでいる。
 その額をぐーっと拡大してみると……。
Jc_came  カーター氏の会食風景と右は感謝状だろうか?
 凄いお店だったんですね……(汗ゞ
 家族客も多いし、店内、和んだ雰囲気もあるし、気楽に行ってたのに……。
 あとから緊張。
 でも、これで良かったのかも。
 カーター氏来店の事を知っていたら、敷居が高いように思えてしまって、入れなかったかも……。

Shimizu_outs02

 

 

 

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