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2019年8月

「サンゴ亭」 @ 小岩

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 店内に掲示してあった『東都よみうり』の記事によると、もとは「珊瑚」というバーであったそう。風営法改正と代替わりのタイミングが重なり、昭和48年に中華料理店「サンゴ亭」に。

 今は、激安な昼定食が魅力且つ“呑み”にも適した優良店。
Sango_kanban1  定食は20食限定であるが、肉系/魚系と二種用意されていて、老若男女をフォローする。がっつり行きたければ+¥300で半ラーメンを付けることも出来る。

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 常連さんとおぼしき客人でいつもにぎわっていて、内装写真を撮るのは難しかった。小上がりの写真は、ちょっとした客足の隙間で撮らせていただいた感じ。
 時間帯によっては相席必至となる人気店である。

 自分――、1stコンタクトのランチ利用の時から“呑み”に入ってしまった。
 暑かったからさ、ビールが欲しくなっちゃって。
Sango_kirin_b  瓶ビールはアサヒorキリンが選べる。

 つまみ系メニューも豊富で目移りしてしまう。
■しらすみょうがSirasumyoga_sg00
 しらすが半凍状態。ご愛敬だ。

■ハムカツHamukatu_sg00
 小さなサラダが付け合わせ。ありがたい。
Hamukatu_sg01  ハムは2枚を重ね揚げ。歯ごたえちょうど良し。文句なし。

■あこうだい定食Akodai_t_00
 この日の“A定食”。
 アコウダイもつまみになってしまう。まぁ、そこは狙いだが、小鉢の肉じゃがは嬉しい想定外。
 お味噌汁もクオリティ高し。

 欲張って半ラーメンを付けてしまった。
■半ラーメンSango_raumen01
 って、しっかりヴォリュームあるじゃん!
 小丼を予想していた。これまた、嬉しい想定外。
 逆に、食べきれるか不安になったが、正統派の中華ソバはすっきりと美味く、深いため息とともに丸まる胃の腑に収まってしまった。Sango_raumen01a 

 再訪。
 今度は呑まずに定食のみ。Sango_kanban2
 やっぱり、半ラーメンは付けちゃったけれどね。
■カツ煮定食Katsuni_t_00
 この日の“B定食”。小鉢はマヨネーズのようなソースがからめられたスパゲティ。
Katsuni_up0  カツ煮本体はフライ衣ととじ玉子が甘辛の汁だくにほぐれ、絶妙な味わい。
 添えられた三つ葉の香りも良し。

 繰り返しになるがラーメン美味し。
Sango_raumen02  “半”とはいえ、チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、――青物も入り具材のバランスが整っている上、万人受けするであろう醤油系ガラスープが手堅い。
 このクオリティーとヴォリュームが¥300とは……。合掌。

 再再訪。
 “呑み”に入った。
 「サンゴ亭」の名物であるこれが呑みたかった。
■はちみつ青汁杯Aojiruhi_00
 名物たる所以は何倍でも行けそうなこの美味しさか? あるいは、健康に良さそうで酒呑みの罪悪感を和らげてくれるからか?
 ……そこは追求しないでおこう。自分のためにも。

■半ペンバターHanpenb_00
 ミニサラダ付け合わせは先のハムカツ同様であるが、別にマヨネーズのボトルチューブが付いてきた。好きなだけマヨネーズを絞って良いらしい。自分はちがうが、マヨラーには本当にありがたいサービスだろう。

■ギョーザSango_gyoza01
 ぽっちゃりとした餃子が5ヶ。
Sango_gyoza02  少し歯ごたえを残した餡のバランス。旨し。

■レバニラSango_levnir01
 レバにはカタクリ粉と思われる薄衣が施されている。
 塩ベースの味付けだがそれがしっかりと衣にからんでいる。

 レバニラというと醤油タレで茶色くなった姿が一般的だが、塩系でもこんなに美味しくなるんだね。

 斯様につまみ系メニュー豊富な「サンゴ亭」であるが、ハムエッグなどは焼き加減も調整してくれるなど、客の好みに合わせたきめ細かいサービスがあることも付け加えておく。Sango_menu3

 ――〆は、
■五目ソバSango_5eyess01
 これまたクオリティー高し。
 海鮮類が入っていない“五目ソバ”も多いが、こちらでは中ぶりな海老が複数尾入っている。Sango_5eyess02
 玉子はポーチドエッグ仕様の半熟仕上げ。Sango_5eyess03
 塩スープも裏切られることなく、躰に沁みわたるような滋味深い味わい。
 この五目ソバが¥680! 合掌!

 小岩には南口にも北口にも、美味しいお店がいっぱいあって迷ってしまう。「サンゴ亭」も選択肢のひとつ。
 「青汁杯」が呑みたくなったとき……。魚定食とラーメンをいっしょに食べたくなったとき……。マヨネーズたっぷりなはんぺんが食べたくなったとき……。塩味のレバニラが食べたくなったとき……。
 何かにつけ、行きたくなってしまうお店である。

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「酉玄」 @ 武蔵小山

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 武蔵小山の焼き鳥屋さん。希少部位のレパートリーで有名で、過去にミシュラン“ピブグルマン”を獲ったことがある。


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 カウンターに着いたら、お通しが置かれた。焼き鳥屋さんでよく見かける大根下ろしのセット。Toshi_set00


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 焼き鳥以外の肴メニューも充実している。
 アルコール類も魅力的な品揃え。ワインも手堅い。


 けれど、まぁ最初の一杯はこちら。


◆プレミアムモルツPremiumm_00
 ミシュランの盾の横に『プレミアム達人店』の盾があったからね。“神泡”ってやつね。


 串は「おまかせ5本」を注文。
 焼き上がるまでに別注の肴系メニューが届いた。


■ひと味違う野沢菜Nzwnd_00
 酸味強し。串物の間に挟めば口中をすっきりとリセットしてくれるだろう。


■白レバたたきWlever_00
 これは、美味し! ――なんと表現しようか!?
 『20歳未満厳禁! 酒が飲めるようになるまで待て!』って、美味しさ。(←ダメだなぁ)


 ほぅら、モルツをぐいっと。
 ――そして日本酒。
◆陸奥男山・裏生Wraotokoy_00
 青森の八戸酒造
 「陸奥八仙」で有名な酒蔵。けれどルーツはこちら「男山」。
 先のレバと合わせて、至福。


■笹身 梅肉あえSsmbn_00
 細かなあられが紛れていて、食感のアクセントとして効いている。


■焼き皮ポン酢Tg_torikawa
 皮の焦げ目が柑橘の香りと合うんだ。Tg_torikawa02


 この後、5本の串物が出てきたのだが、上記の一品物を温存し、少しずつ残しておいた。定石。


 では、この日このときの「おまかせ5本」を。


■おびTg_obi_00
 ももの中心部分。
 しっとりとした肉質に香ばしさが乗って美味。


■背肝Tg_segm_00
 腎臓。独特の歯ごたえだ。


■ちょうちんTg_cychim_00
 説明不要かと。
 最初の一口は卵黄もいっしょに頬張る。


 いけない。
 大切に呑んでいた裏男山が無くなった。


◆百十郎・赤面(あかづら)110roakam_00
 岐阜の林本店
 今は5代目、女性杜氏が味を守っている。
 赤面は後味キリッと明快な逸品。


■金針菜Tg_knsnsai_00
 ユリの蕾(つぼみ)
 正確には、ユリ科ワスレグサ属の本萱草(ホンカンゾウ)という花の蕾。
 漢方薬でもあるそうだが、鶏の合間にナイスなみずみずしさだ。


■ふりそでTg_furisode_00
 肩の付け根から手羽本にかけての肉。
 一羽からちゅっとしか取れない希少部位中の希少部位だけれど、胸肉に付いたまま流通されることも多いよう。
 わさびがふりそでの軽やかさを引き立てているようだ。あれっ? 柚胡椒だったかな?


 むむぅ。
 ちょっと食べ足りない感じで、追加注文。


■ぎんなんTg_ginnan_00


■つくねTg_tukune_00


■プロヴォローネチーズTg_provolone_00
 このムギュっとした歯ごたえ……。昔、根津の「鶏はな」で食べたこと想い出した。


 〆である。


■そぼ玉丼+鶏スープTg_sobotamad_00


Tg_sobotamad_soup
 白髪ネギに白ごま、下に敷かれた海苔、脇役陣が良い仕事ぶり。旨し。Tg_sobotamad_01
 他の御飯物もきっと旨いに違いない。


 ラスト、お茶の写真は割愛。


 希少部位の串物に目が向きがちだけれども、酉玄は肴や〆御飯、アルコールの品揃え、スキのない良店と思う。
 また行きたい。


 

 

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