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2019年11月

「柳屋」 @ 笹塚

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 TV『アド街ック天国』笹塚の回、1位は「十号通り商店街」だった。
 余談だが、新宿淀橋浄水場につながる水道道路に架かる橋を、浄水場側から数えて**号橋と呼んでいた。その名残が‘十号通り’。新宿寄りの幡ヶ谷には同様の名残で六号通りがある。こちらの商店街も魅力的。

 さてその1位の「十号通り商店街」。
 写真のゲートは甲州街道のもの。このゲートを抜けてすぐ右手に「柳屋」がある。Yngy_outs01
Yngy_counter01  カウンターだけの小体な立ち食い蕎麦屋さん。朝6:30から営業している。
 (なので、散歩スタートに合わせた朝食)

Yngy_menu01  こちらのお店、ついつい食指が向いてしまう名物蕎麦がある。
 その蕎麦に天ぷらのメニューとしては珍しいジャガ芋を合わせてみた。
■キーマカレーそば+ジャガ芋天Kheema_jygt_01
 ジャガイモはカレーに合うしね、我ながら Nice choice と思う。

 キーマーカレーと云うとスパイスが効いた辛目のものを想像するかも知れないが、こちらのキーマは辛さ控え目、旨味濃厚。蕎麦にも合うように調整されている。
 そして蕎麦をカレーにくぐらせれば、キーマ仕様で細かく刻まれた野菜やひき肉が蕎麦に絡め取られて上がってくる!Kheema_jygt_02
 ここでしか味わえない蕎麦ではなかろうか。

 別の日。
 この日は暑かったので‘冷やし’にした。
■冷やし天ぷらそば(きのこ天)Hiyashi_kinokt_01
 温蕎麦だと出汁の香りが立って、汁が引き立つ向きがあるけれど、冷や蕎麦は蕎麦のコシと風味を愉しみやすい。Hiyashi_kinokt_02

 天ぷら、先のジャガ芋も変わり種だったけれど、種類が豊富だ。
 カウンターを覗きこんでチョイスすべし。Yngy_menu02
 日によって割引される天ぷら種があるから、それを狙うのも良い。

 また別の日。
■キーマカレーそば+シーフードミックス天Kheema_sfmt_01
 シーフードミックス天は、海老・イカ・アサリ・ホタテのミックス。
Kheema_sfmt_02  シーフードキーマーカレーになったぞ!

 このキーマカレーを白飯にのせたキーマカレー丼もある。
 しかしご飯ものは9:00からの提供。なので残念ながら未食。Yngy_menu03
 立ち食い蕎麦屋なのにキーマカレー目当てで行くというのは不遜な行為であるが、でもでも、キーマカレー丼、次回は是非!

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Yngy_outs02

 

 


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「A bientot」 @ 渋谷

Abient_front
 5月の話でちょっと古いけれど、財布も頑張って、写真も頑張って撮ったので、せっかくだからUpしておく。
 場所は渋谷、エクセルホテル東急の25階、地上約100mの位置にあるA bientot
 その眺望もウリとしているレストランである。


 会食スタートはちょうどトワイライトの時刻。
 自分の席は「109」側で、遠くには新宿の高層ビル群が見えた。Abient_outv01


 なるほど。この景色でワインが数杯いけるかも知れない。


Abient_menu01  テーブルにこの日の献立を記したカードがあった。
 タイトルは『~至福の晩餐~』。
 “Bonheur”とはフランス語で「幸せ」の意味。


Abient_table  ちなみに店名の“A bientot”の意味は「またね」。ホテルのホームページに解説があるが『お客さまに何度でもご来店いただけるよう、季節感あふれるメニューをご用意してお待ちしています。』との志(こころざし)をこめたもの。


■アミューズAbient_amuse01a  
 後ろの泡はコースに付いていたグラスシャンパンだったと思うが、記憶曖昧だ。


Abient_amuse01b  アミューズは先の献立表に記されていないのね。
 自分、記されているものと思ってメモを怠った。
 なので、何ら説明できないのだ。絵面(えずら)から味のご想像を。ご容赦。Abient_bread01


■いろいろなシャルキュティエールと春野菜グレッグのハーモニー ムータルドとグリビッシュソースAbient_zensai01a
Abient_zensai01b  謂わば前菜盛り合わせ。
 生ハムやテリーヌなどのcharcuterieと酸味爽やかな春野菜。
 それを赤・黄色のmoutarde(=マスタード)とsauce gribiche(たまごのカクテルソース)でいただく。


 泡がなくなってワインをオーダー。
◆コトー・ブルギニヨンAbient_wine01
 インポータは以前に拙ブログで紹介した「三幸蓮見商店」。


 先ほどのグラスシャンパンの写真と比べると、さらに暗くなってきているのが判るかと。
 こう云う変化も料理を美味しくするひとつの要素だね。


 ――実は、写真撮影にはなかなか厳しい。
 外の夜景と料理とを同時に上手い具合に撮るには自分の撮影技量が足りず、窓に透ける夜景をバックにした料理写真はこれ以降なし。


■海の幸のソテーと新たまねぎのムースリーヌ 唐墨をアクセントにしてAbient_tamanegi01a
Abient_tamanegi01b  たまねぎのムース、新体験。辛味はまったくなく、甘味が全面にでていた。唐墨がちょうどよいカウンターになっていた。


■オマール海老と帆立貝のパリブレスト仕立て アメリケーヌソースAbient_homard01b
Abient_homard01a  “paris-brest”って?
 不勉強故、後から調べた。
 諸説あるようであるが有力な説は、フランスの自転車レースと関連が深く、『ツールド・フランス』に先立つ1891年、パリとブルターニュ地方の町ブレストとの間、約1200kmを往復するという自転車レース『パリ・ブレスト・パリ』が開催され、それを記念して作られた菓子であった。
 形は、自転車の車輪を模してリング状になっている。
 生地はシュー生地。アメリケーヌソースとのマッチングが良かった。


■国産牛フィレ肉のグリエとフォワグラのポワレ トリュフ香るマディラワインのソースAbient_foiegras01a
Abient_foiegras01b  トリュフを効かしたマディラソースが素晴らしい。付け合わせの野菜らも完ぺきで、美味しくいただいた。
 しかしながら……。牛フィレ肉とフォアグラ、フランス料理のメインディッシュで、よく見かける組み合わせ。そうなると、差別化をどのように図るかが料理人の腕の見せどころになるけれど、想定の範囲内に治まってしまったきらいがある。
 美味しいよ、美味しかったけれど、もう少し‘驚き’が欲しかったなぁ。


■デザートAbient_dessert01
 すいません。こちらもメモなし。


■ミニャルディーズAbient_mignard01
 焼き菓子。
 “Mignardises”、某Web翻訳に流し込んだら「珍味」って出たけれども、“Mignon”(=可愛らしい)からの派生語らしいので「小さなお菓子」とでも捉えたほうが良いだろう。
 これもメモがなくて詳細伝えらえないが、中央のピンク色が跳びぬけて美味だったことは記憶にある。


 以上でコース「 Bonheur  ~至福の晩餐~」終了。


 ……コース進行に合わすように、夜の帳(とばり)が落ちた。
 日没時刻を狙って予約を取った訳ではない。自分はそんなに賢くないし、用意周到な気質でもない。偶然である。が、結果、こんなに素晴らしいことはなかなか無いな、と思った。


 夜景が望める高層階レストラン、その夜景が観られるよう窓際の席を確保するまでは頭が回るだろう。が、さらには時間帯である。
 夜景も素敵かもしれないが、日没とその後、トワイライトゾーンはまた格別の美しさだ。
 会食が終わるころには夜景も観られるのだし、それならば日没時刻からの時間帯で席を取るべき。今回の偶然から、そこに気がついた。
 (えっ? とっくに知っていたって!?)


Abient_crystal01  まぁ、逢瀬する者らの都合に自然界の日没が合わせてくれることはないので、日没時刻を調べてそこに人が合わせるしかない。
 Adam & Eva が‘禁断の果実’を口にするずっと前から、自然法則は絶対だ。

 

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「平和軒」 @ 大崎広小路


 散歩で見つけ、気になって『食べログ』でチェックしたら、なかなかの高得点。
 場所は戸越から大崎へ抜ける峰原坂から少し入ったところにある。立正大学の峰原坂を挟んで対面にある階段を上がったところだ。
 圧倒的に不利な立地でこの人気は如何に!?Heiwaken_outs01 Heiwaken_outs02

Heiwaken_ins01 Heiwaken_ins02  ご主人と少し話す機会があったのだが、ご主人、以前に癌を患ったことがあるそうで、それ以降夜の営業はしていないのだそう。ビールなどのアルコールも置くのを止めてしまったという。Heiwaken_menu01
 と言うことで、残念ながら“呑み”は叶わないが、味が素晴らしい。
 『食べログ』高評価も納得。

 1St。
■肉そばHiwk_nikusb01 Hiwk_nikusb02
 塩味なのが自分の好み。スープが優しくたおやかだけれども芯が通っている。美味し。
Hiwk_nikusb03  で、タケノコなども入って野菜も豊富。意外に健康バランスは良さそうだ。

 2nd。
■五目そば+半チャーハンHiwk_5eyessb_hfc01
 半チャーハン、こんお褐色は醤油から? カキ油?Hiwk_hfc01  けれどそんなにガツンとくるくどさはない。香ばしく美味し。

Hiwk_5eyessb01  五目そば、塩スープが美味いのは前述どおり、それを上回るチャーシューの美味さに驚いた。Hiwk_5eyessb02

 3rd。
■オムライスHiwk_omurice01
 中華スープが付いてくる。
 中はチキンライスではなくて、ポークライス。
Hiwk_omurice02  期待通りのベタな味わい。しっとりと美味し。

Heiwaken_table01 Heiwaken_noren02  Webを見ていたら、中原口TOCの裏と西小山にも「平和軒」があって、同じ暖簾分け店のよう。
 むむぅ、そちらも気になってきた。

 

 


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「ときわ食堂」 @ 田端

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 “ときわ食堂”は都内でちょくちょく見かける屋号だ。
 巣鴨や浅草の“ときわ食堂”が有名であろうかと思う。

 浅草“ときわ食堂”のホームページに『東京ときわ会』についての解説がある
 そのルーツは明治・大正期、浅草・上野近辺で隆盛を誇った料亭常盤花壇から出た食堂とのこと。太い系統は第五支店から浅草店、その下に幾店もの暖簾分けがあって、巣鴨店も入っている。
 今回レビューの田端「ときわ食堂」は、別のWebサイト情報だと第五支店以後の総本店直系のようであるが、『東京ときわ会』には所属しているようだ。
 『東京ときわ会』では動坂「ときわ食堂」と知られている。

 外観写真、〇に‘喜’のマークが他の“ときわ食堂”と共通している。(浅草・雷門ときわは〇に4枚花びら)

 『東京ときわ会』と云うのはあくまでも暖簾会のようなもので、資本/経営は個々に独立している。
 巣鴨“ときわ食堂”のホームページにあるが、こちら社名は「株式会社こうしんづか」、創業は平成元年10月とのこと。
 若くして5店舗を展開し、今では一大勢力になっている。
 大塚“ときわ”は巣鴨“ときわ”の支店だ。(ややこしい!?)

 ――“ときわ食堂”について掘り下げると、話が長くなる。この辺でやめておこう。

 動坂「ときわ食堂」である。
 こちら、朝8:30から営業していて、アルコールもいける。

Dztkw_board01  初回はおとなしく看板メニューをいただいた。

■特別定食Dztkw_tokt01
 日替わりの定食セットである。
 入口右手の黒板にセット内容が記されていた。
 この日は、天ぷら入り煮やっこ、ひじきとがんもの煮付け、あとはお新香とごはん、みそ汁。
 自分、がんもの煮付けは大好物である。

 一人前ごとに調理され、その鍋ごと供される。Dztkw_tokt02
 茄子の天ぷらも一緒に煮立てられたよう。衣のクタクタ加減がまたオツだ。

 こう云う料理は白飯の上にのっけたくなる。育ちの良さが現れるネ……(>_<)!Dztkw_tokt03

 お店の人に、お好みで卓上の天かすをお味噌汁に入れる美味しいですよ、と教わり、やってみる。
Dztkw_tokt_ms  むム、確かに。

 卓上の写真も載せておく、色いろ調味料が揃っている。Dztkw_tables01

 再訪。
 今度は、昼間から呑んでやろう、と云う意気込みだ。

Dztkw_menu01  肴系含め、何しろメニューが多い。
 壁一面に短冊がぶら下がっている。
 その日の途中から追加される短冊もある。
 いつの日だったか、厨房から「『イサキ刺し』準備できました~」的なコールがあって、それを受けたホールの姉(あね)さんが『イサキ刺し』短冊を(探し出して)追加した事があった。

 この日はがんもの煮物は無かったがこ、ちらがあった。
■生あげ煮Dztkw_nageni01
 基本、豆腐系は好物なので。
 後ろはハイサワー。

■かぶ新香Dztkw_kabusk01
 蕪も好物なので! ぬか漬け美味し!

■しゅうまいDztkw_syumai01
 断面写真、撮り忘れ。密度/ヴォリューム満点のしゅうまい。大満足。

■ニラ玉子とじ+ライス+なめこ汁Dztkw_niratamt01
 右奥はかぶ新香の残り。
 一品料理は+¥300でお新香、小鉢までついた定食セットにしてもらえるが、“なめこ汁”が欲しかったのでこんなことに……。
 なめこ汁・¥130、ライス・¥200。それでも破格か。
 みそ汁は¥60。+¥300で小鉢や新香まで付いてくる定食セットは超破格だ。

 で、またしても白飯にAdd-On。(>_<)!!Dztkw_niratamt02
 豚コマ肉もいっぱい入り、甘辛出汁がご飯に合うしで、大大満足。

 再再訪。
■生あげ焼Dztkw_nageyk01
 かつお節、ショウガの薬味でシンプルに。
 後ろは前回同様ハイサワー。

■なすみそ炒めDztkw_nsmsim01
 あらら、ハイサワーお代わり。

■ねぎとろ丼定食Dztkw_ngtrt01
 みそ汁を“みょうが汁”にUpper-Chenge している。みょうが汁は単品だと¥150。
 豆腐も入っていて贅沢な仕様であった。例により天かす追加でいただいた。Dztkw_mygs01

 小鉢は玉子豆腐。卓上にある“かつお昆布旨みたれ”でいただいた。Dztkw_tmgtf01

 本体、ねぎとろ丼。ご飯は酢飯ではない。さすがに寿司屋ではないので。
 醤油にワサビを溶いて回しかけ、――かっ喰らう。Dztkw_ngtrd01
 酢飯だと‘かっ喰らう’には厳しい。白飯だからできること。そして‘かっ喰らう’ことで生まれる美味しさがあるのも事実。

 都内下町界隈に点在している“ときわ食堂”であるが、自宅から一番近いのが、こちら動坂「ときわ食堂」である。と言っても、歩くと30分ちょっとはかかるけれど。
 これ以上近いと危険だった。休日はいつも朝から酔っぱらっうことになってしまう……。

 ……なんか酔っ払いオヤジの巣窟のようなイメージを持たれるかも知れない。
 けっしてそんなことはない。
 女性おひとり様客もいらっしゃるし、家族連れもいる。
 こんなオヤジは少数派だ。あしからず。

 

 

 


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