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「A bientot」 @ 渋谷

Abient_front
 5月の話でちょっと古いけれど、財布も頑張って、写真も頑張って撮ったので、せっかくだからUpしておく。
 場所は渋谷、エクセルホテル東急の25階、地上約100mの位置にあるA bientot
 その眺望もウリとしているレストランである。


 会食スタートはちょうどトワイライトの時刻。
 自分の席は「109」側で、遠くには新宿の高層ビル群が見えた。Abient_outv01


 なるほど。この景色でワインが数杯いけるかも知れない。


Abient_menu01  テーブルにこの日の献立を記したカードがあった。
 タイトルは『~至福の晩餐~』。
 “Bonheur”とはフランス語で「幸せ」の意味。


Abient_table  ちなみに店名の“A bientot”の意味は「またね」。ホテルのホームページに解説があるが『お客さまに何度でもご来店いただけるよう、季節感あふれるメニューをご用意してお待ちしています。』との志(こころざし)をこめたもの。


■アミューズAbient_amuse01a  
 後ろの泡はコースに付いていたグラスシャンパンだったと思うが、記憶曖昧だ。


Abient_amuse01b  アミューズは先の献立表に記されていないのね。
 自分、記されているものと思ってメモを怠った。
 なので、何ら説明できないのだ。絵面(えずら)から味のご想像を。ご容赦。Abient_bread01


■いろいろなシャルキュティエールと春野菜グレッグのハーモニー ムータルドとグリビッシュソースAbient_zensai01a
Abient_zensai01b  謂わば前菜盛り合わせ。
 生ハムやテリーヌなどのcharcuterieと酸味爽やかな春野菜。
 それを赤・黄色のmoutarde(=マスタード)とsauce gribiche(たまごのカクテルソース)でいただく。


 泡がなくなってワインをオーダー。
◆コトー・ブルギニヨンAbient_wine01
 インポータは以前に拙ブログで紹介した「三幸蓮見商店」。


 先ほどのグラスシャンパンの写真と比べると、さらに暗くなってきているのが判るかと。
 こう云う変化も料理を美味しくするひとつの要素だね。


 ――実は、写真撮影にはなかなか厳しい。
 外の夜景と料理とを同時に上手い具合に撮るには自分の撮影技量が足りず、窓に透ける夜景をバックにした料理写真はこれ以降なし。


■海の幸のソテーと新たまねぎのムースリーヌ 唐墨をアクセントにしてAbient_tamanegi01a
Abient_tamanegi01b  たまねぎのムース、新体験。辛味はまったくなく、甘味が全面にでていた。唐墨がちょうどよいカウンターになっていた。


■オマール海老と帆立貝のパリブレスト仕立て アメリケーヌソースAbient_homard01b
Abient_homard01a  “paris-brest”って?
 不勉強故、後から調べた。
 諸説あるようであるが有力な説は、フランスの自転車レースと関連が深く、『ツールド・フランス』に先立つ1891年、パリとブルターニュ地方の町ブレストとの間、約1200kmを往復するという自転車レース『パリ・ブレスト・パリ』が開催され、それを記念して作られた菓子であった。
 形は、自転車の車輪を模してリング状になっている。
 生地はシュー生地。アメリケーヌソースとのマッチングが良かった。


■国産牛フィレ肉のグリエとフォワグラのポワレ トリュフ香るマディラワインのソースAbient_foiegras01a
Abient_foiegras01b  トリュフを効かしたマディラソースが素晴らしい。付け合わせの野菜らも完ぺきで、美味しくいただいた。
 しかしながら……。牛フィレ肉とフォアグラ、フランス料理のメインディッシュで、よく見かける組み合わせ。そうなると、差別化をどのように図るかが料理人の腕の見せどころになるけれど、想定の範囲内に治まってしまったきらいがある。
 美味しいよ、美味しかったけれど、もう少し‘驚き’が欲しかったなぁ。


■デザートAbient_dessert01
 すいません。こちらもメモなし。


■ミニャルディーズAbient_mignard01
 焼き菓子。
 “Mignardises”、某Web翻訳に流し込んだら「珍味」って出たけれども、“Mignon”(=可愛らしい)からの派生語らしいので「小さなお菓子」とでも捉えたほうが良いだろう。
 これもメモがなくて詳細伝えらえないが、中央のピンク色が跳びぬけて美味だったことは記憶にある。


 以上でコース「 Bonheur  ~至福の晩餐~」終了。


 ……コース進行に合わすように、夜の帳(とばり)が落ちた。
 日没時刻を狙って予約を取った訳ではない。自分はそんなに賢くないし、用意周到な気質でもない。偶然である。が、結果、こんなに素晴らしいことはなかなか無いな、と思った。


 夜景が望める高層階レストラン、その夜景が観られるよう窓際の席を確保するまでは頭が回るだろう。が、さらには時間帯である。
 夜景も素敵かもしれないが、日没とその後、トワイライトゾーンはまた格別の美しさだ。
 会食が終わるころには夜景も観られるのだし、それならば日没時刻からの時間帯で席を取るべき。今回の偶然から、そこに気がついた。
 (えっ? とっくに知っていたって!?)


Abient_crystal01  まぁ、逢瀬する者らの都合に自然界の日没が合わせてくれることはないので、日没時刻を調べてそこに人が合わせるしかない。
 Adam & Eva が‘禁断の果実’を口にするずっと前から、自然法則は絶対だ。

 

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