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「田舎っぺうどん」 @ 熊谷


 仕事で熊谷に向かった。
 昼食で、上司が“気になるお店がある”と言うので、足を運んでみた。


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 その名も「田舎っぺうどん」。
 あとから調べって判ったことだが、熊谷を中心に加須、北本、上尾にグループ店を展開する大手。創業45年を数えるそうだ。


Inkpu_ins01  店内、活気がある。
 スタッフさんたちの流れるような所作。見惚れてしまう。


Inkpu_table01  卓上にはこしょう、胡麻、七味唐辛子。
 奥のメニューを手に取り、オーダーに迷う。
 迷うのもまた楽しい。


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 「名物」の文字に惹かれて、
■半きんぴらInkpu_halfkp01
 極厚に切られている。
 牛蒡の甘み、香りがガツンと味わえる。もちろん人参も。このコントラストはきんぴらの醍醐味だ。


 温かいつけ汁うどんから、
■うま辛肉・大もりInkpu_umkrdm01
 うどんは角のエッジが残っっている。見事な手打ち。
 茹で加減は好みによって選べる。柔らかい麺も美味いしね。
 熱もりも可能。Inkpu_umkrdm02


 つけ汁はやや細かに切られた豚肉がいっぱい。
 この大きさが良いのかな。豚肉の甘さが辛さの中に優しい輪郭として現れる。美味し。Inkpu_umkrdm03


 こちらは同僚が注文したもの、同じく温かいつけ汁うどんで――
■塩肉ネギInkpu_sionkng01
 塩ベースの澄んだスープだ。
 (スープはなに何出汁なのか? 鶏?)
 こちらには胡椒が合うそうで、美味そうに頬張っていたぞ。


Inkpu_yudyuw01  〆にスープをうどんの茹で汁わって飲む。
 余韻を味わうべし。


 会計時に撮っ写真をいくつかUpしておく。Inkpu_regi02
 なんと、うどんやきんぴらだけでなく、つけ汁までがTake-Out可能。
Inkpu_regi01  こしょうや自家製唐辛子まで売っている。こしょうも自家製ってこと!?Inkpu_kouri01



 食べ終わって、不思議な郷愁感につつまれていることに気がついた。
 ――そうか、これって「武蔵野うどん」だ……


 日本全国にご当地うどんがある。
 有名なところだと、香川の讃岐うどん。秋田の稲庭うどん。前者が“手打ち”、後者が“手延べ”の代表格かな。
 他にも……、長崎の五島うどん、富山の氷見うどん、三重の伊勢うどん、群馬の水沢うどん。愛知名古屋の味噌煮込みうどんを挙げる人もいるかも知れない。


 で、関東武蔵野台地では小麦を作るところが多く、地粉の文化が発展した。そのうどんを「武蔵野うどん」と呼んだ。


 Wikipediaで「武蔵野うどん」を引くと、“普及範囲”の項にこう記されている。
『武蔵野とは、狭義には「埼玉県・川越以南、東京都府中までの間に拡がる地域」、広義には「武蔵国全部」ともされているが、「武蔵野うどん」の特徴を備えたものは、多摩地域の北部(小平市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、清瀬市、西東京市、東大和市など)から埼玉県川越市付近までの武蔵野台地上のエリアを中心に、北は埼玉県北本市や加須市、熊谷市、比企郡、東はさいたま市大宮区など、埼玉県の平野部全体に見られる。』
 この後半部分、これはここ「田舎っぺうどん」のことを指して言っているのではなかろうか。


 「田舎っぺうどん」は武蔵野うどんの正当なる継承者に違いない。


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Inkpu_outs03


 

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