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「Bistrot Taka」 @ 湯島

 去年の9月の話。
 Upが遅くてごめんなさい。


 天神下から向かった。
 湯島天満宮を突っ切るのが近道だ。


Ysimtj_night00
 湯島天満宮には泉鏡花の筆塚があって、Free-Writerなどとうそぶいている自分は、その筆力にあやかりたくて手を合わせたりもするが、この日は予約した時間がせまっていたので寄らなかった。


Ysimtj_night01
 裏から入って、お参りして、正面参道に出て、右の路地に入る。


 おぉ、端麗な一軒家レストラン。Taka_outs01

 袖看板が良い雰囲気をかもし出している。
 Bistrot Takaと店名のみを掲げている。奥ゆかしくも、それは自信の現れか。


 内装も素敵だ。Taka_ins01

 コーナーにある蝋燭立て。荘厳なデザインのドア。ドアの硝子に施された装飾。Taka_ins02

 カトラリーにも品があって、重みがあって――。
 ……良い感じの緊張感だ。


 某予約サイトから3杯ペアリングのコースを予約してあった。


 1杯目は泡。
Richard CheurlinTaka_awa01

 インポーターは株式会社ラシーヌ。ラシーヌのページをリンクしておく。


■アミューズTaka_amuse01

 自家製ハム。なんと7ヶ月熟成だそうだ。


■前菜その1Taka_frictura01

 鱧のフリッター。
 鱧はあえて厚めの骨切り。
 下はトマトとビネガー。緑色はエストラゴン。
 「Bistrot Taka」、夏の定番のよう。
 かろやかで、でもパンチがあって。コースの序盤から心を奪われてしまう。


■全粒粉とライ麦のパンTaka_pan01

 香り良し。


Pernand-VergelessesTaka_wine01

 ブルゴーニュのシャルドネ。キリリと美味し。
 インポーターである出水商事株式会社のページをリンクしておく。


■前菜その2Taka_foiegras01

 フォアグラ。
 フォアグラの上に黒トリュフ。下は蕪。
 ポルト酒とマデラ酒を使った甘めのソースが全てをたおやかにまとめている。
 スペシャリテ? 美味かった~。


■スープTaka_csoup01

 アルザス風シュークレートの冷製スープ。
 アルザス地方のシュークレートは有名。キャベツを自然発酵させたもので、ソーセージの付け合わせなどによく見かける郷土料理。
 それを冷製スープに?
 味の説明が難しい。キャベツの甘さとほのかな酸味。
 こんなスープ、初めて!


■魚料理Taka_hirame01

 ヒラメのポアレ。
 下には冬瓜、手前のムール貝はモンサンミッシェル産。
 それらが海苔のソースの上で仲良く泳いでいる。
 文句なし。


LES GRAVES DE VIAUDTaka_wine02

 ボルドー。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランのブレンド。
 なめらかだけれども、しっかりとしたボディもある。
 こちらもインポーターは出水商事。同じエチケットの画像は見つからなかった。“生産者情報”のページをリンクしておく。


■肉料理Taka_coushi01

 フランス産仔牛のロティ。
 手前はジロール茸。
 付け合わせの野菜らも美味であったので、別アングルの写真もUpしておく。Taka_coushi02

 こちらも説得力ある味わいで――。合掌。


■デザートTaka_fruitss01

 フルーツサラダ。
 4酒のお酒に漬け込んだ果実たち。香草を効かしたお酒も合わせてあり、複雑の香りと味わいだ。
 上はライチのソルベ。緑色はフレッシュ・バジル
 まさに“宝石箱”のような……。
 ――ダメだ。これはもはや手垢の付いた表現だ。
 あぁ、泉鏡花ならば、なんと表現するだろう?
 やっぱり、筆塚に手を合わせてくれば良かったなぁ。


■カフェTaka_okashi01
 キュートなスプーンに乗っているのは、レバーブと木イチゴの自家製ジャム。
 柑橘(メモなし)の皮は三温糖とゲランの塩でまとめられている。
Taka_coffee01  コースの余韻に身をまかせつつ……。


 ――以上。
 湯島天満宮のすぐ近くにこんな本格的なフレンチがあったとは。


 最後に美しい袖看板の写真を。


Taka_outs02

 

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