« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »

2020年4月

「銀座魚勝」 @ 弥左衛門町


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫


 江戸城を数寄屋橋門から出て東へ、外堀に面したところが西紺屋町、その奥、東隣が弥左衛門町であった。
 現在の銀座4丁目2~3番地あたりである。
 弥左衛門町には、名主弥左衛門が城内にあった子育祈願の稲荷神社を地域の守り神、氏神として勧請した社があった。それがいまの「宝童稲荷神社」であるそうな。

Uokt_outs01 Uokt_outs02 Uokt_plate01  銀座魚勝は地域の歴史を大切にし、その「宝童稲荷神社」に奉納するための特別ないなり寿司を謹製開発。その“弥左エ門いなり”はランチタイムお持ち帰りのみの提供であるが、そこから火が付くように人気が広がり、今ではWebなどメディアにも露出。同ビル1階の有名店「登亭」とランチ支持率を競うような勢いではなかろうか。
 ひょっとしたら、これは「宝童稲荷神社」の寵愛を賜った結果なのかも。

 夜の外観写真は判りづらいか。昼間の写真もあげておく。

 さも知ったふりして綴っているが、こちら「銀座魚勝」さんを教えてくれたのは連れである。
 去年2019年10月の話であるが、そのときのディナーを紹介する。

Uokt_window01  また脱線するが、ショッキングだったのが、この窓からの眺めである。
 アルマーニとボッテガ・ヴェネタがしっかり見えている。
 晴海通り面したところあった天賞堂さんがなくなっている!
 そう、あの天賞堂さんすみからレンガ通りを伺ってたキューピッドも居なくなってしまったのだ。『ブラタモリ』にも出演したキューピッドなんだよ。
 (あの愛の矢に打ち抜かれたかったのに……、ナンテネ)
 調べて判ったことだけれど、キューピッドは天賞堂さんと一緒に引っ越しをして、銀座6丁目9番地のビル7階にいるようだ。

 ――脱線が過ぎる。Uokt_ins01

Uokt_menu01 Uokt_menu02 Uokt_menu03  梅林コースを注文。

Uokt_dmenu01 Uokt_dmenu02  乾杯は何をいったか失念。ご容赦。
 こちらの写真から。
■鯖の燻製と昆布出汁で漬けた南高梅Uokt_kunsaba01
 「魚勝」定番の先付け。

■焼き茄子すり流しUokt_nasusrng01
 生姜が効いている。香ばしさと爽やかさ、美味。

◆風の森 秋津穂 純米しぼり華Uokt_sake01 Uokt_sake01u
 奈良は油長酒造さんの逸品。

■季節の八寸Uokt_8s01
 どれから箸を付けようか!? わくわくさせてくれる一皿。

■お造り盛り合わせUokt_otukr01
 この日は、クエの昆布〆、サンマの肝醤油、ウニと鰹の漬け、イシマテガイ、(イカは品種判らず)。
 イシマテガイ、初体験。クセ無くつるりと美味し。
 他のネタはどれも仕事が施されていて、それぞれに強烈な個性を発揮。愉しい盛り合わせになっている。

◆美寿々 純米吟醸 ひやおろしUokt_sake02
 長野は美寿々酒造さんの銘酒。
Uokt_sake02u  美山錦100%。

■海老とセリのかき挙げUokt_kkag01
 仕入れの関係か、パクチーがセリに変更。
 でも、これはこれで大正解。

■メロカマの煮付けUokt_nituk01
 昔は“銀ムツ”と呼ばれていた“メロ”
 2003年のJAS法改訂から、流通名を本来の名称である“メロ”と一本化されたそうだ。
 艶やかに煮付けられ、メロも幸せだろう。

■セロリの浅漬けUokt_celery01
 お口直し。メニューにはなかったけれど。サービス品?

 梅林コースは以上なのだが、「まだまだ行けますよ~」ってことで。

◆七賢 純米 ひやおろしUokt_sake03  
 小さく「白州の名水仕込み」と記されている。
Uokt_sake03u  南アルプス、山梨銘醸さんの傑作。

■尾崎牛ローストビーフUokt_beef01
 トリュフ醤油に漬け込んだ卵黄がトッピング。後ろは舞茸。
 身も心も蕩(トロ)けそう、とはこの事か。

■海鮮焼きそばUokt_yksoba01
 遊び心あるこう云う路線も外さない。素晴らしい。

 「銀座魚勝」さん、堪能した一夜だった。

 ――以上。……ではない!

Uokt_to01  お土産、Take-Outで、
■弥左エ門いなりUokt_inari01
 内は“香る五目”“わさび穴子”の二種。Uokt_inari02
 実はこのお土産、いただくのは二度目なんだけれど、やっぱり美味し。評判違わず。Uokt_inari04

 ここまで含みで、「銀座魚勝」さん堪能!!

 ――と、「銀座魚勝」さん、2019年12月12日に新しいブランドを立ち上げたとのニュースが入ってきた。
 今度は完全紹介制。店名は「㐂津常」(きつね)。
 ――気になるぅ!

Uokt_annai01

【おまけ】

 ハードディスクに「弥左エ門いなり」の奉納先である「宝童稲荷神社」の写真があったので、紹介しておく。
 2018年11月、“銀座八丁神社めぐり”のときの写真。
 (このイベントは2019年11月にも行われた。2020年は……?)

Hma_kaisetu00  レンガ通りから「魚勝」さんの入っている銀座スバルビル手前の路地が2016年に整備されて「猿結参道 -えんむすびさんどう-」―― Happy Monkey Avenue ――として生まれ変わった。
 路地を回り込むと「宝童稲荷神社」が見えてくる。

Hma_hitonami00  この日はイベント“銀座八丁神社めぐり”で凄い行列だった。
 神社の前で可愛い猿たちが出迎えてくれていた。Hma_monkeys00 Hma_hodoinari00

 キューピッドはいなくなっちゃったけれど、お猿さんらが残った……と。
 これも移ろいゆく東京・銀座の1ページなのかな。

 

 


関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 銀座駅銀座一丁目駅有楽町駅

 

| | コメント (0)

My make-up may be flaking / But my smile still stays on


 (敬称略で……)
 TVドラマ「プライド」をレンタルで見直した。
 大和(坂口憲二)がエスカレータから転落し大怪我をするシーンは――ショッキングなシーンだけに――記憶に残っていたのだが、あとはほとんど覚えていなかった。

 いやぁ、脚本・野島伸司、素晴らしい。
 企画・プロデュースの大多亮、演出の面々・中江功,澤田鎌作,平井秀樹の力も。

 音楽・吉俣良も。
 このドラマはQueenの楽曲を大胆にフィーチャーしたことでも知られているが、「ボヘミアン・ラプソディー」が流れた瞬間にはちょっと、鳥肌がたった。
 吉良の楽曲はもう抜群の安定感で。

 野島の脚本に話を戻そう。
 ラスト第10話・第11話に向けて高まるカタルシス、そして全ての救済。
 どのキャストもキラリと輝く一面をもっていて、凄い完成度だと思う。

 さてさて……。
 COVID-19。
 来週一週間は在宅勤務に移行することにした。
 週中一日だけは出社しなければならない日があるが、原則、Stay Home。
 外出と云うか、他人との接触は最低限にする。
 外出したとしても、他人とは接触しないように。
 レジの人としか会話をしないとしたら、ストレスが相当溜まるかと。
 すでに行きつけの居酒屋さんに顔出し自粛をし始めて一週間たつのだけれど、淋しさが募っている。……キツイなぁ。

 「文華」@神保町の回で『新型ウイルスで渦中の中国。春節でウイルス拡散が心配される今日この頃……。』などと記したのだが、これは他人事的な表記であった、と反省している。
 新型ウイルス、COVID-19、自分事。

 外食系のレポートは、ネタのリリースが滞っていることもあり、余力あればUpしていくつもり。その記事の中では敢えてCOVID-19には触れない表記にする。
 ウイルス拡散防止と外食店舗の応援は二律背反する難しい選択だ。
 難しいことを考えずに外食を愉しむことができる、かつての時勢に戻りますように。

 COVID-19に対応したワクチンの開発、それがすぐには叶わないにしても医療崩壊が起きずに、社会全般的にこの厄災を受け止められる体制が整うことを祈る。
 在宅勤務に移行するけれども、自分も医療に密接な仕事をしているので、微力ながら貢献できればと思う。


 Queenの楽曲“The show must go on”から――

The show must go on
The show must go on
Inside my heart is breaking
My make-up may be flaking
But my smile still stays on

……

The show must go on
The show must go on
I'll face it with a grin
I'm never giving in
Oh--with the show

 COVID-19の“Show”は早めに終わって欲しいのだけれど……。この“Show”は“人生”と訳すのが一般的なようで。
 その通り“人生は続いていく”。そして“never giving in”=“決して屈服はしない”。

 ……“may be”は「プライド」のキーワードでもあったけ。

 

| | コメント (0)

おうちカレー @「KYU-」


 一人暮らし。ここのところ自炊をとんとしていない。
 せいぜい作って、酒の肴くらい。
 朝は食べないか、市販のロールパンみたいなもので軽く済ませて、あとはほんとど外食である。


 ――で、カレーを食べたいなぁ、と衝動にかられることがたまにあるわけだ。
 お店を探すと南インド風だの、タイ風グリーンカレーだの、本格カレーが巷にあふれ、それらは確かに美味しくて、いただきたくなることあるけれど、衝動にかられ、無性に欲してしまうのは、そういうスパイス・スパイスしたカレーとは違う……。
 普通のカレーが食べたいのだ。
 蕎麦屋のカレーも良いだろう。が、それはまた、ちょっと欲求からズレたところにある。
 普通のカレーの延長線上にあって、創意工夫――言い替えれば“愛情”――がそそがれた家庭のカレーが食べたい……。
 一人暮らしが長いと、そういうことが起きるのだ。


 そんなもんもんとした不満を抱えていたときに見つけたのが、こちら阿佐ヶ谷のKYU-Kyuouts01
 お店のキャッチが『たっぷりの素材を じっくり煮込んだ おうちカレーです』!
 自分のストライクゾーンど真ん中にバッシときた。
 これだ、「おうちカレー」が食べたいのだ!!


Kyukanban01 Kyutable01Kyucounter01Kyumenu01


 1st.
■やわらかチキンカレー+温泉タマゴKyuckcry_ont01
 ご飯は白米か五穀米が選べる。写真はランチサービスの大盛り五穀米。
 (五穀米という、健康を気遣ってくれるところも嬉しいね)
 付け合わせは福新漬けともやしナムル。


Kyuckcry_ont02  歯ごたえ残したタマネギがアクセント。
 ほっと和む――、欲しかったカレーがここにあった。


 2nd.
■ひよこ豆とじゃがいものホクホクカレー+カレールー増しKyuhmjgcry01
 後ろは白ワイン。ゆえに“カレールー増し”。
 『「おうちカレー」で白ワイン』だなんて――、ひとり暮らしにとってはあこがれの瞬間だ。
 ひよこ豆のカレー、初めて食べたかも。
 ネットで“ひよこ豆 カレー”で検索したら、レシピがぞろぞろ引っかかってきた。
 これも「おうちカレー」の守備範囲なんだなぁ。


 3rd.
■15種類の野菜ごろごろカレー+カレールー増し+とろけるチーズKyuysi_chez01
 そして後ろは案の定、白ワイン。
 カレー+とろけるチーズ+白ワイン、って最高。そして、15種類の野菜たちがそれを強烈サポート。
 写真には見えていないけれど、カリフラワー、タケノコまで入っている。
Kyuysi_chez02  もちろん、ワインだけじゃなくて、お米にも合いますよ~!


 “おうちカレー”が恋しくなったとき、また寄らせてもらおう。
 「KYU-」があって良かった。


Kyuknbik01 Kyuannai01


 

関連ランキング:カレーライス | 阿佐ケ谷駅南阿佐ケ谷駅高円寺駅

| | コメント (0)

« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »