« My make-up may be flaking / But my smile still stays on | トップページ | 「しおじま」 @ 三宿 »

「銀座魚勝」 @ 弥左衛門町


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫


 江戸城を数寄屋橋門から出て東へ、外堀に面したところが西紺屋町、その奥、東隣が弥左衛門町であった。
 現在の銀座4丁目2~3番地あたりである。
 弥左衛門町には、名主弥左衛門が城内にあった子育祈願の稲荷神社を地域の守り神、氏神として勧請した社があった。それがいまの「宝童稲荷神社」であるそうな。

Uokt_outs01 Uokt_outs02 Uokt_plate01  銀座魚勝は地域の歴史を大切にし、その「宝童稲荷神社」に奉納するための特別ないなり寿司を謹製開発。その“弥左エ門いなり”はランチタイムお持ち帰りのみの提供であるが、そこから火が付くように人気が広がり、今ではWebなどメディアにも露出。同ビル1階の有名店「登亭」とランチ支持率を競うような勢いではなかろうか。
 ひょっとしたら、これは「宝童稲荷神社」の寵愛を賜った結果なのかも。

 夜の外観写真は判りづらいか。昼間の写真もあげておく。

 さも知ったふりして綴っているが、こちら「銀座魚勝」さんを教えてくれたのは連れである。
 去年2019年10月の話であるが、そのときのディナーを紹介する。

Uokt_window01  また脱線するが、ショッキングだったのが、この窓からの眺めである。
 アルマーニとボッテガ・ヴェネタがしっかり見えている。
 晴海通り面したところあった天賞堂さんがなくなっている!
 そう、あの天賞堂さんすみからレンガ通りを伺ってたキューピッドも居なくなってしまったのだ。『ブラタモリ』にも出演したキューピッドなんだよ。
 (あの愛の矢に打ち抜かれたかったのに……、ナンテネ)
 調べて判ったことだけれど、キューピッドは天賞堂さんと一緒に引っ越しをして、銀座6丁目9番地のビル7階にいるようだ。

 ――脱線が過ぎる。Uokt_ins01

Uokt_menu01 Uokt_menu02 Uokt_menu03  梅林コースを注文。

Uokt_dmenu01 Uokt_dmenu02  乾杯は何をいったか失念。ご容赦。
 こちらの写真から。
■鯖の燻製と昆布出汁で漬けた南高梅Uokt_kunsaba01
 「魚勝」定番の先付け。

■焼き茄子すり流しUokt_nasusrng01
 生姜が効いている。香ばしさと爽やかさ、美味。

◆風の森 秋津穂 純米しぼり華Uokt_sake01 Uokt_sake01u
 奈良は油長酒造さんの逸品。

■季節の八寸Uokt_8s01
 どれから箸を付けようか!? わくわくさせてくれる一皿。

■お造り盛り合わせUokt_otukr01
 この日は、クエの昆布〆、サンマの肝醤油、ウニと鰹の漬け、イシマテガイ、(イカは品種判らず)。
 イシマテガイ、初体験。クセ無くつるりと美味し。
 他のネタはどれも仕事が施されていて、それぞれに強烈な個性を発揮。愉しい盛り合わせになっている。

◆美寿々 純米吟醸 ひやおろしUokt_sake02
 長野は美寿々酒造さんの銘酒。
Uokt_sake02u  美山錦100%。

■海老とセリのかき挙げUokt_kkag01
 仕入れの関係か、パクチーがセリに変更。
 でも、これはこれで大正解。

■メロカマの煮付けUokt_nituk01
 昔は“銀ムツ”と呼ばれていた“メロ”
 2003年のJAS法改訂から、流通名を本来の名称である“メロ”と一本化されたそうだ。
 艶やかに煮付けられ、メロも幸せだろう。

■セロリの浅漬けUokt_celery01
 お口直し。メニューにはなかったけれど。サービス品?

 梅林コースは以上なのだが、「まだまだ行けますよ~」ってことで。

◆七賢 純米 ひやおろしUokt_sake03  
 小さく「白州の名水仕込み」と記されている。
Uokt_sake03u  南アルプス、山梨銘醸さんの傑作。

■尾崎牛ローストビーフUokt_beef01
 トリュフ醤油に漬け込んだ卵黄がトッピング。後ろは舞茸。
 身も心も蕩(トロ)けそう、とはこの事か。

■海鮮焼きそばUokt_yksoba01
 遊び心あるこう云う路線も外さない。素晴らしい。

 「銀座魚勝」さん、堪能した一夜だった。

 ――以上。……ではない!

Uokt_to01  お土産、Take-Outで、
■弥左エ門いなりUokt_inari01
 内は“香る五目”“わさび穴子”の二種。Uokt_inari02
 実はこのお土産、いただくのは二度目なんだけれど、やっぱり美味し。評判違わず。Uokt_inari04

 ここまで含みで、「銀座魚勝」さん堪能!!

 ――と、「銀座魚勝」さん、2019年12月12日に新しいブランドを立ち上げたとのニュースが入ってきた。
 今度は完全紹介制。店名は「㐂津常」(きつね)。
 ――気になるぅ!

Uokt_annai01

【おまけ】

 ハードディスクに「弥左エ門いなり」の奉納先である「宝童稲荷神社」の写真があったので、紹介しておく。
 2018年11月、“銀座八丁神社めぐり”のときの写真。
 (このイベントは2019年11月にも行われた。2020年は……?)

Hma_kaisetu00  レンガ通りから「魚勝」さんの入っている銀座スバルビル手前の路地が2016年に整備されて「猿結参道 -えんむすびさんどう-」―― Happy Monkey Avenue ――として生まれ変わった。
 路地を回り込むと「宝童稲荷神社」が見えてくる。

Hma_hitonami00  この日はイベント“銀座八丁神社めぐり”で凄い行列だった。
 神社の前で可愛い猿たちが出迎えてくれていた。Hma_monkeys00 Hma_hodoinari00

 キューピッドはいなくなっちゃったけれど、お猿さんらが残った……と。
 これも移ろいゆく東京・銀座の1ページなのかな。

 

 


関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 銀座駅銀座一丁目駅有楽町駅

 

|

« My make-up may be flaking / But my smile still stays on | トップページ | 「しおじま」 @ 三宿 »

美食探訪」カテゴリの記事

街中徘徊」カテゴリの記事

戯言淡々」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« My make-up may be flaking / But my smile still stays on | トップページ | 「しおじま」 @ 三宿 »