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「しおじま」 @ 三宿


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫



 散歩の途中で見つけた。
 昼食を摂ったあとであったが、歩いて腹がこなれていたこともあり、昼食はしごであるが、暖簾をくぐった。蕎麦は好物、自分にとっては“別腹”だ。


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 何故って、このロケーション。
 路地を覗きこまないと見えない看板。路面店とは決して言えないアウェー感。これは、好きが昂じて蕎麦屋を構えたのではなかろうか。
 「あぁ、食べてみたい」と惹かれてしまったのだ。


Siojima_ins01  店内は木目と青丹色。和の趣(おもむき)で落ち着く。


Siojima_menu01 Siojima_menu02 Siojima_menu03 Siojima_menu04  メニューを観て呑みたくなった。
 酒の品揃えは多くはないが、置いてある日本酒が渋い。
◆十右衛門Siojima_10emon01
 (手前はサービス突き出しの山菜)
 十右衛門は東京の酒。豊島屋の銘酒。
 豊島屋は都内酒屋の最古参ではなかろうか。慶長元年(1596)に創業者豊島屋十右衛門が神田鎌倉河岸で酒屋兼居酒屋を開いたのが起源と言われている。
 関東大震災、東京大空襲と災難に見舞われ、現在は、神田猿落町に本社販売管理部門・豊島屋本店、東村山市に酒蔵・豊島屋酒造、GHQの接収解除後には元の神田鎌倉河岸に不動産業を営む豊島屋ビルを設け、三社に分社化されている。


 メニューにある「金婚」は豊島屋の吟醸酒。
 明治神宮、神田明神の御神酒として知られている。


■板わさSiojima_itwas01


■ちくわ磯辺揚Siojima_chkuw01
 揚げ物が欲しくて注文したら、先の蒲鉾と練り物がかぶった。


■鴨汁せいろSiojima_kamosiro01
 お店推しの一品。
 せいろの上に胡麻が散らしてある。
 自分はそこにさらに七味を振って――出汁に入れるより、香りが立つのだ――。Siojima_kamosirom


 浸け出汁には食べやすいサイズに切られた鴨肉がゴロゴロと入っていた。Siojima_kamosiros
 鴨の脂が蕎麦の風味に寄り添い、美味し。


 2nd.。
 この日は暑い日だった。
 急いでいたこともあって、呑みは控えた。
■冷やしたぬきそばSiojima_hiyatnk01
 山菜も添えられて、食感のアクセントになっている。
 冷やしで蕎麦のコシを愉しむ。やはり美味し。Siojima_hiyatnk02


 3rd.。
 この日は蕎麦前から……。
■鴨くん製Siojima_kamokun01
 酒は前回と同じ「十右衛門」。サービスの山菜はフレームアウト。
 鴨肉の甘みにほんわかと薫香が。これも美味。


■かき揚げそばSiojima_kkagsoba01
 かき揚げ、別盛り。Siojima_kkagsobaa
 かけ蕎麦のままひと手繰り。温出汁と蕎麦の相性を味わってから、丼にかき揚げをダイブ。柚皮、大根下ろしなどの薬味も投入。
 さくっと揚がったコロモに出汁が沁みていく。かき揚げのほうも、そのまま一口行っておけば良かったか? ちょっと反省。Siojima_kkagsoba02


 しかし、出汁の沁みた天ぷらコロモも好きだし、油の香りがのった出汁も好きなので、全然OK。


 かき揚げはエビなどもたっぷり入っていて食べ応えがあった。Siojima_kkagsoba03


 たわむれに、温存していた燻製鴨を2きれ投入。Siojima_kkagsobap
 温まった燻製鴨肉はまた格別に美味し。
 蕎麦に絡めって味わうと、またまた美味し。


 ――って感じで、「しおじま」堪能。
 散歩の途中、三宿近辺で腹が減っていたら、また足を運ぶだろう。


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