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「廣寿司」 @ 東向島


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫


Hiross_outs01


 拙ブログ、お店の外観写真から入るのが慣例で、今回もそうなのだが、しらっと外観写真をUpしておいて、この美麗なデザインについて言及しないのは、かえって変だよね。
 墨田区商店街連合会、墨田区産業経済課共同主催の平成15年度墨田区商店コンクールで優秀賞を獲ったデザイン。設計監理は株式会社ID・アーキテクツだ。
 ID・アーキテクツは拙宅近所の「ラ・ペックス小石川」で、日本電気硝子株式会社主催『空間デザイン・コンペティション』に入選している。実力ある設計事務所さん。
 廣寿司と「ID・アーキテクツ」の出会いはタウン情報誌『Avenue』がとりもった形のよう。素晴らしい。リンクを貼っておく。


 内装も綺麗だ。Hiross_counter01 Hiross_table01


 こうもモダンな装いだと新しい寿司屋さんかと思ってしまうかも。……いやいや、創業は昭和32年。
 当時は鮮魚店であったそうな。その目利きを活かして寿司屋に転業し、いまは先代の息子さん兄弟がのれんを守っている。


 ――えッ「昭和32年」!?
 と、気がついた人、えらい!
 当時、最寄り駅「東向島」は「玉ノ井」という駅名だった。
 「玉ノ井」は文芸作品にしばしば登場する赤線街だ。
 赤線とはなんぞや、という説明は省こう。
 売春防止法の猶予期間が終わり、赤線が廃止されたのが昭和33年3月31日だから、創業当時は“迷宮(Labirinto)”何とも言われる艶めかしい町並みがここにあったはずだ。
 永井荷風『墨東綺譚』の世界――。憧れる~。
 現在Web『東京紅團』の“墨東綺譚(玉ノ井)”が編集中。Upが待ちどおしい。


 さ~て、戯れ言を止めて、寿司を食おう。Hiross_lmenu01


 と、ある日。
■ちらし 中Hiross_chirasi_tyu01
 自分の好きな、シャコが入っている。ラッキー!Hiross_chirasi_tyu02
 しっかり煮染められたシイタケがまた美味い。丁寧な仕事ぶりがうかがえる。


 お椀はあら汁。魚の優しい旨味が躰に沁みるようだ。Hiross_chirasi_tyuw01


 別の日。
 ビールをいただいてしまった。お通しで枝豆が。Hiross_jugnb01


■ちらし 上Hiross_chirasi_jo01
 当たり前だけれど、ネタが新鮮。輝く色艶。Hiross_chirasi_jo02


 また別の日。
 この日は日本酒「鍋島」を。昼から日本酒とは贅沢だ。背徳感とともに嚥下する。Hiross_nabsima01
 お通しは、メモし忘れで記憶でだが、アジの南蛮漬けだったかと。


■ホタルイカHiross_hotaruik01
 生姜醤油でいただいた。
 ホタルイカは、これも当たり前だが、目と嘴が外されている。Hiross_hotaruik02
 結構手間なんだよね。


■にぎり 上Hiross_nigiri_jo02
 あぁ、美味し。
 このネタが、お椀も付いて¥1300は安いよね。Hiross_nigiri_jo01


 この日のお椀は海老出汁。これまた美味し。Hiross_migiri_jow01


 お酒の品揃えも凄い。Hiross_sakemenu01
 夜の「廣寿司」も素敵なんだろうなぁ。
 「玉ノ井」時代の夜の風情を夢想しつつ、一献かたむけたあとの寿司は格別にちがいない。


Hiross_plate01


 


 


 


 




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