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「ちんねん」 @ 浦安

Chinnen_outs01
 ずっと黙っていたお店。
 隠していたわけではないのだけれど、結果そうなってしまったか。
 初回訪問は2018年1月20日で、現時点での最終訪問が、最初の緊急事態宣言があけての2020年6月7日。
 その後訪問できておらず、情報として古いかもだが、写真が溜まってしまっているし、Upする。

Chinnen_counter01 Chinnen_table01  ちんねんが好きな理由のひとつは、上手い日本酒、合わせる蕎麦前がそろっていて、昼間からそれらが愉しめること。
 入店したら、カウンター上の黒板と短冊を要チェックだ。Chinnen_menu03 Chinnen_menu04

Chinnen_menu01 Chinnen_menu02 Chinnen_cyuhi01  そして秀逸な〆の蕎麦。“せいろ”“田舎”“変わり”三種の用意があって、せいろ/田舎が選べるのも良い。

Chinnen_counter02 Chinnen_ocyha01  1st. 1月の寒い時期。
 初回は昼間から酒をいくのをためらって、遠慮しちゃったんだよね。
 でも、その反動でだか、蕎麦を二人前喰らってしまったのだった。
■三色もりChinnen_3c00
Chinnen_3c01  変わりそばの“ゆず切り”からサーブされた。Chinnen_3c01a
 続いて“せいろ”、そして“田舎”。Chinnen_3c02 Chinnen_3c03
 “せいろ”のなめらかさ軽やかな香り、“田舎”のモチっとした歯ごたえと重厚な香り、“ゆず切り”はプツっと歯切れよくゆずの鮮烈な香り。どれも個性的だ。
 (変わり蕎麦は季節のうつろいを感じられて良いよね)

 もう一人前。
■卵とじChinnen_tmgtg01
 蕎麦が、せいろ/田舎が選べる。このときは“せいろ”。Chinnen_tmgtg02
 温蕎麦になると蕎麦の甘み旨みが際立つ。
 玉子の優しさと相まって、躰も心も温まる、ほっこりとした一杯だった。Chinnen_sobayu01

 2nd. 4月末日。
 この日から、蕎麦前で一献かたむけるスタイルに――。
◆早春 純米吟醸 無濾過 生Chinnen_sosyn01
 三重県三重郡は早川酒造さんの傑作。他銘柄だと「田光」などが有名か。
 この日のお通しは“なめこ”(かな?)をもろみで和えたもの。(←これ、酒にあう!)

 日本酒、「ちんねん」は枡にグラスを重ねて注ぐかたち。

■ままかりChinnen_mamakl01
 自家製だろうか? たぶんそうなのだろう。存分に旨し。

■若竹煮Chinnen_wktkn01

■つくね大根煮Chinnen_tknd01
 先の若竹煮もそうだが、これら煮物、出汁が良いのだろう。上品な香りですごぶる美味。

■鶏ささみ一夜干しChinnen_ssm1nb01
 「一献」と言いつつ、どんだけ蕎麦前をいくんだよ、ってか!?
 うーむ、お酒、お代わりしたかも……。記憶曖昧。
 でもしかし、3杯までが「一献」との説もあるので、間違いではなかろう。

 〆。
■納豆そば(たしか“田舎”)Chinnen_nattos01
 納豆大好きなので、嬉しいメニューだ。
Chinnen_nattos02  それにしても、この卵黄の妖しい輝きはなんとしたものか――。

 3rd. 8月の暑い日。
◆生ビールChinnen_namab01
 お通しは小魚の開きを炙ったもの。(←これも酒にあう!)

■もろみ豆腐Chinnen_moromitf01
 完璧なる酒のアテ。

 実は、ビールは渇いていたのどを一瞬ですべりおり、日本酒に変わっている。
 この日は「天遊林」(の限定品)をいった。Chinnen_tenyurin01
 「天遊林」は三重県四日市市にあるタカハシ酒造さんの逸品。
 タカハシ酒造さんは、創業は江戸期、1862年。伊勢神宮のほか県下800余社に奉納する御神酒を醸す名門だ。メディアへの露出も多い。
 この限定品とは(短冊にある情報からはかるに)「天遊林」の夏酒、北海道産彗星を原料米に醸造されたものと思う。
 酸味に特徴ある爽やかな酒だった。
 (以降、画的に一緒なのでお酒の写真は割愛する)

 後ろに見えているのは……、
■穴子煮こごりChinnen_angnkgr01
 見た目も美しく、素晴らしく旨い。
 煮凝りが口中で蕩けだすときの甘さったら……なんと表現しよう?
 そして、それが穴子の身のふっくらとした食感と合わされば――Chinnen_angnkgr02
 そうか、これが『舌筆に尽くし難い』ということか!

 〆。
■鴨汁せいろ(せいろ)Chinnen_kamoser01
 前の穴子に負けないよう、鴨で〆ることに。Chinnen_kamoser02
 定番の美味さだ。Chinnen_kamoser03

 4th。 また別の暑い日。
 前回同様、生ビールで食道を洗ってから、日本酒「夢窓 辛口 生原酒」をいった。
 「夢窓」は三重県松坂市の新良酒造さんの逸品。新良酒造さん、創業は明治元年1868年。

 「ちんねん」は「三重県」の酒を推しているのだよね。
 三重県名張市木屋正酒造の「而今」があることもある。
 店主さん三重県出身? ――未確認。

■梅くらげChinnen_umekurag01
 (後ろが「夢窓」)
 暑い日だったのでね、梅の酸味を欲したのだよ。

■トマトお浸しChinnen_tomatooht01
 キリっと冷えてでてきた。ヤングコーンの飾りが洒落ている。
 そしてやはり、出汁が美味し。丁寧な仕事ぶりがうかがえる。

 〆は、
■天もり(せいろ)Chinnen_tenmori01
 様ざまなネタが盛り付けられている。別アングルの写真もUp。Chinnen_tenmori02

Chinnen_tenmori03  “せいろ”は見飽きたかもだが、再掲。

 5th. 1月の寒い時期。
■クリームチーズ純米酒粕漬Chinnen_ccheesskt01
 後ろは日本酒「甲子 純米吟醸 生原酒」
 甲子=「きのえね」と読む。
 こちらは千葉県酒々井町にある飯沼本家さんの逸品。
 飯沼本家さんは江戸元禄期の創業と言われている。

 クリームチーズの味噌漬けならば口にしたことがあったのだが、純米酒粕漬けとは恐れ入る。
 塩分濃度が控えめになって、高血圧のご仁には良いかもしれないぞ。(自分も130-Overだ)

■石川芋塩ゆでChinnen_ishikwim01
 石川芋って「秋」のイメージがあるけれど。この寒い時期にあった。
 何だよ~、やっぱり塩分摂ってるじゃん、ってことだよね。

 〆。
■おろしそば(せいろ)Chinnen_oroshisoba01Chinnen_oroshisoba02
 揚げ餅が付いてくるのがポイント。
Chinnen_oroshisoba03  揚げ餅をそばつゆにおろしと薬味でいただく。蕎麦も美味だが、こちらも美味。

 6th. これが、初回緊急事態宣言あけの2020年6月7日。
■いたわさChinnen_itawasa01
 ――驚いた。
 いたわさの“わさ”がホースラディッシュ。ローストビーフに付いてくる辛味ね。
 純白の蒲鉾が、何だかなぁ、お肉に見えてくる……? ウソウソ(^^;)

 日本酒「やまいし 純米」がフレームアウト。
 こちらも三重県、四日市の石川酒造さんの逸品。
 石川酒造さんは銘柄「噴井」が有名。「やまいし」は新しい銘柄のよう。

■水茄子Chinnen_mizunasu01
 何処産だろうか? 産地は訊きのがした。
 こちらはホースラディッシュの他に、甘口のもろみ味噌がたっぷり添えられている。
 二つの味を水茄子にのせ、自分で味の調整する。これも一興。

■九条ねぎ(田舎)Chinnen_9jhonegis01
 青葱の甘みとぬめりが愉しめる一杯。
 九条葱は収穫時期によって風味が変わると言われている。6月初旬のこの時期は、比較的マイルドな味わいで、夏は辛みが増すそう。逆に冬は葉が厚くなりぬめりが増すとともに甘みが出てくるのだとか。
Chinnen_9jhonegis02  そうとなれば、季節ごとにこの九条ねぎそばを食べないといけいない。

 食リポは以上。

 冒頭に「ちんねん」を好きな理由をつづったが、もうひとつあった。
 このロケーションが好きなんだよね。Chinnen_outs02
 高架下。上には東京メトロ東西線が走っている。
 地下鉄の高架下って……?? 事情を知らず普通に考えると、凄い。「ちょっと何言ってるかわからない……」って感じ。Chinnen_noren01

 最後にカウンターにあった絵師MURASAKI氏によるキャラクターの写真を。
 「ちんねん」ホームページの“GALLERY”ページに詳細あり。Chinnen_murasaki01

 

 


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