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2021年3月

「Hawkers」 @ 戸越公園


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫


Hawkers_outs01
 店主さんはアイルランド日本大使館でシェフを務めた経歴もつ方。
 そのとき好評だったのが、アイルランドダブリン式というポークカレーなのだとか。
 世界各国を渡るカレー行脚の経験もあって、多国籍なこのメニュー構成はそこからできあがっているようだ。それら経歴をまとめた「Hawkers」Openまでの奮闘記が書籍にまとめられている。(←Amazonでポチッとしたが、この記事を書いているいま、まだ届いていない)


 「Hawkers」は最初芝浦で開業し、カレー通の耳目を集める存在であったが、2018年にこちら戸越公園に移転した。


Hawkers_menu01 Hawkers_kenbaiki01  前説はほどほどに……。ピッカピカのカレーたちを紹介しないとね。


 1st.
◆ラッシー(小)Hawkers_lassi01
 カウンターのみの小体なお店。
 時間帯をちょっと外して行くのがおすすめ。


■2種盛りB(赤いカレー+ポークカレー)Hawkers_2syumrib01
 メニューに解説があるけれど、「赤いカレー」はタイ南部クラビ式、サラサラでココナツ風味。野菜の歯ごたえも楽しい。「ポークカレー」は先出のアイルランドダブリン式、一言で欧風カレーとはくくれない完成度。カレー将軍・水野仁輔氏の言葉を借りれば『雑味がなく素朴で洗練されている』となる。Hawkers_2syumrib_pork01 Hawkers_2syumrib_red01
 「赤いカレー」には卓上にあったナンプラーを滴下しても良かったかも――??


 2nd.
■ラムカレーHawkers_lambc01
 芝浦時代からVersion-Upしているようだ。
 日々研究しているのかな?
Hawkers_lambc02  北インドムガール帝国式。幾種ものスパイスが立体的な美味しさを作り出している。パクチーも良い感じ。


 3rd.
■カレー炒飯大盛り+セットHawkers_currycyh01
 常連客さんらはこの上海式「カレー炒飯」にタイやインドの小カレーを合わせるらしい。
Hawkers_currycyh02  けど、炒飯だけでも充分に美味しい。
Hawkers_currycyh03  途中で卓上にあったチリパウダーを添加。……でも不要だったかな。大盛りだけれどグリンピースの食感も手伝って飽きがこない。


■セットのデザートHawkers_dessert01
Hawkers_dessert02  セットでサラダとデザートが追加される。
 このセットが¥180とは、お得だ。
 いや、メニュー全般、破格だ。


 ……それにしても、ベクトルの異なる各国のカレーをこれだけ高いレベルで再構築しているのは、希有なことに違いない。驚きだ。


 次回訪問時はどうしよう?
 あぁ、「チキンカレー」未食だなぁ……。いや、常連さんに倣って「カレー炒飯」に「赤いカレー(小)」を合わせてみたくもある。
 さらに、「ラムカレー」に他のカレーソースを合わせ変則2種盛りもやろうと思えばできるし……。
 ――ってな感じで、夢がふくらむHawkersである。


Hawkers_outs02

 

関連ランキング:インドカレー | 戸越公園駅中延駅西大井駅

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「黒猫夜」 @ 銀座


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫

 黒猫夜は大好きな中華ダイニングだ。
 六本木店の方には2回訪問していて、初回の様子は拙ブログにUpしてある

 今回は銀座店の方にお邪魔。Krnkyor_outs01 Krnkyor_sengen01

 コロナ対策であろう、テーブル席は間隔をあけた着席であったが、写真には絶妙に客人が写り込んでしまうので店内写真はなし……。のつもりだったが、カウンター席が空いたすきに一枚撮らせていただいた。Krnkyor_ins01

 メニューの一部を紹介しておく。ほんの一部ね。Krnkyor_menu01 Krnkyor_menu02 Krnkyor_menu03 Krnkyor_menu04 Krnkyor_menu05

 乾杯は――
◆黄ボールKrnkyor_fanball01
 紹興酒で作ったサングリアの炭酸割り。
 飲みやすい~。

 写真、グラスの横、三品はお通し。

■前菜盛り合わせKrnkyor_zensaim01
 写真は二人前。
 中央が「姫サザエの大蒜醤油漬け」。
Krnkyor_zensaim02  あとは、猿の前から時計回りに、「枝豆の老酒漬け」「色々モツの冷たいパイタンスープ」「夏野菜の中華ピクルス」「トウモロコシの塩蛋天ぷら」「鰻と肝の煮凍り」「芝海老の紅麹漬け」。
 「トウモロコシの塩蛋天ぷら」、どうなっているのかよく判らないけれど、美味。Krnkyor_zensaim04 Krnkyor_zensaim03

■ピータン豆腐Krnkyor_peetantof01
 町の中華屋さんでも見られるメニューだが、「黒猫夜」ではこういうスタイル。Krnkyor_peetantof02
 パクチーが嬉しい。

◆3種利き酒Krnkyor_kks301
 何をチョイスするか迷ったけれど、結局代表的なものになった。
 黄中皇十年、金朱鷺黒米金、女児紅十年。
 いやぁ、どこの国でもそうだけれど、文化となった酒は奥が深い。

■四角豆のカラカラ炒めKrnkyor_4kakm01
 初めて食べた。って、存在すら知らなかったのだから、当然だ。
 軽い苦みがある。歯ごたえが面白い。
Krnkyor_4kakm02  四角豆自体は淡泊な味なんだね。だから何を合わせるか、どう料理するかで、化ける。

 この日の本命はこれだった。
■土鍋ご飯Krnkyor_donabehan01
 メニューブックには難しい漢字が並んでいるが、“パオザイハン”とよぶらしい。
 最高級のタイ米を使っている。
 具材は豚肉ハンバーグ、塩漬けされた魚、中国ハム、他色いろ。
Krnkyor_donabehan02  特製醤油ダレが鍋底にお焦げをつくって、これがたまらない。

 正直に白状すると、TVで松重豊さんが美味しそうに中華土鍋ご飯を食べているのを観て、あぁ、「黒猫夜」にもあったよね、土鍋ご飯! ってことで、今回の訪問になったのだ。
 なので、この日の本命はこれ。
 ――あぁ、満足。

◆八宝茶Krnkyor_8hocya01
 〆ででてくるサービスのお茶。
 紹興酒を飲みすぎても、最後にこれを飲めば大丈夫。(←そんなことはない)

 ……久しぶりの「黒猫夜」。
 やっぱりすてき。
 町中華も大好きだし、ワインと合わせるような Nouvelle-Chinois も好きだけれど、郷土料理としての中華料理を味わうことができるお店はそうそうない。
 なんと表現しようか――行ったことはないのだけれど、中国に旅行に行ったら、こんな感じかも、と想わせてくれる。
 ありがとう、「黒猫夜」。ごちそうさま。

Krnkyor_outs02

 

 

 


関連ランキング:中華料理 | 銀座駅新橋駅東銀座駅

 

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Come,Spling! @ 氷川台「よし野」


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫

Yoshino_outs01  練馬区氷川台、Wikipediaによると、氷川神社のある土地ということで当初は氷川町と名付けたが、板橋区に同じ町名があったため、氷川神社のある台地ということでこの町名となったそう。
 ここ氷川台は東京メトロ有楽町線に加えて、副都心線も乗り入れて、ますます便利になってきている。さらに加えて、用地の取得が遅延しているとも聞くけれど、放射36号線が開通したら、さらに賑わうことになるのだろうなぁ、と今後の発展が楽しみな地域である。

Yoshino_outs02  「よし野」との1st-contactは(久々の?)“散歩の途中で、事前情報なし”パターン。
Yoshino_menu01 Yoshino_menu02  ちょうど昼時、窓に貼られたメニューが目にとまった。蕎麦屋のようでもあり、食堂のようでもあり、惹かれるものがあったのだ。

Yoshino_ins01 Yoshino_counter01 Yoshino_menu03 Yoshino_menu04  店内に掲げられた短冊メニューも色々あって、ワクワクする。
 清潔感ある店内。きびきびと働く(ご婦人)スッタフさんも好印象。

 初回訪問時にいただいたものは……。
■五目中華Yoshino_5eyestyk01
 中華屋さんの“五目ソバ”と云うとタンメンをベースにチャーシューだの玉子だので飾りたてる感じが多いが、「よし野」さん、ルーツが蕎麦屋なのかタンメンベースの“五目ソバ”とは一味ちがう“五目中華”。
 ――これは良い意味で予想が外れた。
 “五目ソバ”にしたら珍しいカニカマも入っているし。
Yoshino_5eyestyk02  それでいて、チャーシューはラーメン専門店にも負けない見事な出来栄え。
 麺もツル・シコな感じで良し。

 えっ、背景のどんぶり? それはね、
■ミニかつ丼Yoshino_miniktd01
 こういう組み合わせが愉しめるのが「よし野」の良いところかと。Yoshino_miniktd02
 “ミニメニュー”シリーズはバリエーションがあって、他のメニューと合わせて様々な組み合わせ成立するようになっている。
 サービス精神の現われかと。

 2nd。呑みに入った。
■たこから揚げYoshino_takokra01
 後はレモンサワー。
 たこから揚げは大好物。昼からこういったツマミでいける幸せを噛みしめる。

 メインは定食系にした。
■豚スタミナ焼きライスYoshino_butastmnyt01
 この日のみそ汁は豆腐とエノキ。
 “豚スタミナ焼き”単品でのオーダーも可能。Yoshino_butastmnyt02
 そんなにニンニクは効いておらず、万人うけしそうなパーフェクトな味付けだった。
 定食枠だとフルーツが付くらしい。栄養バランスもパーフェクトだ。

 白飯のお友だろう。卓上にはカメヤ食品さんの「わさびふりかけ」がおかれている。Yoshino_cyomiryo01
 自分、この「わさびふりかけ」は傑作だと思っている。
 目にしたならば、是非ぜひ、試してみて。
 カメヤ食品さんは自社農園、自園わさび沢をもつほどに、ものづくりに拘りをもつ会社。いやぁ、頭が下がる。
 これをチョイスする「よし野」もお目が高い。

 麺、ご飯の大盛りが無料。これもありがたい。
 大盛りにしてふりかけを堪能するのも良し。

 3rd。
■揚げ餃子Yoshino_aggyoz01
 ウーロンハイがフレーム-アウト。
Yoshino_aggyoz02  パリッと揚がった皮としっとり優しい餡が好対照。

 で、餃子のタレはいし本食品工業さんのパックタレ。Ishimotosk_01
 いし本食品工業さんは、中華系が得意な業務用調味料のメーカーさん。
 自社工場が埼玉県比企郡小川町にあって、こちらの工場、“HACCP”認証を取っている。
 (“HACCP”については語りだすと小難しくなりそうなのでやめておく。リンクをご参考に)
 そして、埼玉県が認める“彩の国工場”にも数えられている。
 (このコロナ禍では難しいだろうが)工場見学も受け付けているそうで……。見学してみたい!
 いやぁ、実は、自分の勤務地も埼玉中央部にある工場で、小川町は遠くない。親近感わくぅ~。

 話を戻そう。
 つまみ系をもう一品。
■もつ煮込みYoshino_motunlm01
 葱、多め。嬉しいぞ。Yoshino_motunlm02

 〆は、、
■鴨南せいろYoshino_kmnsir01
 鴨と葱のコラボレーション。蕎麦と鴨と云えば、これ。Yoshino_kmnsir02
 本格手打ち蕎麦、という感じではないけれど、町蕎麦の心意気を外さない仕様で愛おしい。Yoshino_kmnsir03

 3rd-contactは、中華(揚げ餃子)、居酒屋(もつ煮込み)に蕎麦(鴨南せいろ)。
 狙いどおり。素晴らしく振り幅の大きなコースメニューとなった。
 こんなことが出来るのも「よし野」の醍醐味だろう。

 以上。

 何だか「よし野」さんを出しに「カメヤ食品」「いし本食品工業」を紹介するような回になってしまった。Yoshino_ins02
 それは本意ではないのだが、でも、こういう業界の連携って、重要だと思うのだ。
 ほんの一例だけれども、ふりかけやパックタレが地域の食堂で活用されて、人々に認められていくこと。この連携は日本経済を回すひとつのエンジンだ。
 特にこのコロナ禍にあって、みんなが助け合うこういった連携――大げさに言えば「絆」――は本当に大切だ。

 ……今年は、桜の開花が早いかも。
 練馬区氷川台――、石神井川の桜が気になる今日この頃。
 ……Come,Spling! 春よ来い。

Yoshino_outs03

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