「Hawkers」 @ 戸越公園
≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫
店主さんはアイルランド日本大使館でシェフを務めた経歴もつ方。
そのとき好評だったのが、アイルランドダブリン式というポークカレーなのだとか。
世界各国を渡るカレー行脚の経験もあって、多国籍なこのメニュー構成はそこからできあがっているようだ。それら経歴をまとめた「Hawkers」Openまでの奮闘記が書籍にまとめられている。(←Amazonでポチッとしたが、この記事を書いているいま、まだ届いていない)
「Hawkers」は最初芝浦で開業し、カレー通の耳目を集める存在であったが、2018年にこちら戸越公園に移転した。
前説はほどほどに……。ピッカピカのカレーたちを紹介しないとね。
1st.
◆ラッシー(小)
カウンターのみの小体なお店。
時間帯をちょっと外して行くのがおすすめ。
■2種盛りB(赤いカレー+ポークカレー)
メニューに解説があるけれど、「赤いカレー」はタイ南部クラビ式、サラサラでココナツ風味。野菜の歯ごたえも楽しい。「ポークカレー」は先出のアイルランドダブリン式、一言で欧風カレーとはくくれない完成度。カレー将軍・水野仁輔氏の言葉を借りれば『雑味がなく素朴で洗練されている』となる。
「赤いカレー」には卓上にあったナンプラーを滴下しても良かったかも――??
2nd.
■ラムカレー
芝浦時代からVersion-Upしているようだ。
日々研究しているのかな? 北インドムガール帝国式。幾種ものスパイスが立体的な美味しさを作り出している。パクチーも良い感じ。
3rd.
■カレー炒飯大盛り+セット
常連客さんらはこの上海式「カレー炒飯」にタイやインドの小カレーを合わせるらしい。 けど、炒飯だけでも充分に美味しい。
途中で卓上にあったチリパウダーを添加。……でも不要だったかな。大盛りだけれどグリンピースの食感も手伝って飽きがこない。
■セットのデザート
セットでサラダとデザートが追加される。
このセットが¥180とは、お得だ。
いや、メニュー全般、破格だ。
……それにしても、ベクトルの異なる各国のカレーをこれだけ高いレベルで再構築しているのは、希有なことに違いない。驚きだ。
次回訪問時はどうしよう?
あぁ、「チキンカレー」未食だなぁ……。いや、常連さんに倣って「カレー炒飯」に「赤いカレー(小)」を合わせてみたくもある。
さらに、「ラムカレー」に他のカレーソースを合わせ変則2種盛りもやろうと思えばできるし……。
――ってな感じで、夢がふくらむ「Hawkers」である。
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