「涌井」 @ 大師前
≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫
自分が“背油チャッチャ系”ラーメンと聞いて、まっ先に想いうかべるのがこちら「涌井」だ。
「涌井」との1st-Contactは1999年ころだったと思う。自分が30代半ばのころだ。
創業が1989年、現住所に移転したのが1998年年末との情報がある。初訪問は移転してまもなくのころだったかもしれない。
40代からここ最近は足を運べていなかったけれど、何故だろう……無性に食べたくなってしまって!
――とある日。
◆グレープフルーツサワー
手前の青きゅうりはお通し。ゴマを散らす一手間が嬉しい。
■おつまみもやし
予想以上にたっぷりだ。これで¥100。
この量が、あと引く味わいであっという間に消えていく。
■水餃子
スープはうす味。醤油ベースの付けダレがいっしょに出てきた。 皮のつるっと感を楽しむには、やっぱり水餃子だね。
“ミニ”サイズがあるのは、飲み助にはもってこいだ。
■ミニらーめん&チャーシュー丼(小)
チャーシュー丼のチャーシューがぶ厚い。
渇望していた“背油チャッチャ”。
ミニとはいえトッピング具材が一通りのって満足感充分。
スープと麺のバランスも秀逸。
背脂は、キレのあるスープにコクと旨味を添加する役割か。細麺ストレートがそれらを全部引き上げてくる。
――別の日。
◆男梅サワー
手前のお通し、重ねて言うが、柴漬けにゴマをふる、気が利いている。
見切れているのは
■3点盛り
玉子、チャーシュー、メンマ。
味付け玉子はしっかりと味が入って、半熟加減もベスト。
■焼き餃子
あれ、水餃子のときと味付けが異なる?? 気がつかなかっただけかな、紅生姜が隠し味か。
■オニオンスライス
これで少しは血液がサラサラになるか!?
男梅サワー、お代わりしちゃってるけど。
■生昆布らーめん
生昆布は別盛り。本体は大道の背脂振られた醤油らーめんだ。
実は、ちょっとひらめいたことがあって……
温存していた3点をトッピング。
おぉ! 映えますなぁ~!
もちろん、昆布ものせるよ。
昆布は麺と好対照な歯ごたえ だ。いっしょに啜ればパラダイス。
最後は夏の日にいただいた、季節限定メニューで。
■味噌冷やしつけ麺 ¥950
チャーシューをほぐしながら、麺とからめていただく。旨辛美味。
刻み海苔まで美味い。いやいや、計算された配置で良い役どころなのだ。 〆のスープは、すきっりとしたあのらーめんスープだ。旨辛が温かいスープで良い感じに広がる。これまた美味。
以上。
……あぁ、また唐突に食べたくなるのだろうなぁ。
いつまでも、……いつまでも、続いていってもらいたいラーメン屋さんである。
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