美食探訪

「七福」 @ 清澄白河

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 以前から訪ねたかった洋食屋さん、七福
 三ツ目通りと清洲橋通りの交差点にあって、かなり気になる佇まいであった。2016年にリニューアルされて綺麗に変身してしまったが、バックアップの画像データを探せば、昔の外観写真が出てきそうだ。(←けれど、とっても大変そうなので止めておく)


7luks_table01  何が気になるかって、まずは『実用洋食』の肩書きである。
 2003年11月22日放送の「アド街ック天国」清澄白河の回で19位にランキングされた時の解説では『実用洋食』とは「普通の家庭で作れるような実用的な洋食」という意味とのことであった。いずれにしろ洋食が日本の食卓に上るようになって間もない頃に生まれた語彙のようである。


7luks_menu01  店内写真は、いつも満員なので断念。
 でも、食堂然としたこの雰囲気、嫌いじゃないなぁ~。


 1st.
 まずは店名を掲げたこちら。
■七福ランチ(上)7luks_lunchu01
 誰が初めに例えたのだろう? これを“大人のお子様ランチ”と。あのカレー研究で高名な小野員裕氏も言ってるし――。言い得て妙だね。
 (店名からリンクを貼ったWebページで女将さんが「お子様ランチ」って言っている! それが最初か!?)


 写真、お皿左上、ひしゃげてしまっているけれどオムレツね。
 揚げ物は肉天(豚肉の天ぷら)、濃厚ソースをまとったのはメンチボール。
 それにしても海老フライが立派だ。7luks_lunchu02


 ライスには卓上にある“ゆかり”ふりかけを。


 2nd.
■オムライス7luks_omr01
 子供舌で悪いか!?
 たまに無性にオムライスを食べたくなるときがあるのだよ!7luks_omr02
 七福のオムライスは王道。中はチキンライスだ。7luks_omr03


 3rd.
 呑みに入った。
7luks_beer01  お通しはフジッコの「ごま昆布」かな?


■餃子7luks_gyoza01
 スリムなシェイプ。
7luks_gyoza02  餡は肉と野菜のバランスがちょうど良い感じ。食べやすい。


■ハムカツ(単品)7luks_hamk01
 ハムと一緒にオニオンスライスととろけるチーズがサンドされている。
 ダークホース的な美味さ。リピートしそうだ。


■五目ソバ7luks_5eyess01
 『実用洋食』を掲げながら、実は中華系メニューも美味い。
 「ラーメン」も人気メニューだ。
7luks_5eyess02  で、こちら五目ソバも美味。ワカメが入るのがちょっと珍しい仕様かも。


 ――以上。
 次回はのれんにある「とんかつ」をいこうかな。7luks_noren01


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「喜楽」 @ 板橋本町

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 屋号「喜楽」はよく見かける中華屋さんだ。
 「大阪王将」で知られる株式会社喜楽フーズが展開する「喜楽」もあるが、他全国に点在する「喜楽」はほとんどが個人経営のようだ。
 拙ブログでも過去に――、渋谷区神泉の「喜楽」豊島区椎名町の「喜楽」江東区亀戸の「喜楽」が登場している。
 で、4軒目、板橋区イナリ通り商店街「喜楽」だ。

 外観写真、商店街の先に清水稲荷神社の大イチョウが写っている。
 樹齢約500年とも言われている板橋区の天然記念物である。

 店内はテーブルのみの構成。Ind_krk_ins01

 メニューはセットものもあって豊富。Ind_krk_menu01 Ind_krk_menu02 Ind_krk_menu03 Ind_krk_menu04

 つまみ系メニューもある。故に 1st-Contact から“呑み”だ。
◆レモンサワーInd_krk_lemons01

■シューマイInd_krk_syum01
 2019年の『新語・流行語大賞』に“肉肉しい”がノミネートされたそうだが、中華定番点心のなかでもっとも、肉肉しさを感じるのがこの肉シューマイだと思う。Ind_krk_syum02

■カレーポテト春巻Ind_krk_hrmk01
 創作春巻。カレー味でサワーがすすむ~。Ind_krk_hrmk02

■五目そばInd_krk_5eyess01
 自分、初めての中華屋さんではこのメニューを頼むことが多い。
 こちらの五目そば、胃の腑に染み入るような塩スープにエビも入って美味。
Ind_krk_5eyess02  ちなみに、麺類は“麺少な目”オーダーも可能だ。

 2nd。
 この日はサービスで切り干し大根が出た。Ind_krk_lemons02
 後ろはレモンサワー。

■いか下足揚げInd_krk_gesoa01
 こういうアテがあると、酒呑みにはほんとありがたい。

■炒飯・野菜炒めSetInd_krk_cyh_ysis01
 健康バランスを考えた家庭的なセットメニュー。
 野菜を摂らないとね。Ind_krk_sysi01

 チャーハンは頂上に紅生姜と錦糸卵があしらわれたお洒落な仕様。Ind_krk_scyh01
 味はふかふか美味。

 3rd。
■餃子Ind_krk_gyoz01
 結構な大きさだけれど、野菜多め。軽やかな印象。Ind_krk_gyoz02 Ind_krk_gyoz03

■レバーカツInd_krk_levk01
 ウスターソースが絡められた状態でサーブされる。
Ind_krk_levk02  レバーカツはそれが正しいと思う。

■椎茸メンInd_krk_sitakem01
 レアメニューと思う。
 肉厚の椎茸がゴロゴロ入った逸品。Ind_krk_sitakem03
 醤油ベースのスープだろうか? 五目そばの時の塩ベースとはまたちょっと違うような……。
 椎茸の副作用かな、スープが美味し。Ind_krk_sitakem02

 4th。
■レバー炒めInd_krk_levi01
 もやしの他、ピーマンやタケノコなども入っていてにぎやかな食感だ。Ind_krk_levi02

■ゆず風味あんかけ炒飯Ind_krk_ankkc01
 東京家政大学とのコラボメニュー。
 豚バラ肉の風味とゆずの香りが一体となってふかふかチャーハンに乗っている。
Ind_krk_ankkc02  これは美味。

 先出のリンクを貼ったイナリ通り商店街のホームページからも同じ記事に辿りつけるのだが、店内にこのメニューの案内が掲示されていて、気になっていた。Ind_krk_menu06

 この記事に『なにより、昭和25年から変わらない「こだわりのスープ」を使ったあんかけはどこか懐かしいような味わいで、具材とよく絡んでチャーハンを引き立ててくれます。』とある。
 “昭和25年から変わらないこだわりのスープ”――、「五目そば」も「椎茸メン」もそこの土台は一緒なのだろう。美味しい訳である。
 えっ? ――ってことは何? ひょっとして昭和25年創業!?
 昭和25(1950)年。戦後とは云え、まだ連合国の占領下にあった時代だ。
 半世紀超の歴史に合掌。Ind_krk_menu05

 こちら「イナリ通り商店街」、規模はさほど大きくないけれど、独特の雰囲気があって愉しい。
 美味しそうなお店が他にもいっぱいあるし、『駄菓子屋ゲーム博物館』もある。
 自分は、「喜楽」のドアに描かれた可愛い龍の絵を見るだけでもこの商店街を歩く意味があると思うぞ。

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「柳屋」 @ 笹塚

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 TV『アド街ック天国』笹塚の回、1位は「十号通り商店街」だった。
 余談だが、新宿淀橋浄水場につながる水道道路に架かる橋を、浄水場側から数えて**号橋と呼んでいた。その名残が‘十号通り’。新宿寄りの幡ヶ谷には同様の名残で六号通りがある。こちらの商店街も魅力的。

 さてその1位の「十号通り商店街」。
 写真のゲートは甲州街道のもの。このゲートを抜けてすぐ右手に「柳屋」がある。Yngy_outs01
Yngy_counter01  カウンターだけの小体な立ち食い蕎麦屋さん。朝6:30から営業している。
 (なので、散歩スタートに合わせた朝食)

Yngy_menu01  こちらのお店、ついつい食指が向いてしまう名物蕎麦がある。
 その蕎麦に天ぷらのメニューとしては珍しいジャガ芋を合わせてみた。
■キーマカレーそば+ジャガ芋天Kheema_jygt_01
 ジャガイモはカレーに合うしね、我ながら Nice choice と思う。

 キーマーカレーと云うとスパイスが効いた辛目のものを想像するかも知れないが、こちらのキーマは辛さ控え目、旨味濃厚。蕎麦にも合うように調整されている。
 そして蕎麦をカレーにくぐらせれば、キーマ仕様で細かく刻まれた野菜やひき肉が蕎麦に絡め取られて上がってくる!Kheema_jygt_02
 ここでしか味わえない蕎麦ではなかろうか。

 別の日。
 この日は暑かったので‘冷やし’にした。
■冷やし天ぷらそば(きのこ天)Hiyashi_kinokt_01
 温蕎麦だと出汁の香りが立って、汁が引き立つ向きがあるけれど、冷や蕎麦は蕎麦のコシと風味を愉しみやすい。Hiyashi_kinokt_02

 天ぷら、先のジャガ芋も変わり種だったけれど、種類が豊富だ。
 カウンターを覗きこんでチョイスすべし。Yngy_menu02
 日によって割引される天ぷら種があるから、それを狙うのも良い。

 また別の日。
■キーマカレーそば+シーフードミックス天Kheema_sfmt_01
 シーフードミックス天は、海老・イカ・アサリ・ホタテのミックス。
Kheema_sfmt_02  シーフードキーマーカレーになったぞ!

 このキーマカレーを白飯にのせたキーマカレー丼もある。
 しかしご飯ものは9:00からの提供。なので残念ながら未食。Yngy_menu03
 立ち食い蕎麦屋なのにキーマカレー目当てで行くというのは不遜な行為であるが、でもでも、キーマカレー丼、次回は是非!

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「A bientot」 @ 渋谷

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 5月の話でちょっと古いけれど、財布も頑張って、写真も頑張って撮ったので、せっかくだからUpしておく。
 場所は渋谷、エクセルホテル東急の25階、地上約100mの位置にあるA bientot
 その眺望もウリとしているレストランである。


 会食スタートはちょうどトワイライトの時刻。
 自分の席は「109」側で、遠くには新宿の高層ビル群が見えた。Abient_outv01


 なるほど。この景色でワインが数杯いけるかも知れない。


Abient_menu01  テーブルにこの日の献立を記したカードがあった。
 タイトルは『~至福の晩餐~』。
 “Bonheur”とはフランス語で「幸せ」の意味。


Abient_table  ちなみに店名の“A bientot”の意味は「またね」。ホテルのホームページに解説があるが『お客さまに何度でもご来店いただけるよう、季節感あふれるメニューをご用意してお待ちしています。』との志(こころざし)をこめたもの。


■アミューズAbient_amuse01a  
 後ろの泡はコースに付いていたグラスシャンパンだったと思うが、記憶曖昧だ。


Abient_amuse01b  アミューズは先の献立表に記されていないのね。
 自分、記されているものと思ってメモを怠った。
 なので、何ら説明できないのだ。絵面(えずら)から味のご想像を。ご容赦。Abient_bread01


■いろいろなシャルキュティエールと春野菜グレッグのハーモニー ムータルドとグリビッシュソースAbient_zensai01a
Abient_zensai01b  謂わば前菜盛り合わせ。
 生ハムやテリーヌなどのcharcuterieと酸味爽やかな春野菜。
 それを赤・黄色のmoutarde(=マスタード)とsauce gribiche(たまごのカクテルソース)でいただく。


 泡がなくなってワインをオーダー。
◆コトー・ブルギニヨンAbient_wine01
 インポータは以前に拙ブログで紹介した「三幸蓮見商店」。


 先ほどのグラスシャンパンの写真と比べると、さらに暗くなってきているのが判るかと。
 こう云う変化も料理を美味しくするひとつの要素だね。


 ――実は、写真撮影にはなかなか厳しい。
 外の夜景と料理とを同時に上手い具合に撮るには自分の撮影技量が足りず、窓に透ける夜景をバックにした料理写真はこれ以降なし。


■海の幸のソテーと新たまねぎのムースリーヌ 唐墨をアクセントにしてAbient_tamanegi01a
Abient_tamanegi01b  たまねぎのムース、新体験。辛味はまったくなく、甘味が全面にでていた。唐墨がちょうどよいカウンターになっていた。


■オマール海老と帆立貝のパリブレスト仕立て アメリケーヌソースAbient_homard01b
Abient_homard01a  “paris-brest”って?
 不勉強故、後から調べた。
 諸説あるようであるが有力な説は、フランスの自転車レースと関連が深く、『ツールド・フランス』に先立つ1891年、パリとブルターニュ地方の町ブレストとの間、約1200kmを往復するという自転車レース『パリ・ブレスト・パリ』が開催され、それを記念して作られた菓子であった。
 形は、自転車の車輪を模してリング状になっている。
 生地はシュー生地。アメリケーヌソースとのマッチングが良かった。


■国産牛フィレ肉のグリエとフォワグラのポワレ トリュフ香るマディラワインのソースAbient_foiegras01a
Abient_foiegras01b  トリュフを効かしたマディラソースが素晴らしい。付け合わせの野菜らも完ぺきで、美味しくいただいた。
 しかしながら……。牛フィレ肉とフォアグラ、フランス料理のメインディッシュで、よく見かける組み合わせ。そうなると、差別化をどのように図るかが料理人の腕の見せどころになるけれど、想定の範囲内に治まってしまったきらいがある。
 美味しいよ、美味しかったけれど、もう少し‘驚き’が欲しかったなぁ。


■デザートAbient_dessert01
 すいません。こちらもメモなし。


■ミニャルディーズAbient_mignard01
 焼き菓子。
 “Mignardises”、某Web翻訳に流し込んだら「珍味」って出たけれども、“Mignon”(=可愛らしい)からの派生語らしいので「小さなお菓子」とでも捉えたほうが良いだろう。
 これもメモがなくて詳細伝えらえないが、中央のピンク色が跳びぬけて美味だったことは記憶にある。


 以上でコース「 Bonheur  ~至福の晩餐~」終了。


 ……コース進行に合わすように、夜の帳(とばり)が落ちた。
 日没時刻を狙って予約を取った訳ではない。自分はそんなに賢くないし、用意周到な気質でもない。偶然である。が、結果、こんなに素晴らしいことはなかなか無いな、と思った。


 夜景が望める高層階レストラン、その夜景が観られるよう窓際の席を確保するまでは頭が回るだろう。が、さらには時間帯である。
 夜景も素敵かもしれないが、日没とその後、トワイライトゾーンはまた格別の美しさだ。
 会食が終わるころには夜景も観られるのだし、それならば日没時刻からの時間帯で席を取るべき。今回の偶然から、そこに気がついた。
 (えっ? とっくに知っていたって!?)


Abient_crystal01  まぁ、逢瀬する者らの都合に自然界の日没が合わせてくれることはないので、日没時刻を調べてそこに人が合わせるしかない。
 Adam & Eva が‘禁断の果実’を口にするずっと前から、自然法則は絶対だ。

 

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「平和軒」 @ 大崎広小路


 散歩で見つけ、気になって『食べログ』でチェックしたら、なかなかの高得点。
 場所は戸越から大崎へ抜ける峰原坂から少し入ったところにある。立正大学の峰原坂を挟んで対面にある階段を上がったところだ。
 圧倒的に不利な立地でこの人気は如何に!?Heiwaken_outs01 Heiwaken_outs02

Heiwaken_ins01 Heiwaken_ins02  ご主人と少し話す機会があったのだが、ご主人、以前に癌を患ったことがあるそうで、それ以降夜の営業はしていないのだそう。ビールなどのアルコールも置くのを止めてしまったという。Heiwaken_menu01
 と言うことで、残念ながら“呑み”は叶わないが、味が素晴らしい。
 『食べログ』高評価も納得。

 1St。
■肉そばHiwk_nikusb01 Hiwk_nikusb02
 塩味なのが自分の好み。スープが優しくたおやかだけれども芯が通っている。美味し。
Hiwk_nikusb03  で、タケノコなども入って野菜も豊富。意外に健康バランスは良さそうだ。

 2nd。
■五目そば+半チャーハンHiwk_5eyessb_hfc01
 半チャーハン、こんお褐色は醤油から? カキ油?Hiwk_hfc01  けれどそんなにガツンとくるくどさはない。香ばしく美味し。

Hiwk_5eyessb01  五目そば、塩スープが美味いのは前述どおり、それを上回るチャーシューの美味さに驚いた。Hiwk_5eyessb02

 3rd。
■オムライスHiwk_omurice01
 中華スープが付いてくる。
 中はチキンライスではなくて、ポークライス。
Hiwk_omurice02  期待通りのベタな味わい。しっとりと美味し。

Heiwaken_table01 Heiwaken_noren02  Webを見ていたら、中原口TOCの裏と西小山にも「平和軒」があって、同じ暖簾分け店のよう。
 むむぅ、そちらも気になってきた。

 

 


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「ときわ食堂」 @ 田端

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 “ときわ食堂”は都内でちょくちょく見かける屋号だ。
 巣鴨や浅草の“ときわ食堂”が有名であろうかと思う。

 浅草“ときわ食堂”のホームページに『東京ときわ会』についての解説がある
 そのルーツは明治・大正期、浅草・上野近辺で隆盛を誇った料亭常盤花壇から出た食堂とのこと。太い系統は第五支店から浅草店、その下に幾店もの暖簾分けがあって、巣鴨店も入っている。
 今回レビューの田端「ときわ食堂」は、別のWebサイト情報だと第五支店以後の総本店直系のようであるが、『東京ときわ会』には所属しているようだ。
 『東京ときわ会』では動坂「ときわ食堂」と知られている。

 外観写真、〇に‘喜’のマークが他の“ときわ食堂”と共通している。(浅草・雷門ときわは〇に4枚花びら)

 『東京ときわ会』と云うのはあくまでも暖簾会のようなもので、資本/経営は個々に独立している。
 巣鴨“ときわ食堂”のホームページにあるが、こちら社名は「株式会社こうしんづか」、創業は平成元年10月とのこと。
 若くして5店舗を展開し、今では一大勢力になっている。
 大塚“ときわ”は巣鴨“ときわ”の支店だ。(ややこしい!?)

 ――“ときわ食堂”について掘り下げると、話が長くなる。この辺でやめておこう。

 動坂「ときわ食堂」である。
 こちら、朝8:30から営業していて、アルコールもいける。

Dztkw_board01  初回はおとなしく看板メニューをいただいた。

■特別定食Dztkw_tokt01
 日替わりの定食セットである。
 入口右手の黒板にセット内容が記されていた。
 この日は、天ぷら入り煮やっこ、ひじきとがんもの煮付け、あとはお新香とごはん、みそ汁。
 自分、がんもの煮付けは大好物である。

 一人前ごとに調理され、その鍋ごと供される。Dztkw_tokt02
 茄子の天ぷらも一緒に煮立てられたよう。衣のクタクタ加減がまたオツだ。

 こう云う料理は白飯の上にのっけたくなる。育ちの良さが現れるネ……(>_<)!Dztkw_tokt03

 お店の人に、お好みで卓上の天かすをお味噌汁に入れる美味しいですよ、と教わり、やってみる。
Dztkw_tokt_ms  むム、確かに。

 卓上の写真も載せておく、色いろ調味料が揃っている。Dztkw_tables01

 再訪。
 今度は、昼間から呑んでやろう、と云う意気込みだ。

Dztkw_menu01  肴系含め、何しろメニューが多い。
 壁一面に短冊がぶら下がっている。
 その日の途中から追加される短冊もある。
 いつの日だったか、厨房から「『イサキ刺し』準備できました~」的なコールがあって、それを受けたホールの姉(あね)さんが『イサキ刺し』短冊を(探し出して)追加した事があった。

 この日はがんもの煮物は無かったがこ、ちらがあった。
■生あげ煮Dztkw_nageni01
 基本、豆腐系は好物なので。
 後ろはハイサワー。

■かぶ新香Dztkw_kabusk01
 蕪も好物なので! ぬか漬け美味し!

■しゅうまいDztkw_syumai01
 断面写真、撮り忘れ。密度/ヴォリューム満点のしゅうまい。大満足。

■ニラ玉子とじ+ライス+なめこ汁Dztkw_niratamt01
 右奥はかぶ新香の残り。
 一品料理は+¥300でお新香、小鉢までついた定食セットにしてもらえるが、“なめこ汁”が欲しかったのでこんなことに……。
 なめこ汁・¥130、ライス・¥200。それでも破格か。
 みそ汁は¥60。+¥300で小鉢や新香まで付いてくる定食セットは超破格だ。

 で、またしても白飯にAdd-On。(>_<)!!Dztkw_niratamt02
 豚コマ肉もいっぱい入り、甘辛出汁がご飯に合うしで、大大満足。

 再再訪。
■生あげ焼Dztkw_nageyk01
 かつお節、ショウガの薬味でシンプルに。
 後ろは前回同様ハイサワー。

■なすみそ炒めDztkw_nsmsim01
 あらら、ハイサワーお代わり。

■ねぎとろ丼定食Dztkw_ngtrt01
 みそ汁を“みょうが汁”にUpper-Chenge している。みょうが汁は単品だと¥150。
 豆腐も入っていて贅沢な仕様であった。例により天かす追加でいただいた。Dztkw_mygs01

 小鉢は玉子豆腐。卓上にある“かつお昆布旨みたれ”でいただいた。Dztkw_tmgtf01

 本体、ねぎとろ丼。ご飯は酢飯ではない。さすがに寿司屋ではないので。
 醤油にワサビを溶いて回しかけ、――かっ喰らう。Dztkw_ngtrd01
 酢飯だと‘かっ喰らう’には厳しい。白飯だからできること。そして‘かっ喰らう’ことで生まれる美味しさがあるのも事実。

 都内下町界隈に点在している“ときわ食堂”であるが、自宅から一番近いのが、こちら動坂「ときわ食堂」である。と言っても、歩くと30分ちょっとはかかるけれど。
 これ以上近いと危険だった。休日はいつも朝から酔っぱらっうことになってしまう……。

 ……なんか酔っ払いオヤジの巣窟のようなイメージを持たれるかも知れない。
 けっしてそんなことはない。
 女性おひとり様客もいらっしゃるし、家族連れもいる。
 こんなオヤジは少数派だ。あしからず。

 

 

 


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「美虎」 @ 銀座

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 銀座は“EXITMELSA”でディナー。
 自分、建築物も被写体としての好物。窓枠照明が幾何学模様を織りなす“EXITMELSA”を撮ってみた。(写真は‘みゆき通り’から)

 1階に文明堂のCafeが入っている他、上層階では美味しいレストランたちが鎬(しのぎ)を削っている。
 そのうちの一軒がこちら美虎。“みゆ”と読む。Miyu_outs01
 伝説のTV番組『料理の鉄人』に最年少挑戦者(当時22歳)として出場し、中華の鉄人・陳建一氏に肉迫した五十嵐美幸シェフのお店である。
 美幸さんが銀座の‘みゆき通り’沿いにお店を構えるなんて、縁がある??

Miyu_ins01  こんな有名店に足を運ぶなんて……、自分もミーハーだなぁ。
 気恥ずかしいので、以下駆け足で、ササッと行く。

Miyu_dmenu01 Miyu_wmenu01

 オーダーは“スペシャルコース”。Miyu_menu01

 乾杯はグラス・シャンパンMiyu_awa01
 銘柄メモなし。ご容赦。

■季節の前菜6種盛りMiyu_zensai6s01
 こちらもメモなし。ご免。

■美虎特製 腸詰Miyu_cyhozume01
 香りが素晴らしい。旨味も。

 シャンパンがなくなってワインを注文。
◆Camins del PrioratMiyu_w_cdp01
 輸入は株式会社ファインズ
 拙ブログで過去にも紹介したことがある、100%Reeferを謳うインポータさん。こちらのワインも原産国スペインから(すべての物流の行程で)15℃で管理されて運ばれて来たようだ。

■半乾燥アワビのあんかけ 茶碗蒸し仕立てMiyu_awabicm01
 ――“半”って?
 野菜やくだもので「セミドライ」とうのは聞いたことあるけれど、アワビでも有効なのね。
 生の食感を残しつつ、乾燥アワビのもつ旨味も手に入れてしまうという荒技。
Miyu_awabicm02  とろみがかった上湯スープにアワビからの出汁も沁みているよう。美味。

■北京ダック 美虎styleMiyu_duck01
 写真、背後に並ぶ3種の調味料でいただく。左は生山椒。
 コースの合間に、自分の手で仕上げるこう云う一品がはいると、緩急が生まれて良い感じだ。

■フカヒレの姿煮込み トリュフソースMiyu_fukahr01
 フカヒレ自体には香りがないので、こう云う組み合わせの妙が愉しめる。
Miyu_fukahr02  トリュフでフカヒレをいただいたのは初体験。

■和牛サーロイン 黒豆ソースかけMiyu_sirloin01
 “焦げ”のように見えているのが黒豆ソース。
 中華料理でよく使用される豆鼓(トウチ)ソースか? 自分の馬鹿舌では判明せず。野菜を知り尽くした五十嵐シェフのことなので、黒豆から自家製した豆鼓を使用したのかも。
 後ろの野菜たちが黒豆の黒褐色と対照的な艶やかさで、ビジュアル的も完成度高し。

■フカヒレの特製オイスター丼Miyu_fukahrois01
 正直「ハマグリ麺」の方を選ぼうか迷った。先にもフカヒレは出てるし。
 けれど『銀座店だけ』の限定メニューと言われると弱い。幡ヶ谷本店でも味わえないのだよ……!Miyu_fukahrois02

 “EXITMELSA”のホームページでフィーチャーされているのが「ハマグリ麺」のよう。
 ご参考まで。

 あとはデザート。

■杏仁豆腐Miyu_annint01

■マンゴープリンMiyu_mangop01

 ――以上。
Miyu_tea01  繊細にして芯が通った中華料理の数々、堪能した。

 五十嵐シェフ、最近では「キッコーマン」の『LIVE KITCHEN TOKYO』にも参加されたりと一層のご活躍。
 ミーハー目線は失礼なことであった。
 今後も注目していきたい料理人である。

 

 


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「松葉」 @ JR京都


 朝の京都。
 以前「第一旭」をレビューした。
 対してこちらは、JR京都駅コンコース。時間が無いときなどにもサクッと使える。Mtb_outs01


 文久元年(1861年)創業の老舗松葉。――残念ながら、祇園四条の本店には行ったことがない。
 ただただ、その味が新幹線ホームの下でいただけることに感謝である。
 しかも、朝の8:30から営業しているし!Mtb_ocya01 Mtb_ins01


 朝蕎麦が老舗蕎麦なんて、すごい贅沢。
 メニューはお店ホームページにもあるので、一部分だけUpしておく。Mtb_menu01 Mtb_menu03 Mtb_menu02


 まずは、そのお店ホームページには載っていないこちらを。
■そばがゆセットMtb_sobagys01
 中央の蕎麦ちょこには少しとろみがある‘かえし’(のような出汁)が入っていて、お好みで薄味の粥に合わせる。Mtb_sobagys02


 ミニそばはトッピングのバランスがちょうど良くて好みである。Mtb_sobagys03
 また、琥珀に澄んだお出汁が素晴らしい。Mtb_gysoba_up


 このセットメニューは朝から営業している京都駅店だけの提供かな?
Mtb_sobagys04  そう思うと、ちょっと優越感。


 別の日。
 「松葉」と云えばこれ。
■にしんそばMtb_nishins01
 蕎麦のベールをはぎとり、身欠きニシン甘露煮を拝む。
Mtb_nishins02  神神しい輝きをはなつ裸身が露わになった。
 (↑卑猥な表現だけれど、まさにそんな感じに思えたのだ)


 “にしんそば”を考案したのは二代目だそう。
 それが、今や「松葉」の代名詞となり、さらには全国区の蕎麦メニューにもなっている。
 「松葉」はこの“にしんそば”において、全国蕎麦屋の「総本家」とも言えるのではなかろうか。敬服。Mtb_yurai01


 外観写真、入り口右手に売店カウンターがある。
 京都土産に、「にしん棒煮」はどうだろう? いや「松葉ちりめん」にしようかな?


 

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「つくしん」 @ 佃島


 一応、自分、“東京シティーガイドクラブ”会員であったりして、東京の情報番組などをチェックしている。
 TOKYO MX の『週末ハッピーライフ! お江戸に恋して』はお気に入りのTVプログラムであるが、その番組で紹介されていた。

 佃島の回で、住吉神社などを巡ったのだが、佃煮屋さんの紹介でつくしん――と聞いたとき、自分の頭の中は“??” えっ? 「どこ?」って感じだった。

 佃島に老舗佃煮屋さんがあることは知っていた。
 佃大橋から見える「佃源 田中屋」「天安」、ちょっと奥まった処に「丸久」と、老舗3店舗がかたまってある。Tukudaob_view01

 「天安」が創業天保8年(1837年)、「丸久」が創業安政6年(1859年)、「佃源 田中屋」は定かではないが、一説では天保14年(1843年)創業と言われ、いずれも江戸期からの老舗である。
 番組のコンセプト的にはこれら老舗がくると思うでしょ?

 番組中でもそういったところの解説はあったが、あえて比較的若い「つくしん」の紹介と云うことであった。
 「つくしん」は1980年(頃)の創業である。

Tkshn_guide01  気になって、“探して”行った。
 “探して”である。
 お店ホームページに詳しい案内があって、それを見てから行けば良かったのだが、スマホで検索して、立ったバルーンを手がかりに行ったら、ちょっと迷った。
 佃1丁目2-1にある案内を見落としたのだ。(写真をUpしておく)Tkshn_outs01

Tkshn_menu01  レギュラーで12種類佃煮が用意されていて、季節ごとか(?)変わり種もある。
 この日は“きくらげ”。Tkshn_menu02

 贈答用に経木で包んでの仕様もある。Tkshn_omiya01
 が、自分は自宅用、酒のアテであるから、少量ずつ5種を購入。簡易な紙袋に入れてもらった。Tkshn_jtky01 Tkshn_ttm01
 手下げの紙袋が可愛いデザインで、ちょっと欲しくなったが、リュックに入れるので遠慮した。
 また、一包みごと解説が記されてるのが良いね。

 お店ホームページにあるが、「つくしん」の佃煮はタレを煮切ることはなく浅めの煎りで、その分、賞味期限が3週間と短いのだが、塩辛いようなことはない。
 主張することがない、控え目な印象だが、その分主役を引き立てる。名脇役的な佃煮であった。

 例えば“きくらげ”だが、とんこつ味のカップラーメンに投入してみたら、すばらしい活躍で、目を瞠り、舌を巻き、膝を叩いた。

 故に再訪し、色いろ購入。
 “かつおそぼろ”などもお薦めだ。最高の“ふりかけ”だよ。

Tkshn_noren01

 

 


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「光陽楼」 @ 経堂

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 経堂駅から和食「の水」に向かうとき、左手に渋い構えの中華レストランがあって気になっていた。
 サンプルウインドウを覗きこむと“オムライス”などもあって町中華の体(てい)。――ますます気になる。Kyr_window01

 と云うことで訪問した。

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内はL字カウンターとテーブル数卓。

 

Kyr_menu01 Kyr_menu02

 

 最初の注文は店名を掲げたこちら。
■光陽メンKyr_koyom01

 野菜がいろい入っている。なんとカリフラワーも。
 カリフラワー、ブロッコリーはビタミンCをいっぱい含んだ食材。特にカリフラワーは茹でてもビタミン成分が壊れないそう。『畑のレモン』なんて呼称もある。
 自分のような酒呑みにはありがたいラーメンだよ。ビタミンCはアルコールやアセトアルデヒドの毒性を弱める働きがあるからね。
Kyr_koyom02
 すっきりとした塩ベースに極細麺。呑んだ〆にいきたい。

 訪問後に調べた。
 なんとこちら光陽楼、サッカーの武田修宏さんご贔屓店。
 再訪し、武田さん絶賛のこちらを注文。
■トンポーロ定食Kyr_tnport01
 冷奴、お新香も付いてきた。
 お椀は‘たまたま’だろうか玉子の味噌汁。
 メインは艶やかな色を湛えたぶ厚い三枚肉がどーんと三枚。Kyr_tnpor_up

 こうなると、白飯にのっけたくなるのが自分の性(さが)である。
 味噌汁から半熟玉子をサルベージし、トンポーロ1枚と飯丼の上で合わせる。
Kyr_tnport02  トンポーロの濃いめのタレが白飯と合わさって――、至福。

 再再訪。
 今度は老舗町中華で時どき見かけるこちら。
■ランチKyr_lunch01
 ランチ=Lunch ……? いやそうではない。
 お昼に食べるLunchと言うことではなく、町中華にある盛り合わせ定食的な一品。
 1プレートで提供されることが多く、うま煮はたいがい入っているかなぁ。でもお店ごとに盛り合わせの品種は様々。
 「光陽楼」のランチは海老フライが入ったこの仕様だ。
 って、ちょっと盛り付け間違えた? 本当はうま煮の上に目玉焼きがのってるはずなのだ。――まあ良いか、ご愛敬だ。ちゃんとうま煮の下に目玉焼きがあったから。Kyr_lunch02

 そうそう、お椀が味噌汁ではなくて、中華スープだった。
 今まで味わったこと無い風味。美味しかった。

 この“ランチ”、土日祝日は提供なし。平日しかいただけないのでご注意を。

 再々再訪。
 こんどは呑みに入った。
■半餃子Kyr_hfgyoza01
 自家製と思われる辛味タレ――調味料?――が付いてきた(写真右はし)。
 他にもつまみたいときに、餃子3ケ盛りがちょうど良いね。Kyr_hfgyoza02

 ビールにふれていなかった。
 ビールはキリン、アサヒ、エビスから選べる。

■茄子の辛子炒めKyr_nasukrs01
 茄子と油って合うようね。
 ビールが進むすすむ。

 〆に――。
■五目そばKyr_5eyess01
 極細麺の五目そばは初めてである。Kyr_5eyess02

 ふとひらめいて……、餃子に付いてきた辛味調味料を添加。Kyr_5eyess03
 タンメンにラー油を添えるのと同じ理屈だね。
 ――ほぅら、優しさの中にキリッとしまった辛味が良い感じだ。

 再々再々訪
■野菜炒めKyr_ysitame01
 これ、最高。
 キャベツと白菜、両方使われている。
 白菜の炒めものって珍しいよね。キャベツとの対比もできて面白い。

■しゅうまいKyr_syumai01
 あぁ、断面、撮り忘れた。
 でもまぁ、外目からももっちりとした肉々しさが伝わるかと。

■五目チャーハンKyr_5eyesc01
 頂上にあしらったカニ身に視線が奪われるが、山裾を構成するご飯たちも負けていない。一粒ひと粒がぷっくりとふくらみ、ピカピカに輝いている。
Kyr_5eyesc02  美味。

 屋号「光陽楼」はちらちら見かけるが、こちら「光陽楼」は昭和42年の創業らしい(Web調べ)。となると、もはや半世紀超えだ。
 後継者とかいらっしゃるのか、心配になってしまう。
 お体ご自愛されて、末永く店を守っていただきたい。

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