美食探訪

「美虎」 @ 銀座

Exitmelsa01
 銀座は“EXITMELSA”でディナー。
 自分、建築物も被写体としての好物。窓枠照明が幾何学模様を織りなす“EXITMELSA”を撮ってみた。(写真は‘みゆき通り’から)

 1階に文明堂のCafeが入っている他、上層階では美味しいレストランたちが鎬(しのぎ)を削っている。
 そのうちの一軒がこちら美虎。“みゆ”と読む。Miyu_outs01
 伝説のTV番組『料理の鉄人』に最年少挑戦者(当時22歳)として出場し、中華の鉄人・陳建一氏に肉迫した五十嵐美幸シェフのお店である。
 美幸さんが銀座の‘みゆき通り’沿いにお店を構えるなんて、縁がある??

Miyu_ins01  こんな有名店に足を運ぶなんて……、自分もミーハーだなぁ。
 気恥ずかしいので、以下駆け足で、ササッと行く。

Miyu_dmenu01 Miyu_wmenu01

 オーダーは“スペシャルコース”。Miyu_menu01

 乾杯はグラス・シャンパンMiyu_awa01
 銘柄メモなし。ご容赦。

■季節の前菜6種盛りMiyu_zensai6s01
 こちらもメモなし。ご免。

■美虎特製 腸詰Miyu_cyhozume01
 香りが素晴らしい。旨味も。

 シャンパンがなくなってワインを注文。
◆Camins del PrioratMiyu_w_cdp01
 輸入は株式会社ファインズ
 拙ブログで過去にも紹介したことがある、100%Reeferを謳うインポータさん。こちらのワインも原産国スペインから(すべての物流の行程で)15℃で管理されて運ばれて来たようだ。

■半乾燥アワビのあんかけ 茶碗蒸し仕立てMiyu_awabicm01
 ――“半”って?
 野菜やくだもので「セミドライ」とうのは聞いたことあるけれど、アワビでも有効なのね。
 生の食感を残しつつ、乾燥アワビのもつ旨味も手に入れてしまうという荒技。
Miyu_awabicm02  とろみがかった上湯スープにアワビからの出汁も沁みているよう。美味。

■北京ダック 美虎styleMiyu_duck01
 写真、背後に並ぶ3種の調味料でいただく。左は生山椒。
 コースの合間に、自分の手で仕上げるこう云う一品がはいると、緩急が生まれて良い感じだ。

■フカヒレの姿煮込み トリュフソースMiyu_fukahr01
 フカヒレ自体には香りがないので、こう云う組み合わせの妙が愉しめる。
Miyu_fukahr02  トリュフでフカヒレをいただいたのは初体験。

■和牛サーロイン 黒豆ソースかけMiyu_sirloin01
 “焦げ”のように見えているのが黒豆ソース。
 中華料理でよく使用される豆鼓(トウチ)ソースか? 自分の馬鹿舌では判明せず。野菜を知り尽くした五十嵐シェフのことなので、黒豆から自家製した豆鼓を使用したのかも。
 後ろの野菜たちが黒豆の黒褐色と対照的な艶やかさで、ビジュアル的も完成度高し。

■フカヒレの特製オイスター丼Miyu_fukahrois01
 正直「ハマグリ麺」の方を選ぼうか迷った。先にもフカヒレは出てるし。
 けれど『銀座店だけ』の限定メニューと言われると弱い。幡ヶ谷本店でも味わえないのだよ……!Miyu_fukahrois02

 “EXITMELSA”のホームページでフィーチャーされているのが「ハマグリ麺」のよう。
 ご参考まで。

 あとはデザート。

■杏仁豆腐Miyu_annint01

■マンゴープリンMiyu_mangop01

 ――以上。
Miyu_tea01  繊細にして芯が通った中華料理の数々、堪能した。

 五十嵐シェフ、最近では「キッコーマン」の『LIVE KITCHEN TOKYO』にも参加されたりと一層のご活躍。
 ミーハー目線は失礼なことであった。
 今後も注目していきたい料理人である。

 

 


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「松葉」 @ JR京都


 朝の京都。
 以前「第一旭」をレビューした。
 対してこちらは、JR京都駅コンコース。時間が無いときなどにもサクッと使える。Mtb_outs01


 文久元年(1861年)創業の老舗松葉。――残念ながら、祇園四条の本店には行ったことがない。
 ただただ、その味が新幹線ホームの下でいただけることに感謝である。
 しかも、朝の8:30から営業しているし!Mtb_ocya01 Mtb_ins01


 朝蕎麦が老舗蕎麦なんて、すごい贅沢。
 メニューはお店ホームページにもあるので、一部分だけUpしておく。Mtb_menu01 Mtb_menu03 Mtb_menu02


 まずは、そのお店ホームページには載っていないこちらを。
■そばがゆセットMtb_sobagys01
 中央の蕎麦ちょこには少しとろみがある‘かえし’(のような出汁)が入っていて、お好みで薄味の粥に合わせる。Mtb_sobagys02


 ミニそばはトッピングのバランスがちょうど良くて好みである。Mtb_sobagys03
 また、琥珀に澄んだお出汁が素晴らしい。Mtb_gysoba_up


 このセットメニューは朝から営業している京都駅店だけの提供かな?
Mtb_sobagys04  そう思うと、ちょっと優越感。


 別の日。
 「松葉」と云えばこれ。
■にしんそばMtb_nishins01
 蕎麦のベールをはぎとり、身欠きニシン甘露煮を拝む。
Mtb_nishins02  神神しい輝きをはなつ裸身が露わになった。
 (↑卑猥な表現だけれど、まさにそんな感じに思えたのだ)


 “にしんそば”を考案したのは二代目だそう。
 それが、今や「松葉」の代名詞となり、さらには全国区の蕎麦メニューにもなっている。
 「松葉」はこの“にしんそば”において、全国蕎麦屋の「総本家」とも言えるのではなかろうか。敬服。Mtb_yurai01


 外観写真、入り口右手に売店カウンターがある。
 京都土産に、「にしん棒煮」はどうだろう? いや「松葉ちりめん」にしようかな?


 

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「つくしん」 @ 佃島


 一応、自分、“東京シティーガイドクラブ”会員であったりして、東京の情報番組などをチェックしている。
 TOKYO MX の『週末ハッピーライフ! お江戸に恋して』はお気に入りのTVプログラムであるが、その番組で紹介されていた。

 佃島の回で、住吉神社などを巡ったのだが、佃煮屋さんの紹介でつくしん――と聞いたとき、自分の頭の中は“??” えっ? 「どこ?」って感じだった。

 佃島に老舗佃煮屋さんがあることは知っていた。
 佃大橋から見える「佃源 田中屋」「天安」、ちょっと奥まった処に「丸久」と、老舗3店舗がかたまってある。Tukudaob_view01

 「天安」が創業天保8年(1837年)、「丸久」が創業安政6年(1859年)、「佃源 田中屋」は定かではないが、一説では天保14年(1843年)創業と言われ、いずれも江戸期からの老舗である。
 番組のコンセプト的にはこれら老舗がくると思うでしょ?

 番組中でもそういったところの解説はあったが、あえて比較的若い「つくしん」の紹介と云うことであった。
 「つくしん」は1980年(頃)の創業である。

Tkshn_guide01  気になって、“探して”行った。
 “探して”である。
 お店ホームページに詳しい案内があって、それを見てから行けば良かったのだが、スマホで検索して、立ったバルーンを手がかりに行ったら、ちょっと迷った。
 佃1丁目2-1にある案内を見落としたのだ。(写真をUpしておく)Tkshn_outs01

Tkshn_menu01  レギュラーで12種類佃煮が用意されていて、季節ごとか(?)変わり種もある。
 この日は“きくらげ”。Tkshn_menu02

 贈答用に経木で包んでの仕様もある。Tkshn_omiya01
 が、自分は自宅用、酒のアテであるから、少量ずつ5種を購入。簡易な紙袋に入れてもらった。Tkshn_jtky01 Tkshn_ttm01
 手下げの紙袋が可愛いデザインで、ちょっと欲しくなったが、リュックに入れるので遠慮した。
 また、一包みごと解説が記されてるのが良いね。

 お店ホームページにあるが、「つくしん」の佃煮はタレを煮切ることはなく浅めの煎りで、その分、賞味期限が3週間と短いのだが、塩辛いようなことはない。
 主張することがない、控え目な印象だが、その分主役を引き立てる。名脇役的な佃煮であった。

 例えば“きくらげ”だが、とんこつ味のカップラーメンに投入してみたら、すばらしい活躍で、目を瞠り、舌を巻き、膝を叩いた。

 故に再訪し、色いろ購入。
 “かつおそぼろ”などもお薦めだ。最高の“ふりかけ”だよ。

Tkshn_noren01

 

 


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「光陽楼」 @ 経堂

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 経堂駅から和食「の水」に向かうとき、左手に渋い構えの中華レストランがあって気になっていた。
 サンプルウインドウを覗きこむと“オムライス”などもあって町中華の体(てい)。――ますます気になる。Kyr_window01

 と云うことで訪問した。

 Kyr_counter01 Kyr_ins01

 

内はL字カウンターとテーブル数卓。

 

Kyr_menu01 Kyr_menu02

 

 最初の注文は店名を掲げたこちら。
■光陽メンKyr_koyom01

 野菜がいろい入っている。なんとカリフラワーも。
 カリフラワー、ブロッコリーはビタミンCをいっぱい含んだ食材。特にカリフラワーは茹でてもビタミン成分が壊れないそう。『畑のレモン』なんて呼称もある。
 自分のような酒呑みにはありがたいラーメンだよ。ビタミンCはアルコールやアセトアルデヒドの毒性を弱める働きがあるからね。
Kyr_koyom02
 すっきりとした塩ベースに極細麺。呑んだ〆にいきたい。

 訪問後に調べた。
 なんとこちら光陽楼、サッカーの武田修宏さんご贔屓店。
 再訪し、武田さん絶賛のこちらを注文。
■トンポーロ定食Kyr_tnport01
 冷奴、お新香も付いてきた。
 お椀は‘たまたま’だろうか玉子の味噌汁。
 メインは艶やかな色を湛えたぶ厚い三枚肉がどーんと三枚。Kyr_tnpor_up

 こうなると、白飯にのっけたくなるのが自分の性(さが)である。
 味噌汁から半熟玉子をサルベージし、トンポーロ1枚と飯丼の上で合わせる。
Kyr_tnport02  トンポーロの濃いめのタレが白飯と合わさって――、至福。

 再再訪。
 今度は老舗町中華で時どき見かけるこちら。
■ランチKyr_lunch01
 ランチ=Lunch ……? いやそうではない。
 お昼に食べるLunchと言うことではなく、町中華にある盛り合わせ定食的な一品。
 1プレートで提供されることが多く、うま煮はたいがい入っているかなぁ。でもお店ごとに盛り合わせの品種は様々。
 「光陽楼」のランチは海老フライが入ったこの仕様だ。
 って、ちょっと盛り付け間違えた? 本当はうま煮の上に目玉焼きがのってるはずなのだ。――まあ良いか、ご愛敬だ。ちゃんとうま煮の下に目玉焼きがあったから。Kyr_lunch02

 そうそう、お椀が味噌汁ではなくて、中華スープだった。
 今まで味わったこと無い風味。美味しかった。

 この“ランチ”、土日祝日は提供なし。平日しかいただけないのでご注意を。

 再々再訪。
 こんどは呑みに入った。
■半餃子Kyr_hfgyoza01
 自家製と思われる辛味タレ――調味料?――が付いてきた(写真右はし)。
 他にもつまみたいときに、餃子3ケ盛りがちょうど良いね。Kyr_hfgyoza02

 ビールにふれていなかった。
 ビールはキリン、アサヒ、エビスから選べる。

■茄子の辛子炒めKyr_nasukrs01
 茄子と油って合うようね。
 ビールが進むすすむ。

 〆に――。
■五目そばKyr_5eyess01
 極細麺の五目そばは初めてである。Kyr_5eyess02

 ふとひらめいて……、餃子に付いてきた辛味調味料を添加。Kyr_5eyess03
 タンメンにラー油を添えるのと同じ理屈だね。
 ――ほぅら、優しさの中にキリッとしまった辛味が良い感じだ。

 再々再々訪
■野菜炒めKyr_ysitame01
 これ、最高。
 キャベツと白菜、両方使われている。
 白菜の炒めものって珍しいよね。キャベツとの対比もできて面白い。

■しゅうまいKyr_syumai01
 あぁ、断面、撮り忘れた。
 でもまぁ、外目からももっちりとした肉々しさが伝わるかと。

■五目チャーハンKyr_5eyesc01
 頂上にあしらったカニ身に視線が奪われるが、山裾を構成するご飯たちも負けていない。一粒ひと粒がぷっくりとふくらみ、ピカピカに輝いている。
Kyr_5eyesc02  美味。

 屋号「光陽楼」はちらちら見かけるが、こちら「光陽楼」は昭和42年の創業らしい(Web調べ)。となると、もはや半世紀超えだ。
 後継者とかいらっしゃるのか、心配になってしまう。
 お体ご自愛されて、末永く店を守っていただきたい。

Kyr_outs02

 

 

 


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「キッチン ラッキー」 @ 宮ノ前

Kcnlucky_outs
 以前「永新」の回で、宮前商店会界隈に美味しいお店がいっぱいあって、どちらのお店に入ろうか迷う、と云う話をした。
 こちらもその一軒。
 宮前商店会から小台大通り・あっぷるロードのほうに少しずれた処にあるキッチン ラッキーである。

Kcnlucky_ins01a Kcnlucky_ins02

 メニューブックに洋食の王道的メニューが並んでいる。
 注文に目移りする。

Kcnlucky_menu01 Kcnlucky_menu02

 1st-Contactはこちら。
■カツハヤシライスKcnlcy_katuhys01
 カップスープ付き。
 グリーンピースの色が映える濃厚ソース。寄った別アングルの写真をUpしておく。
Kcnlcy_katuhys02  後ろの千切りキャベツをこのハヤシにくぐらせても美味。

 カツはコロモがピタッと付いた逸品。ロース肉も嬉しそうだ。Kcnlcy_katuhys03a

 2nd。
■BランチKcnlcy_blunch01
 ハンバーグとエビフライ、洋食の定番セットメニュー。スープはコーンポタージュ。Kcnlcy_bl_cups01

 ハンバーグは肉汁を湛えている。ナイフを入れるとそれがあふれ出す。Kcnlcy_blunch02

 食後のコーヒーまで付いてお値打ちである。
 ゆっくり余韻にひたろう。Kcnlcy_bl_cffe01

 3rd。
■ポークソテー(B)+ライスKcnlcy_prksb01
 大ぶりだぁ。そして肉厚。
Kcnlcy_prksb02  肉喰らった! と云う充足感が得られる。
 スープが欲しい方は、カップスープを別注可能。

 4th。
■エビフライ(B)+ナポリタンKcnlcy_ebifb01
 通常はライスを合わせるのであろうが、散歩してきてお腹が激空きだったので“ナポリタン”をチョイス。

Kcnlcy_ebifb02  エビフライ(A)は2本になるそうだ。
 付け合わせのサラダには卓上にあるドレッシングをかける。
 このドレッシンングが自家製で、美味。今度行ったら買って帰ろう。

 ナポリタンはご覧の通りの昭和スタイル。
Kcnlcy_nprtn01  タマネギの甘み、トマトの酸味、ウインナーソーセージのコク、見事な調和が味わえる。洋食屋さんの技だ。

 先出の外観写真、出前用のおかもちとバイクが写り込んでいた。
 近隣への出前サービスも行っている。
 “カツサンド”を――お土産用にだろうか――別注している客人もいた。
 地域に根付いた優良店なのだ。

Kcnlucky_menu03  そろそろ牡蠣のシーズンだろうか?
 カキフライ(ハーフ)にグラスの白ワインを行って、〆にグラタンとか!?

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「三勝屋」 @ 金町


 葛飾区東金町に「半田稲荷神社」がある。
 仕事がらはんだ付けに縁があるので、期が変わる4月にお参りする。
 はんだ付けに何ら関係ない神社で地名の「半田」からその名となっているのだが、何となくね。

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 1st-Contactはそのお参りの帰り、事前情報無し。
 ビビッドカラーの店構えと、そこからはギャップある渋い暖簾に惹かれたのだ。

 自分、初見のお店ではこちらを注文することが多い。
■五目そばMkty_5eyess01
 塩ベースで海鮮類まで入った好みのタイプ。
Mkty_5eyess02  ごく軽くニンニクが香り、今までいただいてきた塩そば系から良い意味で差があった。

Mikatuy_ins01 Mkty_menu02 Mkty_menu03

 メニュー豊富で、つまみ系もある。
 故に再訪。

■餃子&チューハイMkty_gyoza01
 おぉっ!チューハイが色づいている!
 (ボク、こんなチューハイ初めてです!)年甲斐もなく、ときめいてしまう。

 餃子はしっかりとした風味で美味し。肉汁もたっぷり。Mkty_gyoza02

■えび塩焼きそばMkty_ebsioys01
 アルコールの当てにもぴったり。お酢も合う。

Mkty_ebsioys02  ってことでチューハイお代わりしちゃいました。

 さらに別の日。
■レバニラ炒め&チューハイMkty_lnitm01
 キクラゲが見えているけれど、他にマッシュルーム、細切りタケノコなども入って賑やかな歯ごたえ食感になっている。味付けも塩梅良く美味。

■半チャーハン+ラーメンMkty_hcyh_raumn01
 半チャーハンは、どちらかと言うとパラパラ系。噛みしめて美味し。Mkty_hcyhn01

 ラーメンはナルトとチャーシューを引き上げて撮り直し。Mkty_raumn02
 どう? 王道の支那ソバだ。Mkty_raumn03

 パラパラチャーハンと王道支那ソバならば、こんなことも。Mkty_hcyhn02
 スープチャーハン、絶妙。舌鼓。

 この日、お姉様方が来店し、ほとんど全員が「辛口野菜ラーメン」を注文されていた。凄い人気メニューのよう。次回試してみるか。

 三勝屋の横の細道を入っていくと「葛西神社」がある。
 そちらもお参りしましょうかね。

 

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「奏す庵」 @ 早稲田

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 大人のファーストフードを掲げ、サクッとしたソースカツ丼が手早くいただける。
 北海道のブランド豚「ゆめの大地」をDr.Flyで揚げるカツ丼専門店奏す庵Sosuan_cycn01Sosuan_ins01


 「ゆめの大地」は“夢”をひらがな表記するのが正規のよう。
 三種の豚を掛け合わせたいわゆる『三元豚』。柔らかな肉質で甘みがある(オレイン酸が多いのだとか)。


 Dr.Flyは最近TVなどでも紹介されている最新調理器具。従来のフライヤーに2枚の電極パネルをセットし、油中に50kHzの波を発生させる。(「Hz」で言うとちょっと違うのかな? 50,000回/秒の振動である)
 この長波によって、水分子が制御され、食材の水分が漏れ出ることがなく、衣はカリッカリに、内はジューシーに仕上がるのだそう。揚げ時間も15~30%短縮されるという。
 ファーストフード化に貢献している。


Sosuan_menu01


 難しいことは置いておいて、今までいただいた品々を――。


 1st-contactは看板メニューのこちら。
■ワセカツ丼Wasekatsu_01 Wasekatsu_02
 うすカツ3枚、あつカツ2枚の組み合わせ。某情報誌によると“うす”が4mm厚、“あつ”が8mm厚らしい。
 それが細かいパン粉をまとい、甘辛ソースをほど良い感じに含んでいる。
 断面写真も撮ったのだが、あまり美しく撮れなかったので割愛。


Wasekatsu_taws  他に付け合わせとして、大根の甘酢浸けとフルーツが付いてきて、トータルバランス良し。


Sosuan_hirek_sosuadd  追加のソースも付いてくるのだが、微妙にムース状になっている。辛めの舌触りを和らげているようだ。


 2nd。
■ヒレカツ丼(豚汁変え)+めんちカツSosuan_hirek_and01
 +¥300で味噌汁から豚汁に変更可。
 別注で頼んだ“めんちカツ”が期待以上に美味かった。ソースもマッチしていた。Sosuan_menchi_up01


Sosuan_menu02  3rd。新メニューが出ていた。
■特丼Sosuan_tokd01
 Dr.Flyを使うと数種のネタを同時に揚げても香りや味が移らない効能もある(食材の水分が油中に漏れ出ないから)。
 エビカツもプリップリで宜しい。Sosuan_tokd02


 最初にお茶といっしょに梅干しがサーブされる。Sosuan_skiduk01
 福井県産の梅干しとのこと。
Sosuan_annai01  「ワセカツ」の由緒がお店ホームページに記されている。早稲田鶴巻町で誕生したカツ丼は関東大震災の際に福井市に店を移し、福井でさらに成長、福井では郷土グルメとしてソースカツ丼が定着しているのだそう。
 福井に縁があるのだね。


Sosuan_menu03  夜も美味しそう。


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お疲れさまでした >「砺波」

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 谷中三崎坂の名店「砺波」。
 店主は富山県砺波は五箇山の出身。五箇山は今でも合掌造りの集落が健在で、岐阜県「白川郷」とともに世界遺産に認定されいる。
 その五箇山の観光ポスターが店内に掲示されいる。Tonami_ins01

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 冊子『不忍界隈』の記事がWebでも少し読めて、店主・小坂外廣氏のおいたちなどが確認できる。
 それによると上京されてから、(水道橋と白山下にある)あの「新三陽」で修行され、谷中「新三陽」を任されることになったそうだ。「砺波」のルーツは「新三陽」と云うことになるのかも知れない。

Tonami_menu01

Tonami_menu02

 「砺波」はこの令和元年10月末日をもって店をたたむことになった。
 敬意を込めて、今までいただい逸品らを紹介する。

 これが1st-contact。
■カニツメフライ入りラーメンKanitumef_r00
 すっきり系の醤油ラーメンにフライものが乗る構図はなかなか見られない。カニ爪フライならば尚のこと。
 「砺波」でしかお目にかかれないラーメンかも知れない。
Kanitumef_r01  フライ衣にラーメンスープが沁みこみ、独特の味わい。とんかつなどよりカニ爪フライのほうがスープには合っているようだ。Kanitumef_r02

 別の日。
◆レモンサワーとお通しTn_lemons00

■餃子Tn_gyoza00
 ぷっくりとした餃子が6ケ。
Tn_gyoza01  餡は野菜が多めかな。比較的軽やかである。

■五目麺Tn_5eyess01
 塩系スープも美味し。
 見て判るかと思うが、脂分はほとんど浮いていない。
Tn_5eyess02  物足りない御仁はラー油などを添加するとよろしい。ガツンと締まって別のラーメンに早変わり。

 他にもほかにも……
■冷五目 ¥1000Tn_5eyehys01 Tn_5eyehys02
 オーソドックスな盛りつけ。正統派。
 キリッとした醤油ベース。Tn_5eyehys03
 「冷拌麺」だと、チャーシューの細切りとネギなどを絡めたネタが中央に載るスタイルになる。

■鮭チャーハンSakecyhn00
 瓶詰め鮭フレークなどを使用していないことがよく判る。
Sakecyhn01  あっさりとした塩味で鮭の風味が全体をコーティングしている逸品。

 閉店までにはまだ少し間がある。
 TV『有吉ジャポン』でホフディラン・小宮山雄飛氏が紹介した「中華丼」を食べに行きたい。
 「焼売」も付けようかな。

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「サンゴ亭」 @ 小岩

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 店内に掲示してあった『東都よみうり』の記事によると、もとは「珊瑚」というバーであったそう。風営法改正と代替わりのタイミングが重なり、昭和48年に中華料理店「サンゴ亭」に。

 今は、激安な昼定食が魅力且つ“呑み”にも適した優良店。
Sango_kanban1  定食は20食限定であるが、肉系/魚系と二種用意されていて、老若男女をフォローする。がっつり行きたければ+¥300で半ラーメンを付けることも出来る。

Sango_menu2

Sango_menu1

Sango_koagari1

 常連さんとおぼしき客人でいつもにぎわっていて、内装写真を撮るのは難しかった。小上がりの写真は、ちょっとした客足の隙間で撮らせていただいた感じ。
 時間帯によっては相席必至となる人気店である。

 自分――、1stコンタクトのランチ利用の時から“呑み”に入ってしまった。
 暑かったからさ、ビールが欲しくなっちゃって。
Sango_kirin_b  瓶ビールはアサヒorキリンが選べる。

 つまみ系メニューも豊富で目移りしてしまう。
■しらすみょうがSirasumyoga_sg00
 しらすが半凍状態。ご愛敬だ。

■ハムカツHamukatu_sg00
 小さなサラダが付け合わせ。ありがたい。
Hamukatu_sg01  ハムは2枚を重ね揚げ。歯ごたえちょうど良し。文句なし。

■あこうだい定食Akodai_t_00
 この日の“A定食”。
 アコウダイもつまみになってしまう。まぁ、そこは狙いだが、小鉢の肉じゃがは嬉しい想定外。
 お味噌汁もクオリティ高し。

 欲張って半ラーメンを付けてしまった。
■半ラーメンSango_raumen01
 って、しっかりヴォリュームあるじゃん!
 小丼を予想していた。これまた、嬉しい想定外。
 逆に、食べきれるか不安になったが、正統派の中華ソバはすっきりと美味く、深いため息とともに丸まる胃の腑に収まってしまった。Sango_raumen01a 

 再訪。
 今度は呑まずに定食のみ。Sango_kanban2
 やっぱり、半ラーメンは付けちゃったけれどね。
■カツ煮定食Katsuni_t_00
 この日の“B定食”。小鉢はマヨネーズのようなソースがからめられたスパゲティ。
Katsuni_up0  カツ煮本体はフライ衣ととじ玉子が甘辛の汁だくにほぐれ、絶妙な味わい。
 添えられた三つ葉の香りも良し。

 繰り返しになるがラーメン美味し。
Sango_raumen02  “半”とはいえ、チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、――青物も入り具材のバランスが整っている上、万人受けするであろう醤油系ガラスープが手堅い。
 このクオリティーとヴォリュームが¥300とは……。合掌。

 再再訪。
 “呑み”に入った。
 「サンゴ亭」の名物であるこれが呑みたかった。
■はちみつ青汁杯Aojiruhi_00
 名物たる所以は何倍でも行けそうなこの美味しさか? あるいは、健康に良さそうで酒呑みの罪悪感を和らげてくれるからか?
 ……そこは追求しないでおこう。自分のためにも。

■半ペンバターHanpenb_00
 ミニサラダ付け合わせは先のハムカツ同様であるが、別にマヨネーズのボトルチューブが付いてきた。好きなだけマヨネーズを絞って良いらしい。自分はちがうが、マヨラーには本当にありがたいサービスだろう。

■ギョーザSango_gyoza01
 ぽっちゃりとした餃子が5ヶ。
Sango_gyoza02  少し歯ごたえを残した餡のバランス。旨し。

■レバニラSango_levnir01
 レバにはカタクリ粉と思われる薄衣が施されている。
 塩ベースの味付けだがそれがしっかりと衣にからんでいる。

 レバニラというと醤油タレで茶色くなった姿が一般的だが、塩系でもこんなに美味しくなるんだね。

 斯様につまみ系メニュー豊富な「サンゴ亭」であるが、ハムエッグなどは焼き加減も調整してくれるなど、客の好みに合わせたきめ細かいサービスがあることも付け加えておく。Sango_menu3

 ――〆は、
■五目ソバSango_5eyess01
 これまたクオリティー高し。
 海鮮類が入っていない“五目ソバ”も多いが、こちらでは中ぶりな海老が複数尾入っている。Sango_5eyess02
 玉子はポーチドエッグ仕様の半熟仕上げ。Sango_5eyess03
 塩スープも裏切られることなく、躰に沁みわたるような滋味深い味わい。
 この五目ソバが¥680! 合掌!

 小岩には南口にも北口にも、美味しいお店がいっぱいあって迷ってしまう。「サンゴ亭」も選択肢のひとつ。
 「青汁杯」が呑みたくなったとき……。魚定食とラーメンをいっしょに食べたくなったとき……。マヨネーズたっぷりなはんぺんが食べたくなったとき……。塩味のレバニラが食べたくなったとき……。
 何かにつけ、行きたくなってしまうお店である。

Sango_kanban3

 

 


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「酉玄」 @ 武蔵小山

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 武蔵小山の焼き鳥屋さん。希少部位のレパートリーで有名で、過去にミシュラン“ピブグルマン”を獲ったことがある。


Torigen_tate00


 カウンターに着いたら、お通しが置かれた。焼き鳥屋さんでよく見かける大根下ろしのセット。Toshi_set00


Tg_menu00


Tg_menu01


Tg_menu02


Tg_menu03


Tg_menu04


 焼き鳥以外の肴メニューも充実している。
 アルコール類も魅力的な品揃え。ワインも手堅い。


 けれど、まぁ最初の一杯はこちら。


◆プレミアムモルツPremiumm_00
 ミシュランの盾の横に『プレミアム達人店』の盾があったからね。“神泡”ってやつね。


 串は「おまかせ5本」を注文。
 焼き上がるまでに別注の肴系メニューが届いた。


■ひと味違う野沢菜Nzwnd_00
 酸味強し。串物の間に挟めば口中をすっきりとリセットしてくれるだろう。


■白レバたたきWlever_00
 これは、美味し! ――なんと表現しようか!?
 『20歳未満厳禁! 酒が飲めるようになるまで待て!』って、美味しさ。(←ダメだなぁ)


 ほぅら、モルツをぐいっと。
 ――そして日本酒。
◆陸奥男山・裏生Wraotokoy_00
 青森の八戸酒造
 「陸奥八仙」で有名な酒蔵。けれどルーツはこちら「男山」。
 先のレバと合わせて、至福。


■笹身 梅肉あえSsmbn_00
 細かなあられが紛れていて、食感のアクセントとして効いている。


■焼き皮ポン酢Tg_torikawa
 皮の焦げ目が柑橘の香りと合うんだ。Tg_torikawa02


 この後、5本の串物が出てきたのだが、上記の一品物を温存し、少しずつ残しておいた。定石。


 では、この日このときの「おまかせ5本」を。


■おびTg_obi_00
 ももの中心部分。
 しっとりとした肉質に香ばしさが乗って美味。


■背肝Tg_segm_00
 腎臓。独特の歯ごたえだ。


■ちょうちんTg_cychim_00
 説明不要かと。
 最初の一口は卵黄もいっしょに頬張る。


 いけない。
 大切に呑んでいた裏男山が無くなった。


◆百十郎・赤面(あかづら)110roakam_00
 岐阜の林本店
 今は5代目、女性杜氏が味を守っている。
 赤面は後味キリッと明快な逸品。


■金針菜Tg_knsnsai_00
 ユリの蕾(つぼみ)
 正確には、ユリ科ワスレグサ属の本萱草(ホンカンゾウ)という花の蕾。
 漢方薬でもあるそうだが、鶏の合間にナイスなみずみずしさだ。


■ふりそでTg_furisode_00
 肩の付け根から手羽本にかけての肉。
 一羽からちゅっとしか取れない希少部位中の希少部位だけれど、胸肉に付いたまま流通されることも多いよう。
 わさびがふりそでの軽やかさを引き立てているようだ。あれっ? 柚胡椒だったかな?


 むむぅ。
 ちょっと食べ足りない感じで、追加注文。


■ぎんなんTg_ginnan_00


■つくねTg_tukune_00


■プロヴォローネチーズTg_provolone_00
 このムギュっとした歯ごたえ……。昔、根津の「鶏はな」で食べたこと想い出した。


 〆である。


■そぼ玉丼+鶏スープTg_sobotamad_00


Tg_sobotamad_soup
 白髪ネギに白ごま、下に敷かれた海苔、脇役陣が良い仕事ぶり。旨し。Tg_sobotamad_01
 他の御飯物もきっと旨いに違いない。


 ラスト、お茶の写真は割愛。


 希少部位の串物に目が向きがちだけれども、酉玄は肴や〆御飯、アルコールの品揃え、スキのない良店と思う。
 また行きたい。


 

 

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