戯言淡々

「巴屋」 @ 東松原


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫



 屋号「巴屋」は都内におよそ40店舗あると言われていて、拙ブログでは2012年12月に千駄木の「巴屋」さんを紹介している
 その回でも記したが、本家創業は天保元年(1830)。
 あらためて調べてみると、本家「巴屋」は麹町で創業し、戦時中に東村山へ疎開。現在の総本山はその東村山「巴屋」になる(『出没! アド街ック天国』2021年4月10日放送、東村山の回に解説あり)。
 また、Webにある情報であるが、広尾「巴屋」には店内に「巴屋」系譜図が掲げられているそうな。


Tomoeya_outs01 Tomoeya_outs02


 さてこちら、東松原の「巴屋」さん。
 外観は、瓦のひさしで蕎麦屋のたたずまいであるがビルの1階にあってモダンな印象。しかし、店内は良い感じに渋く、落ち着いた雰囲気だ。Tomoeya_ins01


Tomoeya_menu01 Tomoeya_menu02


 おぉ、柱に貼った短冊、「かきあげ 100円」。Tomoeya_menu03


 まずは瓶ビールでのどをうるおす(お通しにお新香が付いてきた)。Tomoeya_beer01


 そして、期待と疑心(¥100?)の……
■かきあげTomoeya_kakiage01
 タマネギ主体のかき揚げだがその甘みが、からっと揚がったコロモとナイス-コンビネーション。Tomoeya_kakiage02
 ボリュームも充分、これで¥100は素晴らしい。


 ビールのあてにもう一品。
■天とじ丼の頭Tomoeya_tentojiatm01
 天ぷらコロモが甘辛だれで玉子とじに。Tomoeya_tentojiatm02
 海老も立派で文句なし。


 この日の〆。
■冷しきのこそばTomoeya_hyskinokos01
 この手のぶっかけ冷やし蕎麦が好物で。
 更科蕎麦の風味と、キノコたちの香り、なかなかの相乗効果だ。Tomoeya_hyskinokos02


 東松原「巴屋」さんは散歩の途中で何度かお邪魔していて、他の日にいただた品々もUpしておく。


■牛せいろTomoeya_gyuseiro01 Tomoeya_gyuseiro02
 しっかり煮しめられたタマネギと牛バラ肉。牛丼の頭的つけ汁だが、そこは蕎麦屋の出汁でうまいことまとまっている。これも美味。Tomoeya_gyuseiro03


 せいろ系だからだろうか、ホールスタッフさんが薬味のネギは足りているか、確認が入った。
 えっ!? ネギ追加サービス? 大丈夫な旨伝えたが、ネギ好きな人はバンバン使うしね、これはありがたいサービスだろう。
 総じて接客が丁寧。老舗の貫禄がこう云うところにも現れる。


 蕎麦湯写真も載せておく。Tomoeya_sobayu01


■このは丼Tomoeya_konohad01
 ここでしか見たことがない「このは丼」。
 千駄木「巴屋」にもなかった。


 三葉の香りが鮮烈。自分は結構好きだ。
 タケノコが歯ごたえのアクセント。Tomoeya_konohad02


■冷しむじなTomoeya_hysmujina01
 〝むじな〟はキツネとタヌキの合い盛りであるが、想像以上に野菜たっぷり。健康志向だ。
 一度茹でてしんなりさせた後に冷水でしめたキャベツが使われている。手抜かりなし。
 こういう手間が料理を美味しくしているに違いない。感謝。Tomoeya_hysmujina02


 メニュー表にないけれど、瓶ビール(中瓶)と冷酒がある。


 あと、気になっているのが玄関の看板だ。
 朽ちてしまって文字が一部消えてしまっているよう……。
 立派な看板で今も掲げているのだから、由緒あるものだと思うのだけれど。何て記されていたのか……!?


Tomoeya_kanban01


 

 

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「尾張屋」 @ 若松河田


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 蕎麦屋「尾張屋」はよく見かける屋号である。
 東京では浅草の、あるいは神田の「尾張屋」が老舗蕎麦屋として認められていると思う。
 京都の「尾張屋」は室町時代に菓子屋として創業し、江戸期に蕎麦屋になったと言われていて、拙ブログで紹介した墨田区石原の「尾張屋」は、和菓子やさんでもあるので、ひょっとして京都「尾張屋」の流れを汲むものかも……、と半分妄想だが、邪推している次第。


Owariya_outs01  で、今回紹介する新宿区戸山の「尾張屋」は、それら“尾張屋”とはまた系列が異なるようだ。
 レシートに「山星 尾張屋」とあった。
 調べてみたら株式会社として法人登録されていた。
 さらに調べてみると愛知県尾張地方に「山星酒造株式会社」があって、こちら蕎麦屋の「尾張屋」と山星酒造とに何か関係性があるのか、それもまた不明だ(今度行ったら訊いてみよう)。


Owariya_ins01  店内はテーブル構成。カウンターはなし。
 比較的ゆったりと座れるほうだと思う。奥の窓からは木々の緑がみえ、おちついた雰囲気だ。Owariya_table01


Owariya_menu00 Owariya_menu01 Owariya_menu02 Owariya_menu03 Owariya_menu04a Owariya_menu04b Owariya_smenu01 Owariya_smenu02  メニュー豊富。短冊に記された季節ごとのメニューもある。
 (おつまみメニューも適宜変わるようだ)


 と、ある日。
◆白雲郷そば湯割りOwariya_hakuungo01
 イカの塩辛がお通し。
 白雲郷は熊本の「房の露株式会社」による蕎麦焼酎。
 蕎麦の香りを堪能する。


■鴨焼きOwariya_kamoyaki01
Owariya_kamoyaki02  まさに、「鴨がネギしょってやってきた」って感じ。


■貝わさOwariya_kaiwasa01
 ホタテの刺身ですな。
 これが¥400って安いよね。


■揚げナスおろしそばOwariya_agenasus01
 写真では見えないが左奥に大葉が添えられている。
 揚げ茄子が蕎麦つゆをふくんで良い感じ。
Owariya_agenasus02  蕎麦は更科系。スルスルっと入ってちゃうぞ、オレの腹に。で、蕎麦の甘みと風味が口中に残る。


 また別の日。
◆日本酒Owariya_ponsyu01
 銘柄は「沢の鶴」。


■帆立と海老のかき揚げ天Owariya_hekkage01
 カラッと揚がっている。
Owariya_hekkage02  天つゆに崩れゆく天ぷらコロモが、「沢の鶴」のアテにちょうど良かったりする。


■玉子焼きOwariya_tmgyk01
 蕎麦屋の定番的蕎麦前。Owariya_tmgyk02
 それにしても、この蕎麦前充実ぶりは嬉しい。


■鴨せいろOwariya_kamosr01 Owariya_kamosr02
 更科系の蕎麦が鴨のしっかりとした旨味を運んでくれる。Owariya_kamosr03


 またまた別の日。
 この日、お酒は所望せず。
 セットメニューをちょっとアレンジしてもらった。
■梅とろろそば+ミニカツ丼Owariya_umeks_mnkd01
 メニュー表にある“ミニ丼セット”は希望のミニ丼と“かけorもり”のセットであるが、そこを「梅とろろそば」に変更してもらった。お値段はミニカツ丼が¥380の計算になる。Owariya_mnkd02
 「梅とろろそば」は、この日あった夏季限定メニューで¥900。Owariya_umeks02


 最後に――。新宿区の「健康づくり協力店」に登録されているそうで、栄養成分分析表があった。
Owariya_sbnhyj01 Owariya_sbnhyj02  なんと塩分控え目オーダーに対応してくれるそうだ。
 自分も血圧高めだからなぁ。気にした方が良いかな……!?


Owariya_outs02


 

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Come,Spling! @ 氷川台「よし野」


≪コロナ禍が落ち着いたら、街にくり出そう……。この駄文が、大打撃をうけた飲食店さんたちの応援となれば幸いです。≫

Yoshino_outs01  練馬区氷川台、Wikipediaによると、氷川神社のある土地ということで当初は氷川町と名付けたが、板橋区に同じ町名があったため、氷川神社のある台地ということでこの町名となったそう。
 ここ氷川台は東京メトロ有楽町線に加えて、副都心線も乗り入れて、ますます便利になってきている。さらに加えて、用地の取得が遅延しているとも聞くけれど、放射36号線が開通したら、さらに賑わうことになるのだろうなぁ、と今後の発展が楽しみな地域である。

Yoshino_outs02  「よし野」との1st-contactは(久々の?)“散歩の途中で、事前情報なし”パターン。
Yoshino_menu01 Yoshino_menu02  ちょうど昼時、窓に貼られたメニューが目にとまった。蕎麦屋のようでもあり、食堂のようでもあり、惹かれるものがあったのだ。

Yoshino_ins01 Yoshino_counter01 Yoshino_menu03 Yoshino_menu04  店内に掲げられた短冊メニューも色々あって、ワクワクする。
 清潔感ある店内。きびきびと働く(ご婦人)スッタフさんも好印象。

 初回訪問時にいただいたものは……。
■五目中華Yoshino_5eyestyk01
 中華屋さんの“五目ソバ”と云うとタンメンをベースにチャーシューだの玉子だので飾りたてる感じが多いが、「よし野」さん、ルーツが蕎麦屋なのかタンメンベースの“五目ソバ”とは一味ちがう“五目中華”。
 ――これは良い意味で予想が外れた。
 “五目ソバ”にしたら珍しいカニカマも入っているし。
Yoshino_5eyestyk02  それでいて、チャーシューはラーメン専門店にも負けない見事な出来栄え。
 麺もツル・シコな感じで良し。

 えっ、背景のどんぶり? それはね、
■ミニかつ丼Yoshino_miniktd01
 こういう組み合わせが愉しめるのが「よし野」の良いところかと。Yoshino_miniktd02
 “ミニメニュー”シリーズはバリエーションがあって、他のメニューと合わせて様々な組み合わせ成立するようになっている。
 サービス精神の現われかと。

 2nd。呑みに入った。
■たこから揚げYoshino_takokra01
 後はレモンサワー。
 たこから揚げは大好物。昼からこういったツマミでいける幸せを噛みしめる。

 メインは定食系にした。
■豚スタミナ焼きライスYoshino_butastmnyt01
 この日のみそ汁は豆腐とエノキ。
 “豚スタミナ焼き”単品でのオーダーも可能。Yoshino_butastmnyt02
 そんなにニンニクは効いておらず、万人うけしそうなパーフェクトな味付けだった。
 定食枠だとフルーツが付くらしい。栄養バランスもパーフェクトだ。

 白飯のお友だろう。卓上にはカメヤ食品さんの「わさびふりかけ」がおかれている。Yoshino_cyomiryo01
 自分、この「わさびふりかけ」は傑作だと思っている。
 目にしたならば、是非ぜひ、試してみて。
 カメヤ食品さんは自社農園、自園わさび沢をもつほどに、ものづくりに拘りをもつ会社。いやぁ、頭が下がる。
 これをチョイスする「よし野」もお目が高い。

 麺、ご飯の大盛りが無料。これもありがたい。
 大盛りにしてふりかけを堪能するのも良し。

 3rd。
■揚げ餃子Yoshino_aggyoz01
 ウーロンハイがフレーム-アウト。
Yoshino_aggyoz02  パリッと揚がった皮としっとり優しい餡が好対照。

 で、餃子のタレはいし本食品工業さんのパックタレ。Ishimotosk_01
 いし本食品工業さんは、中華系が得意な業務用調味料のメーカーさん。
 自社工場が埼玉県比企郡小川町にあって、こちらの工場、“HACCP”認証を取っている。
 (“HACCP”については語りだすと小難しくなりそうなのでやめておく。リンクをご参考に)
 そして、埼玉県が認める“彩の国工場”にも数えられている。
 (このコロナ禍では難しいだろうが)工場見学も受け付けているそうで……。見学してみたい!
 いやぁ、実は、自分の勤務地も埼玉中央部にある工場で、小川町は遠くない。親近感わくぅ~。

 話を戻そう。
 つまみ系をもう一品。
■もつ煮込みYoshino_motunlm01
 葱、多め。嬉しいぞ。Yoshino_motunlm02

 〆は、、
■鴨南せいろYoshino_kmnsir01
 鴨と葱のコラボレーション。蕎麦と鴨と云えば、これ。Yoshino_kmnsir02
 本格手打ち蕎麦、という感じではないけれど、町蕎麦の心意気を外さない仕様で愛おしい。Yoshino_kmnsir03

 3rd-contactは、中華(揚げ餃子)、居酒屋(もつ煮込み)に蕎麦(鴨南せいろ)。
 狙いどおり。素晴らしく振り幅の大きなコースメニューとなった。
 こんなことが出来るのも「よし野」の醍醐味だろう。

 以上。

 何だか「よし野」さんを出しに「カメヤ食品」「いし本食品工業」を紹介するような回になってしまった。Yoshino_ins02
 それは本意ではないのだが、でも、こういう業界の連携って、重要だと思うのだ。
 ほんの一例だけれども、ふりかけやパックタレが地域の食堂で活用されて、人々に認められていくこと。この連携は日本経済を回すひとつのエンジンだ。
 特にこのコロナ禍にあって、みんなが助け合うこういった連携――大げさに言えば「絆」――は本当に大切だ。

 ……今年は、桜の開花が早いかも。
 練馬区氷川台――、石神井川の桜が気になる今日この頃。
 ……Come,Spling! 春よ来い。

Yoshino_outs03

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「廣寿司」 @ 東向島


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 拙ブログ、お店の外観写真から入るのが慣例で、今回もそうなのだが、しらっと外観写真をUpしておいて、この美麗なデザインについて言及しないのは、かえって変だよね。
 墨田区商店街連合会、墨田区産業経済課共同主催の平成15年度墨田区商店コンクールで優秀賞を獲ったデザイン。設計監理は株式会社ID・アーキテクツだ。
 ID・アーキテクツは拙宅近所の「ラ・ペックス小石川」で、日本電気硝子株式会社主催『空間デザイン・コンペティション』に入選している。実力ある設計事務所さん。
 廣寿司と「ID・アーキテクツ」の出会いはタウン情報誌『Avenue』がとりもった形のよう。素晴らしい。リンクを貼っておく。


 内装も綺麗だ。Hiross_counter01 Hiross_table01


 こうもモダンな装いだと新しい寿司屋さんかと思ってしまうかも。……いやいや、創業は昭和32年。
 当時は鮮魚店であったそうな。その目利きを活かして寿司屋に転業し、いまは先代の息子さん兄弟がのれんを守っている。


 ――えッ「昭和32年」!?
 と、気がついた人、えらい!
 当時、最寄り駅「東向島」は「玉ノ井」という駅名だった。
 「玉ノ井」は文芸作品にしばしば登場する赤線街だ。
 赤線とはなんぞや、という説明は省こう。
 売春防止法の猶予期間が終わり、赤線が廃止されたのが昭和33年3月31日だから、創業当時は“迷宮(Labirinto)”何とも言われる艶めかしい町並みがここにあったはずだ。
 永井荷風『墨東綺譚』の世界――。憧れる~。
 現在Web『東京紅團』の“墨東綺譚(玉ノ井)”が編集中。Upが待ちどおしい。


 さ~て、戯れ言を止めて、寿司を食おう。Hiross_lmenu01


 と、ある日。
■ちらし 中Hiross_chirasi_tyu01
 自分の好きな、シャコが入っている。ラッキー!Hiross_chirasi_tyu02
 しっかり煮染められたシイタケがまた美味い。丁寧な仕事ぶりがうかがえる。


 お椀はあら汁。魚の優しい旨味が躰に沁みるようだ。Hiross_chirasi_tyuw01


 別の日。
 ビールをいただいてしまった。お通しで枝豆が。Hiross_jugnb01


■ちらし 上Hiross_chirasi_jo01
 当たり前だけれど、ネタが新鮮。輝く色艶。Hiross_chirasi_jo02


 また別の日。
 この日は日本酒「鍋島」を。昼から日本酒とは贅沢だ。背徳感とともに嚥下する。Hiross_nabsima01
 お通しは、メモし忘れで記憶でだが、アジの南蛮漬けだったかと。


■ホタルイカHiross_hotaruik01
 生姜醤油でいただいた。
 ホタルイカは、これも当たり前だが、目と嘴が外されている。Hiross_hotaruik02
 結構手間なんだよね。


■にぎり 上Hiross_nigiri_jo02
 あぁ、美味し。
 このネタが、お椀も付いて¥1300は安いよね。Hiross_nigiri_jo01


 この日のお椀は海老出汁。これまた美味し。Hiross_migiri_jow01


 お酒の品揃えも凄い。Hiross_sakemenu01
 夜の「廣寿司」も素敵なんだろうなぁ。
 「玉ノ井」時代の夜の風情を夢想しつつ、一献かたむけたあとの寿司は格別にちがいない。


Hiross_plate01


 


 


 


 




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グラス酒 @「いなほ」


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Inaho_outs02Inaho_kanban01


 熊谷の夜は「いなほ」に行く。
 と言っても、熊谷に行く機会はそうないので、まだ2回しか行けてないのだけれど。

Inaho_ins01 Inaho_ins02

 店主親父のキャラクターが憎めない。
 ホントに呑めないの? そのくせ日本酒のうんちくは半端なく、地酒の揃えは見事。
 (もちろんん、サワーやビールの類いもある)Inaho_beer01

 つまみの方も、定番の居酒屋メニューが豊富にあり、そのどれもが『これだよ、これ!』と芯をはずさない美味さだ。
 下がった短冊、上の黒板を眺めて迷うこと必至。Inaho_menu01 Inaho_menu02

 お通しは、衣被ぎとお新香。(季節によって変わるかも)Inaho_otoshi001

 お酒のメニューが無いって?
 酒の好みを言うと、親父さんがそれに合った日本酒を持ってきてくれる。Inaho_sake01
 ――試飲もさせてくれる。(おぉっ! 素晴らしい!!)Inaho_sake02

 試飲で酒が決まると、試飲用の小グラスはそのままに、1合は優に入ると思われる別のグラスになみなみと注がれる。

 「秀よし」はお一人様1杯のみのよう。
 「秀よし 神代」は田沢湖町神代地区産のお米“めんこいな”を使用した逸品だ。

 ――ではでは、いただいた肴の数かずを。
 先に書いたが、どれもが酒に合う『これだよ、これ!』だ。

■さつま揚げInaho_stmag01
 試飲グラスの奥に写っていたものね。
Inaho_stmag02  自家製。肉厚のシイタケ入り。ひと仕事施された傑作。

■カレイ 骨せんべいInaho_senbei01
 二度揚げしてる?? パリッと香ばしい。

■やきとり&つくねInaho_yktri01
 辛味噌でいただくスタイル。

■刺身Inaho_sashimi01
 仕入れによってネタが微妙に変わる。
 〆鯖は大根の砧巻きで。“刺身”と言うより“お造り”と言うべきもの。
 仕事してるな。

■厚揚げInaho_atage01
 深谷ネギがたっぷりと乗って美味し。
 深谷ネギは、繊維が細いのか歯触りが軽く、独特な甘みがある。特にその甘さで評価が高いよう。糖度で10度~15度とも言われいわれて、鍋ものなどに向いているとも聞く。
 厚揚げと深谷ねぎのコラボレーションは最高だ。

■カワハギInaho_kwhg01
 干物だったか、失念。
 裏面写真もどうぞ。こちらの方か肉厚具合が伝わるかと。Inaho_kwhg02

■出し巻き玉子Inaho_dsmktmg01
 鮮やかな緑はほうれん草の色。
 これも「いなほ」の名物かと。
 焼きたてがまた格別に美味い。

■なめろうInaho_namero01
 対日本酒に最適化されている。
 いかんなぁ、酒がすすむ。要注意。

 サービス品をいただいてしまった。Inaho_glass01
 大根の皮を特性ダレで漬け込んだものだったかと。
 だからさ……。日本酒がすすんじゃうって。

■当り女Inaho_satrm01
 ソフトタイプ。
 「あたりめ」は「するめ」の“する”の印象が良くないから逆の“あたり”に変えたとの説があるが、それが「当り女」の漢字を当てることになった経緯が判らない。(←知っている方がいたら教えて!!)
 不謹慎だけれど、極上の女性を引き当てたような美味さから「当り女」?? まじか!?

■揚げ出汁豆腐Inaho_agdstf01
 こういう定番メニューがほんとブレない美味さなんだよ。

■帆立バターInaho_httebt01
 ちょっと創作系。たっぷりのシメジが嬉しい。

 写真の撮り忘れが多いけれど、残っている日本酒たちの写真もUpしておく。

Inaho_kubota01 Inaho_miwatari01 Inaho_hetgsoro01

 最後の写真は「いなほ」から熊谷駅方向を撮ったもの。
 良かったよ、熊谷駅そばで。Inaho_outs01

 東京に戻るの? 「いなほ」に22時20分までいても、走れば終電に間に合うよ、たぶん。
 (酔って走るのは止めておいた方がいいぞ!)

 

 

 

 


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「銀座魚勝」 @ 弥左衛門町


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 江戸城を数寄屋橋門から出て東へ、外堀に面したところが西紺屋町、その奥、東隣が弥左衛門町であった。
 現在の銀座4丁目2~3番地あたりである。
 弥左衛門町には、名主弥左衛門が城内にあった子育祈願の稲荷神社を地域の守り神、氏神として勧請した社があった。それがいまの「宝童稲荷神社」であるそうな。

Uokt_outs01 Uokt_outs02 Uokt_plate01  銀座魚勝は地域の歴史を大切にし、その「宝童稲荷神社」に奉納するための特別ないなり寿司を謹製開発。その“弥左エ門いなり”はランチタイムお持ち帰りのみの提供であるが、そこから火が付くように人気が広がり、今ではWebなどメディアにも露出。同ビル1階の有名店「登亭」とランチ支持率を競うような勢いではなかろうか。
 ひょっとしたら、これは「宝童稲荷神社」の寵愛を賜った結果なのかも。

 夜の外観写真は判りづらいか。昼間の写真もあげておく。

 さも知ったふりして綴っているが、こちら「銀座魚勝」さんを教えてくれたのは連れである。
 去年2019年10月の話であるが、そのときのディナーを紹介する。

Uokt_window01  また脱線するが、ショッキングだったのが、この窓からの眺めである。
 アルマーニとボッテガ・ヴェネタがしっかり見えている。
 晴海通り面したところあった天賞堂さんがなくなっている!
 そう、あの天賞堂さんすみからレンガ通りを伺ってたキューピッドも居なくなってしまったのだ。『ブラタモリ』にも出演したキューピッドなんだよ。
 (あの愛の矢に打ち抜かれたかったのに……、ナンテネ)
 調べて判ったことだけれど、キューピッドは天賞堂さんと一緒に引っ越しをして、銀座6丁目9番地のビル7階にいるようだ。

 ――脱線が過ぎる。Uokt_ins01

Uokt_menu01 Uokt_menu02 Uokt_menu03  梅林コースを注文。

Uokt_dmenu01 Uokt_dmenu02  乾杯は何をいったか失念。ご容赦。
 こちらの写真から。
■鯖の燻製と昆布出汁で漬けた南高梅Uokt_kunsaba01
 「魚勝」定番の先付け。

■焼き茄子すり流しUokt_nasusrng01
 生姜が効いている。香ばしさと爽やかさ、美味。

◆風の森 秋津穂 純米しぼり華Uokt_sake01 Uokt_sake01u
 奈良は油長酒造さんの逸品。

■季節の八寸Uokt_8s01
 どれから箸を付けようか!? わくわくさせてくれる一皿。

■お造り盛り合わせUokt_otukr01
 この日は、クエの昆布〆、サンマの肝醤油、ウニと鰹の漬け、イシマテガイ、(イカは品種判らず)。
 イシマテガイ、初体験。クセ無くつるりと美味し。
 他のネタはどれも仕事が施されていて、それぞれに強烈な個性を発揮。愉しい盛り合わせになっている。

◆美寿々 純米吟醸 ひやおろしUokt_sake02
 長野は美寿々酒造さんの銘酒。
Uokt_sake02u  美山錦100%。

■海老とセリのかき挙げUokt_kkag01
 仕入れの関係か、パクチーがセリに変更。
 でも、これはこれで大正解。

■メロカマの煮付けUokt_nituk01
 昔は“銀ムツ”と呼ばれていた“メロ”
 2003年のJAS法改訂から、流通名を本来の名称である“メロ”と一本化されたそうだ。
 艶やかに煮付けられ、メロも幸せだろう。

■セロリの浅漬けUokt_celery01
 お口直し。メニューにはなかったけれど。サービス品?

 梅林コースは以上なのだが、「まだまだ行けますよ~」ってことで。

◆七賢 純米 ひやおろしUokt_sake03  
 小さく「白州の名水仕込み」と記されている。
Uokt_sake03u  南アルプス、山梨銘醸さんの傑作。

■尾崎牛ローストビーフUokt_beef01
 トリュフ醤油に漬け込んだ卵黄がトッピング。後ろは舞茸。
 身も心も蕩(トロ)けそう、とはこの事か。

■海鮮焼きそばUokt_yksoba01
 遊び心あるこう云う路線も外さない。素晴らしい。

 「銀座魚勝」さん、堪能した一夜だった。

 ――以上。……ではない!

Uokt_to01  お土産、Take-Outで、
■弥左エ門いなりUokt_inari01
 内は“香る五目”“わさび穴子”の二種。Uokt_inari02
 実はこのお土産、いただくのは二度目なんだけれど、やっぱり美味し。評判違わず。Uokt_inari04

 ここまで含みで、「銀座魚勝」さん堪能!!

 ――と、「銀座魚勝」さん、2019年12月12日に新しいブランドを立ち上げたとのニュースが入ってきた。
 今度は完全紹介制。店名は「㐂津常」(きつね)。
 ――気になるぅ!

Uokt_annai01

【おまけ】

 ハードディスクに「弥左エ門いなり」の奉納先である「宝童稲荷神社」の写真があったので、紹介しておく。
 2018年11月、“銀座八丁神社めぐり”のときの写真。
 (このイベントは2019年11月にも行われた。2020年は……?)

Hma_kaisetu00  レンガ通りから「魚勝」さんの入っている銀座スバルビル手前の路地が2016年に整備されて「猿結参道 -えんむすびさんどう-」―― Happy Monkey Avenue ――として生まれ変わった。
 路地を回り込むと「宝童稲荷神社」が見えてくる。

Hma_hitonami00  この日はイベント“銀座八丁神社めぐり”で凄い行列だった。
 神社の前で可愛い猿たちが出迎えてくれていた。Hma_monkeys00 Hma_hodoinari00

 キューピッドはいなくなっちゃったけれど、お猿さんらが残った……と。
 これも移ろいゆく東京・銀座の1ページなのかな。

 

 


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「田舎っぺうどん」 @ 熊谷


 仕事で熊谷に向かった。
 昼食で、上司が“気になるお店がある”と言うので、足を運んでみた。


Inkpu_outs01


 その名も「田舎っぺうどん」。
 あとから調べって判ったことだが、熊谷を中心に加須、北本、上尾にグループ店を展開する大手。創業45年を数えるそうだ。


Inkpu_ins01  店内、活気がある。
 スタッフさんたちの流れるような所作。見惚れてしまう。


Inkpu_table01  卓上にはこしょう、胡麻、七味唐辛子。
 奥のメニューを手に取り、オーダーに迷う。
 迷うのもまた楽しい。


Inkpu_menu01


 「名物」の文字に惹かれて、
■半きんぴらInkpu_halfkp01
 極厚に切られている。
 牛蒡の甘み、香りがガツンと味わえる。もちろん人参も。このコントラストはきんぴらの醍醐味だ。


 温かいつけ汁うどんから、
■うま辛肉・大もりInkpu_umkrdm01
 うどんは角のエッジが残っっている。見事な手打ち。
 茹で加減は好みによって選べる。柔らかい麺も美味いしね。
 熱もりも可能。Inkpu_umkrdm02


 つけ汁はやや細かに切られた豚肉がいっぱい。
 この大きさが良いのかな。豚肉の甘さが辛さの中に優しい輪郭として現れる。美味し。Inkpu_umkrdm03


 こちらは同僚が注文したもの、同じく温かいつけ汁うどんで――
■塩肉ネギInkpu_sionkng01
 塩ベースの澄んだスープだ。
 (スープはなに何出汁なのか? 鶏?)
 こちらには胡椒が合うそうで、美味そうに頬張っていたぞ。


Inkpu_yudyuw01  〆にスープをうどんの茹で汁わって飲む。
 余韻を味わうべし。


 会計時に撮っ写真をいくつかUpしておく。Inkpu_regi02
 なんと、うどんやきんぴらだけでなく、つけ汁までがTake-Out可能。
Inkpu_regi01  こしょうや自家製唐辛子まで売っている。こしょうも自家製ってこと!?Inkpu_kouri01



 食べ終わって、不思議な郷愁感につつまれていることに気がついた。
 ――そうか、これって「武蔵野うどん」だ……


 日本全国にご当地うどんがある。
 有名なところだと、香川の讃岐うどん。秋田の稲庭うどん。前者が“手打ち”、後者が“手延べ”の代表格かな。
 他にも……、長崎の五島うどん、富山の氷見うどん、三重の伊勢うどん、群馬の水沢うどん。愛知名古屋の味噌煮込みうどんを挙げる人もいるかも知れない。


 で、関東武蔵野台地では小麦を作るところが多く、地粉の文化が発展した。そのうどんを「武蔵野うどん」と呼んだ。


 Wikipediaで「武蔵野うどん」を引くと、“普及範囲”の項にこう記されている。
『武蔵野とは、狭義には「埼玉県・川越以南、東京都府中までの間に拡がる地域」、広義には「武蔵国全部」ともされているが、「武蔵野うどん」の特徴を備えたものは、多摩地域の北部(小平市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、清瀬市、西東京市、東大和市など)から埼玉県川越市付近までの武蔵野台地上のエリアを中心に、北は埼玉県北本市や加須市、熊谷市、比企郡、東はさいたま市大宮区など、埼玉県の平野部全体に見られる。』
 この後半部分、これはここ「田舎っぺうどん」のことを指して言っているのではなかろうか。


 「田舎っぺうどん」は武蔵野うどんの正当なる継承者に違いない。


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「台所屋」 @ 岩本町

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 出張の際にランチ利用したお店。


 自分、平日のランチは概ね社食である。なので出張先でのランチは目先が変わるようで楽しい。
 出張先でお弁当が用意されていることもある。が、それだとちょっとつまらない。
 食事処が近傍にあるのなら、自由に外食させてもらったほうが嬉しい。
 とは言え、昼食休憩は限られた時間であるから、その時になってお店を探しているようでは昼食難民になりかねない。故に手ごろで使えそうな(そして美味しそうな)お店を事前に探し出しておく必要がある。
 自分、この出張先でのランチ店探査、けっこう好きだ。


D191008_lm  今回、蕎麦屋、中華屋だのに混じって、目星をつけていた一軒がこの「台所屋」である。
 出張は4日間にわたるものであったのだが、初回で気に入って結局4日連続でお邪魔した。


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 1st.。
 魚系メニューも用意されているが、お肉料理が看板メニューのよう。
■鶏モモ山賊焼Didkry_snzky01
 たっぷりのサラダに加えて、副菜・小鉢も付いてきて、健康バランス配慮型。
 メインの鶏モモは醤油ベースのしっかりした味付け。日本人ならばこの風味を否定する者はいないであろう完成度。美味。Didkry_snzky02
 これが¥780! しかも、ご飯、みそ汁のお代わり無料で、13時以降ならばコーヒーまで付く。
 ――感涙。


 2nd.。D191009_lm
 続けてお肉メニューで。
■牛100%ハンバーグDidkry_hmbg01
 副菜のもやしナムルも手堅い味付けて美味しかった。
 メインのハンバーグは言わずもがな。
 このソースのてかり具合を観れば想像つくであろう。Didkry_hmbg02
 一応、断面写真もUpしておく。Didkry_hmbg03
 ¥880は、素晴らしいコスト・パフォーマンスと思う。


 3rd.。D191010_lm
 この日は日替わりのセットをチョイス。
■豚ロース ポークチャップソースDidkry_porkc01
 ポークチャップ……、久しぶりだった!Didkry_porkc02
 豚テキもしっかりとした厚みでよろしい。Didkry_porkc03


 この日の副菜は結構自分の好みのタイプ。
 白飯にかけていただいた。Didkry_porkc04


 4th.。D191011_lm
 (こうなってくると、毎日変わるメニューボードを見るのが楽しみだ)
 本日の焼き魚“目抜塩糀”とどちらにすべきか迷った。
 でも次はいつ来られるか判らないので、レギュラーメニューでいただいていないこちらを。
■豚と野菜の旨塩炒めDidkry_byumas01
 あぁ、これも美味し。旨塩炒めとは良くも名付けたり。Didkry_byumas02


 以上。
 結局、お肉メニューばかり行っちゃったな。
 焼き魚、最後に行っておけば良かったか……。うじうじと考え込む。


 でも本領発揮は夜なのだろうなぁ。美味しそうな日本酒が掲示されていたし。
 誰が言ったか『居酒屋ランチは侮れない』。まさに「台所屋」のランチはそれだった。


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「つくしん」 @ 佃島


 一応、自分、“東京シティーガイドクラブ”会員であったりして、東京の情報番組などをチェックしている。
 TOKYO MX の『週末ハッピーライフ! お江戸に恋して』はお気に入りのTVプログラムであるが、その番組で紹介されていた。

 佃島の回で、住吉神社などを巡ったのだが、佃煮屋さんの紹介でつくしん――と聞いたとき、自分の頭の中は“??” えっ? 「どこ?」って感じだった。

 佃島に老舗佃煮屋さんがあることは知っていた。
 佃大橋から見える「佃源 田中屋」「天安」、ちょっと奥まった処に「丸久」と、老舗3店舗がかたまってある。Tukudaob_view01

 「天安」が創業天保8年(1837年)、「丸久」が創業安政6年(1859年)、「佃源 田中屋」は定かではないが、一説では天保14年(1843年)創業と言われ、いずれも江戸期からの老舗である。
 番組のコンセプト的にはこれら老舗がくると思うでしょ?

 番組中でもそういったところの解説はあったが、あえて比較的若い「つくしん」の紹介と云うことであった。
 「つくしん」は1980年(頃)の創業である。

Tkshn_guide01  気になって、“探して”行った。
 “探して”である。
 お店ホームページに詳しい案内があって、それを見てから行けば良かったのだが、スマホで検索して、立ったバルーンを手がかりに行ったら、ちょっと迷った。
 佃1丁目2-1にある案内を見落としたのだ。(写真をUpしておく)Tkshn_outs01

Tkshn_menu01  レギュラーで12種類佃煮が用意されていて、季節ごとか(?)変わり種もある。
 この日は“きくらげ”。Tkshn_menu02

 贈答用に経木で包んでの仕様もある。Tkshn_omiya01
 が、自分は自宅用、酒のアテであるから、少量ずつ5種を購入。簡易な紙袋に入れてもらった。Tkshn_jtky01 Tkshn_ttm01
 手下げの紙袋が可愛いデザインで、ちょっと欲しくなったが、リュックに入れるので遠慮した。
 また、一包みごと解説が記されてるのが良いね。

 お店ホームページにあるが、「つくしん」の佃煮はタレを煮切ることはなく浅めの煎りで、その分、賞味期限が3週間と短いのだが、塩辛いようなことはない。
 主張することがない、控え目な印象だが、その分主役を引き立てる。名脇役的な佃煮であった。

 例えば“きくらげ”だが、とんこつ味のカップラーメンに投入してみたら、すばらしい活躍で、目を瞠り、舌を巻き、膝を叩いた。

 故に再訪し、色いろ購入。
 “かつおそぼろ”などもお薦めだ。最高の“ふりかけ”だよ。

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『路頭に迷う』→『渡りに船』→『災い転じて……』

 

 2019年元旦。
 近所の社(やしろ)をお参りした。
 源覚寺・こんにゃく閻魔慈眼院・澤蔵司稲荷白山神社と巡り、そのあとぐるっと散歩した。
 三社巡って、何をお願いしたか? それは内緒。

 上中里を超えて石神井川が隅田川に流れ込むちょっと前の豊石橋まで行って、さて、昼飯はどうしよう? ――と、思い出したのが「巣鴨更科」。数年前、元旦に開いていて助かった事があった。
 巣鴨地蔵通商店街を目指した。
 歩くうちにどんどん腹はへっていき、庚申塚から地蔵通商店街に入った時にはもう“ペコペコ”状態だった。
 「更科」はもうすぐそこだ、と商店街を下るも、なんと「更科」が消失しているではないか……!

 (帰宅してから『食べログ』で確認したら閉店していた。大正4年創業の趣(おもむき)のある蕎麦屋だったのに……。残念!)

 あてにしていたお店がお休みだったり、閉店していたりすると、それは結構なショックである。
 『路頭に迷う』とは、こういう状態をいう。
 初詣客でにぎわう巣鴨地蔵通商店街だが、元旦から開いている良いお店/食指が向くお店は、はたしてあるだろうか?
 儚い記憶(メモリー)を検索すると、一軒出てきた、元旦から開いているであろうお店が。
 台湾である。

 行ってみるとしっかり「営業中」の札が! ――助かった。 Taiwan_outs01

■担仔麺(タンツーメン) ¥800Tantumen_00
 散っている緑はパクチー。
 手前の黒い玉は「鉄玉子」。「台湾」名物のひとつ。Ttamago_dm
 麺が以前いただいたものと変わっていた。一般的な細ちぢれ麺のよう。Taiwan_outs02
 スープはすっぱ辛い系。卓上に特製唐辛子があったが使用せず。

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 お持ち帰りメニューが目に止まり、家には「おせち」的なものは用意していなかったなぁ、と思ったところに、女将が「塩水鴨」を薦めてきた。
 正月なので仕込んだそうだ。
 『渡りに船』とはこのこと。
 ついでに「香腸」も、お持ち帰りでお願いした。

■塩水鴨Kamo00
 凄い。ぶ厚く切ってあるなぁ。

■香腸Cyohdume00
 右上の白いものはニンニクスライス。右下がコチジャン。

Omiyage_tn  女将に砂糖不使用という「パイナップルケーキ」も薦められたが、それは遠慮した。

 「更科」の消失に愕然とするも、「台湾」に転換して昼食にありつき、しかも晩酌のアテまで手に入れると云う『災い転じて福となす』状態。
 これは2019年、幸先良いスタートだ!
 三社巡り、恐ろしいほどの即効性!

 

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