戯言淡々

「つくしん」 @ 佃島


 一応、自分、“東京シティーガイドクラブ”会員であったりして、東京の情報番組などをチェックしている。
 TOKYO MX の『週末ハッピーライフ! お江戸に恋して』はお気に入りのTVプログラムであるが、その番組で紹介されていた。

 佃島の回で、住吉神社などを巡ったのだが、佃煮屋さんの紹介でつくしん――と聞いたとき、自分の頭の中は“??” えっ? 「どこ?」って感じだった。

 佃島に老舗佃煮屋さんがあることは知っていた。
 佃大橋から見える「佃源 田中屋」「天安」、ちょっと奥まった処に「丸久」と、老舗3店舗がかたまってある。Tukudaob_view01

 「天安」が創業天保8年(1837年)、「丸久」が創業安政6年(1859年)、「佃源 田中屋」は定かではないが、一説では天保14年(1843年)創業と言われ、いずれも江戸期からの老舗である。
 番組のコンセプト的にはこれら老舗がくると思うでしょ?

 番組中でもそういったところの解説はあったが、あえて比較的若い「つくしん」の紹介と云うことであった。
 「つくしん」は1980年(頃)の創業である。

Tkshn_guide01  気になって、“探して”行った。
 “探して”である。
 お店ホームページに詳しい案内があって、それを見てから行けば良かったのだが、スマホで検索して、立ったバルーンを手がかりに行ったら、ちょっと迷った。
 佃1丁目2-1にある案内を見落としたのだ。(写真をUpしておく)Tkshn_outs01

Tkshn_menu01  レギュラーで12種類佃煮が用意されていて、季節ごとか(?)変わり種もある。
 この日は“きくらげ”。Tkshn_menu02

 贈答用に経木で包んでの仕様もある。Tkshn_omiya01
 が、自分は自宅用、酒のアテであるから、少量ずつ5種を購入。簡易な紙袋に入れてもらった。Tkshn_jtky01 Tkshn_ttm01
 手下げの紙袋が可愛いデザインで、ちょっと欲しくなったが、リュックに入れるので遠慮した。
 また、一包みごと解説が記されてるのが良いね。

 お店ホームページにあるが、「つくしん」の佃煮はタレを煮切ることはなく浅めの煎りで、その分、賞味期限が3週間と短いのだが、塩辛いようなことはない。
 主張することがない、控え目な印象だが、その分主役を引き立てる。名脇役的な佃煮であった。

 例えば“きくらげ”だが、とんこつ味のカップラーメンに投入してみたら、すばらしい活躍で、目を瞠り、舌を巻き、膝を叩いた。

 故に再訪し、色いろ購入。
 “かつおそぼろ”などもお薦めだ。最高の“ふりかけ”だよ。

Tkshn_noren01

 

 


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『路頭に迷う』→『渡りに船』→『災い転じて……』

 

 2019年元旦。
 近所の社(やしろ)をお参りした。
 源覚寺・こんにゃく閻魔慈眼院・澤蔵司稲荷白山神社と巡り、そのあとぐるっと散歩した。
 三社巡って、何をお願いしたか? それは内緒。

 上中里を超えて石神井川が隅田川に流れ込むちょっと前の豊石橋まで行って、さて、昼飯はどうしよう? ――と、思い出したのが「巣鴨更科」。数年前、元旦に開いていて助かった事があった。
 巣鴨地蔵通商店街を目指した。
 歩くうちにどんどん腹はへっていき、庚申塚から地蔵通商店街に入った時にはもう“ペコペコ”状態だった。
 「更科」はもうすぐそこだ、と商店街を下るも、なんと「更科」が消失しているではないか……!

 (帰宅してから『食べログ』で確認したら閉店していた。大正4年創業の趣(おもむき)のある蕎麦屋だったのに……。残念!)

 あてにしていたお店がお休みだったり、閉店していたりすると、それは結構なショックである。
 『路頭に迷う』とは、こういう状態をいう。
 初詣客でにぎわう巣鴨地蔵通商店街だが、元旦から開いている良いお店/食指が向くお店は、はたしてあるだろうか?
 儚い記憶(メモリー)を検索すると、一軒出てきた、元旦から開いているであろうお店が。
 台湾である。

 行ってみるとしっかり「営業中」の札が! ――助かった。 Taiwan_outs01

■担仔麺(タンツーメン) ¥800Tantumen_00
 散っている緑はパクチー。
 手前の黒い玉は「鉄玉子」。「台湾」名物のひとつ。Ttamago_dm
 麺が以前いただいたものと変わっていた。一般的な細ちぢれ麺のよう。Taiwan_outs02
 スープはすっぱ辛い系。卓上に特製唐辛子があったが使用せず。

Menu01

 お持ち帰りメニューが目に止まり、家には「おせち」的なものは用意していなかったなぁ、と思ったところに、女将が「塩水鴨」を薦めてきた。
 正月なので仕込んだそうだ。
 『渡りに船』とはこのこと。
 ついでに「香腸」も、お持ち帰りでお願いした。

■塩水鴨Kamo00
 凄い。ぶ厚く切ってあるなぁ。

■香腸Cyohdume00
 右上の白いものはニンニクスライス。右下がコチジャン。

Omiyage_tn  女将に砂糖不使用という「パイナップルケーキ」も薦められたが、それは遠慮した。

 「更科」の消失に愕然とするも、「台湾」に転換して昼食にありつき、しかも晩酌のアテまで手に入れると云う『災い転じて福となす』状態。
 これは2019年、幸先良いスタートだ!
 三社巡り、恐ろしいほどの即効性!

 

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「悠」 @ 神田

 

Haruka_outs

 純然たるラーメン屋さん。
 最近の自分は中華屋さんを訪ねるケースが増えて、その分いわゆる「ラーメン屋」さんに入ることが少なくなってきている。
 『食べログ』集計機能で確認すると、現在(このレビューUp前で)1位が112件で“中華料理”。続いて111件で“ラーメン”。たぶん、このレビューで同数の112件になる。
 ちなみに3位は97件で“そば・うどん・麺類”。
 『食べログ』の分類集計機能は便利だ。地域ごとの分類もしてくれるし。

Menu00

 まぁ、それは置いておいてである。
 はじめは散歩の途中の飛び込み、事前情報なし。
 その後、平打ちちぢれ麺が気に入って、何度か訪ねた。

Haruka_ins

 後から調べて判ったことだが、店主さんは新宿西口の「ほりうち」出身だそうで、なるほど言われてみれば、麺にスープに、メニュー構成にその面影がある。

Kenbaiki

 ではでは、いただいた品々を――。
■特選 悠 らぁめんTokusen00
 さすが「ほりうち」DNA、チャーシューが立派。味付け玉子も良い感じだ。Tokusen02_2
 一番気に入ったのは、この平打ちちぢれ。Tokusen01

 お店のホームページに記されているが、「悠」には4つのこだわりがあるそうだ。
 “麺”,“スープ”,“チャーシュー”、そして使用している“水”。
 ミシュラン一つ星、大塚「鳴龍」でも使用している“エレン水”という水である。
 自分、不勉強で知らなかった。
 エレン水は70数種もの宝石・鉱石を超高温で熔解して造ったセラミックをフィルターにし、あらゆるスケール(炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,ケイ酸カルシウム,ケイ酸マグネシウム,酸化鉄,etc)を取り除くのだそうで、料理に適した超軟水と言えるかも。

■月見らぁめんTukimi00
 ナルトがかまぼこになる。
Tukimi01  平打ちがほどけた黄身を絡めとる。美味。

■納豆らぁめんNatto00
 ビジュアル、この泡立ちはインパクト大。
 生卵が一個分が入っているそうで、それでこのミルキーなムース状に。
 ほらほら、平打ちちぢれが泡あわだ。Natto02
 納豆も撮っておく。Natto01

 意表を突かれたのがこちらサイドメニュー。
■欧風カレーOuhucurry
 本格的。香りが良い。ラーメン屋さんで!?って感じ。

 季節で変わる限定メニューがあるし(この1月は「旨辛らぁめん坦々風」!)、ゆで餃子も未食だし。
 また行かないと。

Kanban

 

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「えー! そうなんですか!」>「楠知」 @ 久我山

 

Nanchi_outs

 散歩の途中で、事前情報なし。
 腹がへってきたところに、ちょうど現れた中華屋さん。
 場所は千歳烏山と久我山の中間辺り、これを逃したら昼食難民になりそう……。
 表からはメニューどころか、店名すら判らないお店であったが、勇気を出して暖簾をくぐった。

Counter
 店内はカウンターと二人がけの小さなテーブル2卓。
 ラーメンが¥400と安い。
Menu00

■半チャーハンとラーメンのセットRamen_hcyahan_00
 チャーハン皿に楠知との名入れ。ようやく店名が判った。
 ――でも、何と読むのか判らないけど。

 いやいや、大切なのは味の方である。

 半チャーハンはシンプル。もの足りない感じもあるが、ふわふわ感は好みだ。
 ラーメンの方は、しごく真っ当な支邦そばで、ほっと落ち着くような優しさだ。
 店内の隅に“大勝軒”と名入りの麺箱があった。永福町系大勝軒グループと同じもののよう。だとすると、草村商店さんの20番かも知れない。Men_up

 真っ当な仕事ぶりと、安さに惹かれて再訪。
 今度は“タン・ギョー”で。

■タンメンTanmen00
 左上でボケて写っているのは辣油。タンメンといっしょにサーブしてくれたのも。
 スッキリしたスープに野菜たちの甘さがのって滋味深い味わいだった。

■餃子Gyoza00
 控えめに(メニュー写真左下)「こだわりのギョーザ おいしいよ!!」との案内掲示があった。
 ニラが多めかな? 確かに美味しい餃子だった。

 がしかし、餃子皿が変だ。「難地」との名入れ。Nanchi_ath
 あの板橋区の「難地」か?
 「難地」は大好きな街中華の一軒。“隠れた名店”とも思っているお店である。

 何故、ここに「難地」の餃子皿があるのか?
 もう気になってしょうがない。

 会計時、店主さんに尋ねた。
 回答は――
 店主さん最後の修行先が「難地」であったとのこと。
 “ナンチ”つながりでこの店の名が「楠知」となったこと。
 「えー! そうなんですか!」思わず声が大きくなってしまった。
 店名の読み方もこのとき判った次第。
 きっと出店の際に、餃子皿を分けてもらったのだろう。

 優しい支邦そばのごときラーメン。チャーハンに紅ショウガを添えるスタイル。確かに「難地」に通じるものがある。
 修行先が「難地」だったのか。そうとは知らずに食べていた……!
 2016年、食べ歩きLIFEのなかで、一番驚いた事であった。

 

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「来集軒」 @ 八広

 

Raisyuken_outs

 「来集軒」の屋号は都内に散見できる。一番有名なのは東京ラーメン発祥の店とも言われる浅草「来集軒」。他、西から、下井草新馬場御徒町(閉店)台東区清川〔南千住〕墨田区京島〔小村井〕、八広、堀切菖蒲園東大島。埼玉にも在って、浦和加須元町加須久下
 知っているだけでも両手の指が折れる。
 来集軒の歴史はこちら「喜劇 らーめん食べ歩き」に詳しい。リンクを貼っておく。

 すべての来集軒を廻って見た訳ではないが、今回紹介の八広「来集軒は下町特有の活気と醸し出されるディープさにおいては、突き抜けたレベルであろう。

 行くといつもほぼ満席状態。相席必至。Raisyuken_ins
 壁のメニュー短冊が撮れなかった。ご容赦。

 みんな呑んでいるから、自分も呑む。昼間だけど。
■ハイボールHigutball
 ここでハイボールと言えば焼酎ハイボールだ。
 かっぱえびせんがお通し。

■餃子とヤサイイタメGyoza_and
 餃子と焼酎ハイボールは最高にイケテル組み合わせと思う。Gyoza_dm
 ヤサイイタメは、しっかりお肉も入っている。そのコクが野菜を旨くする。Yasaiitame_up

■半チャーハンHancyahan_00
 ふかふか。塩梅がよろしい。

■五目ソバ5eyessoba
 ナルト2枚の他、紅白かまぼこも。
 玉子も3種。うずら玉子と向こうに厚焼き玉子、下に具材らを閉じた玉子。
 肉もチャーシュー ――このチャーシューが旨い―― だけでなく、たっぷりの豚こまが玉子に閉じられていた。5eyessoba_niku
 一段と豪勢な五目ソバだ。これで¥650は安い。5eyessoba_up

 変わったところで、こんなメニューもある。
■カツソバKatusoba
 かつ丼の頭が乗ったスタイル。Katusoba_kdm
 こちらも¥650。Katusoba_up

 ここは危険だ。ついつい“呑み”に走ってしまう。
 ハイボール¥300。餃子¥300。安いのだよね。
 ヤサイイタメ¥400。ピーマン抜きも対応。
 ラーメン、ソースヤキソバはジャスト1コイン¥500。
 半チャーハンは値段忘れたけれど、おそらく¥300程度。
 そうそう半カレー、半ラーメンもオーダー可。
 サービス精神旺盛なんだな、きっと。

 

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「Mallorca」 @ 二子玉川rise

 

Mallorca_outs1

 二子玉川から歩き出すとき、Mallorcaで朝食を摂ることが多い。
 散歩スタートに合わせたモーニング-シリーズである。

 二子玉川タイムスパークの跡地にriseがオープンしたのが2011年3月。オープン後も周りでは工事が続いていて、いつまで再開発が続くのかと思っていたら、2015年4月にテラスマーケットから立派な公園まで整備されて一大複合商業タウンとなった。
 その時、スペインから「Mallorca(マヨルカ)」が誘致され、注目を集めた。
 「Mallorca」は1931年から続くスペイン王室御用達のグルメストアであり、riseの店が海外進出一号店となったからだ。
 参考までに、Web『FASHION PRESS』の記事を貼り付けておく。

 riseのホームページにある二子玉川の歴史も面白いのでついでに見るべし。

 rise再開発は東急グループの仕業であるが、足を運ぶたびに、精錬されどんどんお洒落になっていく街に感嘆する。

Timeb
Terrace
Mallorca_ins1

 話をもどそう。
 riseテラスマーケットには以前汐留店をレビューした「Bubby's」も入っているけれど、「Mallorca」の方が1時間が早く9時オープン。なので朝食率は「Mallorca」に軍配が上がる。

Morningmenu Drinkmenu

Disp_ensiamda_00

 先の『FASHION PRESS』の記事にあるが、「Mallorca」と言えば、スペイン・マヨルカ島の伝統菓子「エンサイマーダ」である。
 自分、決して甘党ではないが、デニッシュ系には何故か食指が向く。
 左から、
■エンサイマーダ,エンサイマーダ・ヌエス,トルテルEnsiamda_s00
 “ヌエス”はシナモンが効いていて、トッピングのアーモンドスライスやナッツ類も合わさってリッチ感が増したエンサイマーダ。
 “トルテル”はアーモンドペーストが練り込まれたタイプ。

■本日のスープ・カボチャのポタージュSoupe_01

 春先にいただいたもの。
■ハニートースト,エンサイマーダ・サクラクレマHannyt_skr
 右はこの日のスープ、キャベツのポタージュ。
 “サクラクレマ”はサクラ風味のクリームがサンドされたもの。Skre_ins
Disp_ensiamda_01

 飲み物は、
■セット・カプチーノCappuccino

 甘いものばかりじゃなくて、時にはしっかりと……

Disp_tapasdrli_01
Disp_sozaips_01

■海老のカクテルソースEbicacktail

■インゲンとブルグールIngenbg

 後ろから
■極厚イベリコベーコン,ヨークハムMSozaipans

Gochiso_00  左の飲み物はアイスラテ。

 こんな感じで二子玉モーニングはやっぱりお洒落。
 自分なぞ、無理に背伸びをしているきらいがあるけれど、まぁなんとか。

 11時からのランチメニューも載せておく。Lunchmenu
 おぉ、昼からカヴァですか!

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「ボタン」 @ 東武練馬

 

Botan_outs

 散歩スタートに合わせたモーニング-シリーズ。
 前回レビューの「蕎麦政」@六町もそうだったのだけど、アピールしていなかった。

Menu01 Menu00

 こちら「ボタン」は朝8時から深夜0時まで通し営業。ウリはモーニングだけではないが、自分は朝利用。
 そして、昭和の雰囲気を今に伝える老舗。行ってみたかった“喫茶店”であった。

Botan_ins
Dolls

 メニューはホットケーキから、うどん、ビビンバまであって、何でもあり状態。

Menu_m

Menu_s Menu_a

 では、モーニングメニューから。
■ハムエッグ とろ~りチーズのオープンサンドHamegge00
 「ボタン」版クロックムッシュ、といったところか。
 玉子がゆで玉子スライス。“茹で”でしか出せない玉子の風合いがミソ。
Hamegge_up ハムは下敷きになってチラとしか見えないけれど、ガブリといけばその存在感は盤石。
 トーストの厚さも良い感じだ。

 画的に普通だけれど、アイスコーヒー写真もUpしておく。Icecoffee

 別の日。
 ゲーム卓でいただいてみた。Game

 こちらもモーニングセット。これで¥750。
■ロースハムカツのセットHamkatsu_00
 右のガラス容器に入っているのはフライ用のソース。
 付け合わせにナポリタン。小ライスにはお新香までついて、この値段は安い。
 ボリュームたっぷり。朝食がこれならば、ちゃんと働かなければなるまい。Hamkatsu_up

 でもやっぱり……、ゲーム卓は食べづらいね。
 しかししかし、この雰囲気も味のうち。

 「ボタン」、立地は旧川越街道から赤塚村に向かう道の分岐点、追分にある。
 時代をさかのぼれば、「ボタン」はそのまま街道沿いの茶屋である。旅人が串団子を頬ばって、いっぷくしていそうだ。  外観写真、左に見切れているのは「北町観音堂」。江戸東京歴史研究におけるひとつのポイントに、こうした骨董品的喫茶店が残っていて、現役をはっている。―― 何か暗示的。不思議なパワーを感じる。この追分は時間の流れが遅いのか? そんな訳ないよね。

 

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「開楽」 @ 池袋

 

Kairaku_outs

 池袋の有名店。『食べログ』の口コミ数が200超。
 並びの「バッカス」には足を運んでおきながら、こちら開楽への訪問が遅れた。

 お店ホームページによると、創業が1954年。
 「バッカス」の創業が1951年だから、池袋のこの界隈って戦後の東京を引っ張ってきたようなイメージか。

 オープンして数年で“なべ底景気”と呼ばれるデフレーションの渦に巻き込まれたハズで(1958年後半から好転、岩戸景気と呼ばれるそうだが)、よくも頑張って残ってくれたなぁ……、などとその当時生まれてもいない自分が言うのは不遜な話。

 メニューはお店ホームページに詳しいので省略。
 店内写真も混み合っているので、目の前のカウンターで勘弁して。Water00

■五目そば&餃子5eyes_gyoza
 餃子は3ヶで一人前(¥360)。ひとつ追加につき+\120。
 この“ジャンボ餃子”が開楽のウリ。

 五目そば(¥800)にはカニカマが入っている。5eyes_up

■明太子レタスチャーハン&餃子Rettucecy_gy
 明太子とレタス、善くぞ合わせてくれた。
 シャキシャキ感とプチプチ感、食感の妙である。
 お値段¥780。Rettucecy_up

■海老そば(¥980)Ebisoba00
 軽くトロミが付いている。
 冬はこのてのラーメンが温まる。Ebisoba_sup

 最後に餃子の断面を。Gyoza_dm
 お店ホームページにあるが『新鮮な野菜と特別に挽いた「上ひき肉」をたっぷりと使った具を、特製の皮で包み込んだジューシーな餃子』。
 確かに、皮が美味し。比較的厚めで弾力のある歯応え、焦げ目は香ばしい。
 Take-Outも凄い売れている。

 

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開楽 本店
夜総合点★★★☆☆ 3.3

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「ラッキー飯店」の想い出

 

 『食べログ』にも情報が寄せられているが、春日(住所的には小石川)の「ラッキー飯店」が閉店した。

 小石川に転居してきてから、何度お世話になったことか……。

Luckyhant_outs

 お気に入りの中華屋さんが閉店してしまうこともそうだが、この春日・後楽園駅前再開発は自分にとって人ごとでない。お隣の一区画がまるまるなくなって、長期にわたり取り壊しだと建築だのと工事がつづくことになる。
 変わり続けるのが魔都東京の魅力だけれど、正直ちょっと複雑な気持ち。

 閉店の噂を聞きつけて訪問した12月21日。空調機にでかでかと告知の貼り紙が。
Kokuthi01  そうか、30日まで営業するんだ。

Menu01
Menu02

Hapveg_00 Hapveg_01

 メニューを眺めると少し迷ったけれど、決めていたメニューにした。
■五目炒飯と餃子5eyescyah_andg
 エビ、カニ好きの自分の大好物である。 5eyescyah_up
Gyouza0  餃子の具は敢えて粗く切られていて、ざくっとした歯応えが愉しい。 Gyouza_dm

 隣に座った常連さんが、親子丼を注文した。
 「今まで食べていなかったものを食べようと思って……」だって。
 その気持ち分かる。

 TV『モヤモヤさまーず2』でフィーチャーされたときに、カツ丼が絶賛されて、それ以降丼もののオーダーが増えたらしい。
 店主さん曰く、「うちのはラーメンの出汁で作るから、蕎麦屋の丼ものとはひと味ちがうんだよ」。
 なるほど。

 『モヤモヤさまーず2』のバックナンバーを探していたら、サッポロのウエッブマガジンが「ラッキー飯店」をフォローしていたので、リンクをつけておく。

 帰り際、聞きつけていた移転先のことを尋ねると、「まだはっきり言えないんです」とのこと。何かとっても大変そうだ。

 12月29日、夜6時頃行ったら店外に待ち人が並んでいた。
 さすが「ラッキー飯店」!
 寒い夜に並ぶ根性がなく、翌12月30日、夜営業始まりの5時に駆けつけた。

 空調機に貼られた告知が変わっていた。
Kokuthi02  むむ、うわさで聞いた移転先は間違っていなかったようだ。
 柳町はじぶんの住処。「ラッキー(幸運)」がじぶんに近づいて来てくれるようで、ちょっと嬉しい。

 移転前のラストオーダーはこれ。
■五目そば 5eyessoba00
 醤油系より塩系が好きで。
 チャーシュー、しっかりと味が染みていて美味かった。
 ほうれん草もいっぱい入れてくれて、あざーすっ!

5eyessobaup  合掌。ご馳走様でした……!

 今日1月1日、初詣に向かう途中で「ラッキー」さんの前を通ったら「お客様各位……」との告知があった。
Aisathu
 ……あぁ、やっぱり切ないよ!!!!!

 

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2016年 迎春の酒

 

 散歩で千駄木の方にぶらっと廻った。ふと思いつき、伊勢五によって正月、迎春のための酒を買った。

 伊勢五さん、以前は谷中は三崎坂で営業していたのだが、千駄木は須藤公園の裏手に移転し、もうすぐ10年になろうとしてる。

Isego_outs

 ちなみに須藤公園は、江戸時代の加賀藩支藩、大聖寺藩(十万石)の屋敷跡だそう。
 いまは、裏手の伊勢五さんの店構えが立派で、どこぞの社長さんの邸宅のように見えなくもない。

 一方、以前の三崎坂の店舗はリノベーションされて、自転車ブランド「tokyobike」の直営店になっている。こちらはこちらで大好評のよう。
Tb_galleryimg2
 写真は「tokyobike」のホームページからいただいてきたもの。悪いのでリンクを付けておく。

 ……で、買ってきたお酒である。

 店員さんへの所望は、“濃厚旨口系、燗にしてもイケル酒”と云うもの。
 何点か紹介されて、選んだのがこちら。
◆春霞 栗ラベル・黄

Harugasumi00
 なんと、冷やおろし。
 この時期まだあるの? え、これを燗にするの?
 「燗にすると膨らんで、また良いんですよ」とのこと。
 げげ、自分より若いスタッフさんから酒の飲み方をご教示いただいてしまった。
 まぁ、そのような流れで秋田六郷の栗林酒造の一品を購入。

Harugasumi_k

 もう一本、ウインドーケースを覗いていた段間で決めていたものがあって、
◆雪だるま

Yukidaruma00
 この夏、こちの酒蔵、仙禽の「かぶとむし」を飲んで(「はつくら」@秋葉原でのこと)、その時の印象が良かったので、仙禽の冬酒をいってみたくなったのだ。
 すると、さっきのスタッフさんが――
 「これ、凄いですよ。漉してあるみたいですね。糀のつぶつぶ感がないんですよ!」
 おぉ、飲んだんだ。

Yukidaruma_k

 伊勢五のスタッフさん、若い人多いよね。
 でも、みんなちゃんと勉強しているみたいで、なかなか素晴らしい。

 あぁ、元旦になるまで開栓はがまんしよう。
 冷やおろしを燗にしてみるか。
 雪だるまは冷蔵庫の中で沈殿分離してきているし、楽しみだ~。

 

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